2009年 01月 23日

東大構内の半日

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 晴れると言う。暖かいと言う。たしかに昼過ぎから陽が射してきた。
伊呂波文庫さんがお客様から聞いた、東大の博物館目指して行こう、
大江戸線で本郷三丁目まで。

 すぐに着く。でもその前に、木下順二「本郷」にあった中央教会を
まだ見ていないから、行かなきゃ。
 (あっ、和菓子の藤村。臨時休業ですって、残念。義母にお土産が
できたのに。)
 中央教会は、それほど魅力的ではなかったが、隣の税理士事務所が
すてきだ。堂々たる木造モルタル二階家である。

 東大構内へ。工学部や文学部の方は見ているが、医学部辺りはまだ
ちゃんと見回っていない。入った時点で、博物館の件は頭から吹き飛び、
ひたすら煉瓦造の建物に専念する。あすこもここもうつくしい。陽射しも良い。
建物のアールに射す樹の影が、的確だ。

 ほんとの煉瓦はいいな。煉瓦タイルや煉瓦タイル・パネルと全く似て非なる
うつくしい素材だ。この環境なら入学してもよかった。が、二人とも理数系が
駄目だから、あちらから断られる。

 昨日の雨で敷石がまだ濡れている三四郎池へ。静かだ。都心の真っ只中
とは思えない。水面を見ていると引きずり込まれそう。

 通りを渡って農学部へ。休むところはないかと見渡すが、ない。
「ルオー」にしよう。チェーンのキャフェでない、喫茶店は落ちつく。
隅の席で原書を読む、地味な古典的大学生が、まだいる。
 「ルオー」並びに昔からあった「いわしや」で、奇麗な薬瓶を買う。

 義母と三人で夕食。彼女へのお土産が「ルオー」のマッチだけ
になったのが、申訳ない。
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by byogakudo | 2009-01-23 21:06 | 雑録 | Comments(0)


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