猫額洞の日々

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2017年 09月 04日 ( 1 )


2017年 09月 04日

ジャコメッティ展・最終日に滑りこむ

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 展覧会・最終日に行くのは原則、避けたいが、そうなって
しまったからには、しかたない。滑りこんだ。

 身動きは取れるけれど、最終日らしい混雑の中で立体を見る。
落着いて見るのがむずかしい混み方だ。観客はお互い、向かい
側から来る視線の延長や、両隣の気配を気にしつつ作品に対する。

 デッサンが多く来ているのがいい。紙面に枠組みを描き、その中
にデッサンする。空間と作品(立体)との関係が見える。細長い枠
いっぱいに人体が描かれると、まるで棺の中の風景だ。
 「書物のための下絵」シリーズの動きなど、フランシス・ベーコン
(1909年生まれ)より年上(ジャコメッティ、1901年生まれ)だ
けれど、同じような時間を生きてきたのだろうと感じさせる。

 六本木ではないところで、こんな大型・貸し画廊みたような建物
ではない空間で見られたら、もっとよかっただろうな。人嫌いが
亢進している。


     (ジャコメッティ展@国立新美術館/The National Art
     Center, Tokyo 2017/09/04)





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by byogakudo | 2017-09-04 20:32 | アート | Comments(0)