2009年 02月 09日

アドルフォ・ビオイ=カサーレス「モレルの発明」を読み始める

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 昨日の写真の猫は、下北沢・マサコ入り口に貼ってあった写真です。
書き落としていました。

 昨夜からアドルフォ・ビオイ=カサーレス「モレルの発明」(水声社
08新装初帯)を読み始める。90年初版の装幀が気になる。

 こちらは映画化された際の写真がJに使われている。売るために
必要な措置とわかっているけれど、特に単行本で映画の写真を
使われるのは好きではない。
 映画と本とは別々の作品だし、どんなに出来のいい映画であれ、
役者の顔写真が使われると、物語の登場人物としての匿名性に
影響する。また、裏Jの鏡に映る男女の映像は、小説のなぞりの
ように感じられて、困る。

 この本ではないが、表紙全面にイラストレーションが施されている
装幀も苦手だ。新刊書店で、平で見せて売る方法が取られるので
装幀で目立たせるのも仕方ないのだろうが、題名・著者名・出版社名
だけでは、そんなに目立たなくなるかしら。反乱する絵柄や写真版の
中に置かれたら、逆に目立つのじゃないかと、素人は思う。
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by byogakudo | 2009-02-09 12:58 | 読書ノート | Comments(0)


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