猫額洞の日々

byogakudo.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:雑録( 1164 )


2006年 03月 15日

Phew ! again (not about Aunt Sally)

e0030187_13595725.jpg








 つまり税務署に行って参りました。最終日は混んでいる。廊下に列をつくって
順番待ち、ようやく席に着いて あちこち何度も聞きながらどうやら完成。

 やっぱりもう少し、事前に書ける部分は書いてから行った方がよいと反省したが、
往復のバスの中で世間は春めいているのに驚く。
 店の中ではジーンズの上のレッグウォーマーが欠かせないのに、歩いたりバスに
坐ったりしていると、いかにも寒がりのばーさんでしかない。
 桜の枝先も芽より蕾に近づいてきたし、ヴェロニカも少しずつ咲いている。猫額洞
にも春は来るのだろうか? 信じられない足下の寒さだが。

お手数です →本・読書ランキング[人気blogランキング]へ 
[PR]

by byogakudo | 2006-03-15 13:57 | 雑録 | Comments(0)
2006年 03月 14日

行商

 不思議な言葉だ。普通 行商と聞くと、喇叭を吹きながらリアカーを引いて
やって来る豆腐屋さんとか、花屋さんとかを思い浮かべるが、古物取扱免許を
もらいに警察署に行ったとき、「この『行商』というところは丸を付けてね、
これがないと、お客さんちに買いに行けないよ」と注意された、その行商である。

 店に売りにきて下さる方も ぐっと減ったが、久しぶりにお客さま宅へ買取に
出向いた。ミステリをメインに頂く。小泉喜美子がうれしい。文庫化されてない
「女は帯も謎もとく」に、長篇の「死だけが私の贈り物」も。
 山村正夫を放っといて、こちらを読もうかなあ? 愉しそうだし。
 「わが懐旧的・・・」の、香住春吾論にあった探偵小説と推理小説の差異の話は
興味深かったのだが。

 いまの感覚だと、探偵小説は「新青年」その他のむかしミステリ、推理小説は
松本清張以後のミステリであるが(わたしは そう理解している)、50年頃には
それが逆になりそうだった という話である。

 木々高太郎他の、探偵小説にも文学性を!一派は、芸術的なミステリを推理小説と
新たに呼ぶことにして、本格ものは以前の通り 探偵小説と呼ぼうという説を唱えた
らしい。もちろん本格派から猛批判されたようである。
 「探偵」の「偵」の字が戦後の漢字制限に引っかかって、それに替る新名称として
推理小説が考え出された とばかり思ってきたが、それだけではなかったようだ。

よろしく →本・読書ランキング[人気blogランキング]へ 
[PR]

by byogakudo | 2006-03-14 19:00 | 雑録 | Comments(0)
2006年 03月 10日

Phew !

 やれやれ、税務署に行く準備完了。説明書を読む気にも、毎年のことだから といって
覚え込む気にもなれず、計算だけして、書き方を教えてもらいながら確定申告する春を
いつも繰返す。あとは実際に出向くだけ。期限ぎりぎりになりそうだ。

 一日がかりの予定だったが午後には計算が終り、小雨もよいで出渋っていた S と
本を買いに神保町へ。計算疲れで頭がぼうっとしているのに、眼は背文字を辿る。
 帰りの交通費とコーヒー代がない! 金額と重量に難ある本を削って、今日は
白山通りのタリーズへ。

 一日 雨が降り続き、寒い。明日は18℃の予報だ。身体がついて行けない。

 昨夜から「文壇」(野坂昭如 文春文庫 05初)。固有名詞のタイルをゆるいモルタルで
固めて行く 「ブンダン曼荼羅」かしら? 時代の空気が感じられる。

恐縮です→本・読書ランキング[人気blogランキング]へ
[PR]

by byogakudo | 2006-03-10 20:55 | 雑録 | Comments(0)
2006年 03月 07日

2年ぶり?

