猫額洞の日々

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2009年 10月 01日 ( 1 )


2009年 10月 01日

りんぼく酒の謎が少し解ける/「のんちゃんのり弁」脚本

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写真は、駿河台交差点。


 ふと思いついて、部屋で古い(69年第二版第一刷)広辞苑を取り出した。
「りんぼく」を引く。「鱗木」の前に、つくりは鱗と同じだが木編の
「りんぼく」がある。

< バラ科の常緑喬木。山地に自生。高さ約五メートル。葉は革質、楕円形。
 十月頃、葉のつけ根に穂状の小白花をつけ、果実は翌春黒く熟す。樹皮は
 薬袋紙(やくたいし)を染めるのに用いる。カタザクラ(堅桜)。ヒイラギガシ。>

 メグレ警視がときどき飲み、メグレ夫人が料理にも使う「りんぼく酒」の原料は
これでしょう!
 「りんぼく」と聞くと「鱗木」しか思い浮かばず、途方に暮れていたが、果実酒の
一種なのだろう。(ああ、少し安心した。次は、フランス語では何というのかが
知りたい。)

 9月29日付け東京新聞夕刊に、「のんちゃんのり弁」緒方明監督の
インタヴュー記事が出ていた。
< 小巻[注: ヒロインの名前]は、小料理屋の主人(岸部一徳)との会話の
 中で「泣かないから、弱いんです」などと、矛盾するような分かりにくい
 ことを言う。が、こうしたせりふの数々が三十代女性の微妙な心理を
 反映しており、作品の中で効果的な役割を果たす。鈴木卓爾の脚本が
 さえる。>(石原真樹 記)
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by byogakudo | 2009-10-01 11:52 | 読書ノート | Comments(0)