2009年 02月 26日

東京新聞2月25日夕刊「文芸時評」より

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 東京新聞夕刊の「文芸時評」に、担当者・沼野充義が、
村上春樹のエルサレム賞受賞スピーチについて書いていた。
その末尾に、
<エルサレム賞の過去の受賞者の中には、オクタビオ・パス、
ナイポール、クッツェーといった、後にノーベル文学賞を受けた
作家たちもいる。しかも彼らは皆、欧米先進国の周縁の出身者
である。今回のスピーチによって、村上春樹もこの輝かしい系譜に
連なる作家として、国際的な尊敬を勝ち得たものと思う。>とある。

 この記述にまで、「欧米に追いつき、追い越せ」スローガンの
遠い木霊を聴いてしまう、錯聴アタマの我が身が嘆かわしい。
 まあ、ノーベル賞とオリンピックと国連を過大評価する日本の
事大主義がほとほと、いやなのだろう。田舎臭くって、さ。
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by byogakudo | 2009-02-26 16:57 | 雑録 | Comments(0)


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