 H 氏がいらっしゃった。去年はお目にかからなかったし、一昨年ももしかしたら
いらしてない。

 ブランクを感じさせない登場だった。ガラリと重い引き戸(弊店に自動扉は
ありません)を開けるなり、いちばん奥の美術展図録の棚に進入、回遊しつつ
本の話が交わされる。初対面のときから変わらない振舞いである。

 会話しつつ本棚を廻り、一冊抜き出して一瞥、きれいに列を整えながら次の棚へ。
プロフェッショナルな動きは、H 氏が以前 古本屋であったことにも因るが、何しろ
 「結局、新刊屋と古本屋と図書館しか 行くとこってないんだよね」という方なのだ。

 今日はそれでも、こどもの頃は別に本好きでもなかった等、むかし話を伺えた。
お堀で釣りをする人がいたり、豊島園のウォーターシュートの話なぞ、かつての
東京の物語。もう少しお暇であれば、もっと いろいろ伺えるのに。

よろしく→本・読書ランキング[人気blogランキング]へ
[PR]

by byogakudo | 2006-03-07 19:31 | 雑録 | Comments(0)
2006年 03月 03日

blue/grey

e0030187_19493135.jpg









 晴れた日が少なくて気持が下がる。税務署に行かなくっちゃ、その前に
計算しなければという厭な思いを抱えたまま、本を探しに出る。

 成果はあったというべきか それほどでもないのか、釈然としない。

 プランタン百貨店の1937年版備忘録(ハードカヴァ、帆船の表紙絵は型押し、
少し日記として使用されている)や、「子供之友」36年5月号(絵と写真とで
コラージュされた東京駅の頁には<皆さん! この絵を見て下さい。今、東京駅を
出て来たのは流線型の電気機関車です。けれどまだ実際には使っていません。>と
解説があり、本当にカモノハシ型の新幹線が描かれている!)は09 ケセランパサラン
にもってこいであったりするのだが、心が上がらない。
 とっとと税務署を済ませれば多少は元気になるだろう か?

 Sに「書物漫遊記」を貸して、「東京物語 昭和史百一景」(長谷川敬 時事通信社
88初)を読んでいた。昭和史のほとんどが事件史・犯罪史であったような気が
してくる。
 荻窪 大田黒公園を探していて見つけた近衛文麿邸跡の駐車場は、荻外荘の裏手
であるようだ。表側はどうなっているのだろう?

おそれいりますが →本・読書ランキング[人気blogランキング]へ 
[PR]

by byogakudo | 2006-03-03 19:49 | 雑録 | Comments(0)
2006年 02月 25日

時間切れ!

 すみません、今日は時間切れで書けません。新着本を13冊ほどアップしています。
ご覧頂ければ幸いです。委細 明日?!

新着本

クリックもよろしく →本・読書ランキング[人気blogランキング]へ
[PR]

by byogakudo | 2006-02-25 18:37 | 雑録 | Comments(0)
2006年 02月 22日

パシュート?

e0030187_12223016.jpg








 パシュートねえ? 朝刊によれば冬季オリンピック種目の一つであるらしい。
顔を洗いながらも考える。頭の中でパシュート、パシュートと繰返してみる。

 ん、「追い越す」とかいう意味も書いてあったと思った途端、なあんだ、
pursuit だ! ついでに pursue、pursuance と活用形まで浮かんだのには
苦笑したが、カタカナ表記のまま 平板にパシュート、パシュートと繰返して
いたから なかなか辿り着けなかったのだ。(もしパーシュートと表記されていたら
もっと早く pursuit に行き着けただろうか? いや、やはり訳語がなくては
思いつかなかっただろう。)

 実際はプーシュートとパーシュートの中間くらいな発音だと思うが、それで
Burroughs の発音もバロウズとブロウズの真ん中(よりブロウズ気味)なのを
思い出した。アルフレッド・バーンバウム氏の発音によれば であるが、この
Birnbaum も聞き取ってもらえないことに苦心した氏は、ついに「ビルンバウム」と
名刺に記すようになった。
 外国語のカタカナ表記は ほんとに難しい。

