猫額洞の日々

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2017年 10月 27日 ( 1 )


2017年 10月 27日

近代香粧品なぞらえ博覧会@伊勢半本店 紅ミュージアム

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 今日は青山。伊勢半本店 紅ミュージアムに、近代香粧品
なぞらえ博覧会
を見に行った。

 入館料、実質500円に全14頁の小冊子(簡潔にして詳細な
カタログ)付きである。
 東京って、こういう贅沢が味わえるんだなあ...。大きな
展覧会なら日本各地を回ったりするけれど、コンパクトで
しっかりした構成の展示が気軽に見られるのは、東京だから。
 一極集中のせいなのだが。

 江戸時代の化粧品は自然素材のものであり、化粧水の容器も
磁器の小さな壺だったりするが、明治に入ると西洋文明が流入
する。
 ガラス瓶に入って中の色が見える舶来の化粧品は、栓を取ると
香りがする。香りそのものを閉じこめた香水も輸入される。

<調香の知識乏しく技術も未熟ながら、明治20年代後半には
 輸入香料の合成ムスクを付香した石鹸や白粉などが見え始める。
 以後、明治40年(1907)代まで、化粧品広告や商品ラベルには
 「麝香入り」「人造麝香」「ムスク」の文字が頻出する。>
(p03)

 つまり、西洋文明の模倣である。しかし、真似と言い切れるか。
小冊子の表紙には、その辺りを思考(試行錯誤?)するコピーライト
が見える。

<パクり?コピー?
 いいえ、これは
 リスペクトです!>

 1階は伊勢半の製品、小町紅のコーナー。体験もできる。
 地下が会場。西洋からの輸入品、江戸から明治・大正・戦前昭和の
日本の香粧品ブース、そして香粧品の普及に力があった印刷物のコーナー
である。

 可憐に愛おしい。"可愛い"とは、こういうコトでありモノである。
 江戸期に完成された色づかいや小物づかいのセンスが、西洋に出会って
崩れそうになり、その後、ジャポニスムのヨーロッパのセンスを取り入れて、
江戸を再び消化/昇華する過程とも見られるのではないか...。
 このところ、日本の近代について考えるのが、晩年のテーマ(?)なのか
と思うことが多いので、つい、そんな風に考えてしまう。

 1階で見せていただいた小町紅は玉虫色をしている。
 むかしむかし祖母が、彼女の祖母が水で溶いた玉虫色の口紅を
つけていて、きらっと光ってきれいだった、という話をしてくれた。
 玉虫色と赤い口紅との関係が分からなくて、お歯黒のことかしら
とも考えたが、よく分からない。ようやく謎が解けた。

 紅花から作られた小町は個体ではなぜか(光学的な理由か?)
赤の補色、緑がかった玉虫色をしている。
 玉虫色の小町紅に湿らせた筆で触れると、紅が取れる。手の甲に
つけてみると、水の量によって異なる赤色になる。しかも、つけた人の
肌の色を透かした、赤色である。
 アナログな製品が、個体別オーダーメイド・口紅を実現する。マジカル。

 祖母が子どものころ見た、遠いむかしの彼女の祖母の化粧風景が、
ようやく実感として、わたしにも見えたのだった。

     (近代香粧品なぞらえ博覧会 @伊勢半本店 紅ミュージアム
     2017年10.21-12.10 月曜休館)





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by byogakudo | 2017-10-27 21:37 | アート | Comments(0)