すみませんが→本・読書ランキング[人気blogランキング]へ
 
[PR]

by byogakudo | 2006-02-22 12:22 | 雑録 | Comments(0)
2006年 02月 17日

「金春屋ゴメス」から「夜市(よいち)」への筈が

 (ふむ、今夜のexcite. blogはどうなっているのだろう? もう2度も送信できずに
書き直している。「金春屋ゴメス」の感想文を2回、「夜市」を1回書いて、送信失敗、
3度目を書く元気が出ないので、今日の散歩の話に変更しよう。)

 お墓参りに行くつもりだった。バスでお墓に行って、帰りは歩いて荻窪までの
予定だったが、バスを待っていられない寒さだ。定休日に風邪を引くのはあんまり
なので、早足で地下鉄・中野坂上駅へ。

 地下鉄内で暖まった身体をS書店(イニシャルにする意味があるだろうか?)の
店頭でまた冷やす。内臓に響くのであわてて店内へ。相変わらず人気(ひとけ)が
多い。半分に折った身体で 棚を覗き込む老人の姿が感動的だ。本しかない方だろう。
 2m近い身長の若い店員の応対にも、ちょっと感激する。とても自然な身ごなしで
ヴィニル袋の持ち手をこちら側に向け、長いレシートは印刷面を表に 二つ折りして
財布に仕舞い易いよう 渡してくれる。

 うちでは怒濤の珈琲と呼んでいるDで小憩。Tとは大違いであるが、荻窪駅前には
タリーズが存在しない。これが普通のコーヒーならば、アメリカンはどんな味だろうと
疑問を抱く味わいのコーヒーを喫し、本離れ古書店BOへ。

 仕方なく行ったけれど、BOのやかましさは地獄だ。みんな、あの絶え間ない音楽
(決して好んで耳に入れたくない種類の音)と店内放送に脳をやられずに、無事
生還されるのだろうか? それともあの空間恐怖的音の氾濫は、立読み妨害策として
流され続けるのか? 量販店は大抵 大音量みたいだが、それがいやなら それなりの
金持ちになれということか?
 荻窪駅前のI書店には、「ケータイは外でお願いします」と貼紙があった。特に本は
静かに探すものではなかったっけ。Merde!

お手数ですけれど→本・読書ランキング[人気blogランキング]へ
[PR]

by byogakudo | 2006-02-17 19:56 | 雑録 | Comments(0)
2006年 02月 09日

chambre 1050

e0030187_2035966.jpg








 外をときおり寒風が吹き抜ける冬の日、静かな店内。一日中 イングリット・
カーフェン " chambre 1050 " が流れる。ゆるやかに身体に滲み込んでゆく
優しい毒のようなカーフェンの歌声。
 初めて聴くのに、なぜ こんなに懐かしいのだろう。さまざまな記憶が
一度に押寄せる。苦痛と歓びとがないまざり、思い出の重力に心が朽ちてゆく。

本・読書ランキング[人気blogランキング]へ
[PR]

by byogakudo | 2006-02-09 11:56 | 雑録 | Comments(0)
2006年 02月 03日

意気が上がらない

 昨日は、無駄かしらと疑念を抱きつつも08c 食べ物を上げた。いつの間にか
溜った、料理や食べ物関係の主に文庫本リストだ。
 「映画秘宝」が10冊ほど入ったので、そちらは 08a 映画の途中に。

 ときどき、さすがに疲れる。いつか誰かが気付いて下さるかも知れないから、
店を開け続けている訳ではあるが。(恩知らずなことを申上げている)。

 昨夜はフレンチ警部をよそに、つい、「映画秘宝 セクシー・ダイナマイト猛爆撃」に
読みふける。「映画秘宝」愛読家として、放っておけなかった。わたしが読まずに
誰が読む、というものだ。

 近頃は美人が減ったと、しみじみ思う。美女を必要とする映画が少なくなった という
ことでもあるが、ジョニー・デップの海賊映画のヒロインなぞ、何故ここでケチ臭い
顔の女優を使わなくてはならない?!と、見ながら怒りを覚えたことがある。需要が
ない訳ではないのに、気がつけば美人はどこかへ消えた。極端にまずい顔も消え、
世界は平べったい。

クリックをお願いします。
本・読書ランキング[人気blogランキング]へ
[PR]

by byogakudo | 2006-02-03 19:54 | 雑録 | Comments(0)