猫額洞の日々

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カテゴリ:雑録( 1115 )


2005年 10月 25日

からだに悪いこと

 それは早起き。
 どうも断煙のせいか早めに目覚める。晴れた朝が2、3日続いているからかも
知れない。部屋のカーテンが遮光ではないので。

 9時半に店へ。コーヒーをいれ、10時から探し物。無事に雑誌を発見。やっぱり
ここにあった。
 捨てなければならない本や雑誌も発見して、少し処分する。捨て本の多さに
うんざりするが、これが仕事なのだろう。

 家賃の支払いを済ませ、次は公共料金等を払いまくる番だ。お金は何故うちに
留まらないのだろうと、内田百鬼園を思う。

 早起きした分、早くバテてきた。早寝しなくっちゃ。


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by byogakudo | 2005-10-25 14:21 | 雑録 | Comments(0)
2005年 10月 23日

15秒間遅延方式?による断煙法を

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SがTVで見たそうだ。
 煙草の習慣性には、ニコチン性と無意識の日常習慣性とがあるが、煙草を吸いたく
なったら、ともかく15秒吸わずに過ごす。常に喫煙に対して意識的になって、15秒
我慢することを続けると、あなたも煙草がやめられる、という説だった。

 一昨日から試してみての三日目。一日3本までは吸うことにしているが__何でも
それなりにバランスが取れているのだから、あんまり いきなり止めても心身に悪影響を
与えやしないか という理屈である__ニコチンの禁断症状はあまり感じない。気分を
変えたくなった時に煙草は便利だと解った。生活の中の句読点、句点ではなく読点が
煙草の効用であろう。代わりに深呼吸でもすればよいのかしら?

 この禁煙法のミソは15秒というところにある。30秒や1分では長すぎて、試みる
気になれない。考案者は誰だか知らないが、人間をよく解っているのだろう。

 三日坊主にするか、しばらく断煙中にしておくか、まだ決めていない。嫌煙運動に
抵抗するために吸い続けるのも、ただのアンチでつまらないし__それにしても
ここまで嫌煙ファシズムが浸透するとは思わなかった。「健康な国家」指向はナチズム
だけじゃなかったのか。__3日間では まだ禁煙前と後の違いが判然としない。
 でも、さっき吸ってみようと思って1本吸ったら、ニコチンが細胞に滲み渡る感覚が
得られて、なかなか快楽的であったのだ。


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by byogakudo | 2005-10-23 15:27 | 雑録 | Comments(0)
2005年 10月 22日

ほとんどの方に取っての週末、

当店には週明けの土曜日、これでほぼ3週連続雨だ。10月って こんなに雨が続いて
いたかしら? もう駄目ですね。

 これほど人気(ひとけ)がないのに、本を買いに出る気力はどこから出てくるの
だろう? 
 惰性?まさかと思うけれど、休日の一日をずっと部屋で過ごすのも疲れるし、
探し始めれば それなりに生き生きして来るし、やっぱり惰性の一種でしょうか?

 昨日買った「もう生きてはいまい」(ハーバート・ブリーン HPB 56年3刷)と
「横浜ミステリー傑作選」に「乞食のナポ」(益田喜頓 六芸書房 67初)を抱えている。
 「もう生きてはいまい」は 40頁の段階では、面白いかどうか判断つかず。主人公
(雑誌社の写真記者)と婚約者との会話がとても丁寧、上品だ。
 舞台はマサチュセッツ州コンコード、エマースンとソローが合作した小説の原稿が
存在するという伝説をめぐる話になるそうだが、まだまだ行き着かない。
 江戸川乱歩の解説を見ると、出版当時は、エマースンは知られていてもソローは
ほぼ無名扱いなのが、隔世の感。


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by byogakudo | 2005-10-22 15:46 | 雑録 | Comments(0)
2005年 10月 18日

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 毎日 雨がふる。さすがに疲れた。明日も明後日も雨だそうで、もう駄目です。
4時に雨があがり、傘をさして歩く人はいないが、古本に用のある方もいなく・・・
というところに "トーフィー"と豆腐屋さんの喇叭の音が。

 あれは もしや彼女ではないか? 先日 喇叭を胸にぶらさげた若い女性客があり、
安部公房がお好きならカフカもきっととお勧めしたら買って下さった。
 喇叭の由来を聞くと、国産大豆で作ったお豆腐の店が近々 川島通りに出店する予定で
宣伝も兼ねてリアカーで売り歩いているそうな。

 透明ヴィニル・レインコートを纏い、かなり重そうなリアカーを引いてくるのは、
やはり彼女。「お塩で食べてもおいしいですよ」というカップ入り豆腐を勧められる。
今夜のデザートにしよう。
 「また次の本を買いにきます」と、ブリキの喇叭を吹きつつ、彼女は夕方の
商店街を進んでいった。


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by byogakudo | 2005-10-18 14:55 | 雑録 | Comments(0)
2005年 10月 17日

そういえば

「大江戸線」の恨みもあると、昨日の日記に付け加える。まったく どういう語感を
してるんだか・・・。バスや電車の車体広告解禁のせいで、汚らしい宣伝媒体に
乗せられる破目になったし。神保町の再開発は退屈なビル街ができるだけだし。東京を
殺すのが彼だ。破壊することで自分のパワーを確認してるのでしょう、きっと。

 きょうで何日雨が続く? 秋晴れという言葉も存在しなくなったのか。motivation
という単語も遠くなった。その内 接客方法まで忘れそうに静かな日々が続く。いかで
亜種古本屋生き抜くべき?

 もう一つ そういえば、ダイヤモンド社「書斎の復活 知的生活の実践」(ダイヤ
モンド 価値ある情報別冊 80年刊)にある森茉莉記事が「黒猫ジュリエットへの手紙」
にあるかどうか、チェックすること。(文章を書く場所についての)談話だから、
どうかな? 寝るときに思い出しては朝になって忘れている。


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by byogakudo | 2005-10-17 16:10 | 雑録 | Comments(0)
2005年 10月 16日

「成瀬巳喜男 映画の女性史」

(阿部嘉昭 河出書房新社)の書評が朝刊にあった。力作みたい。それはよいのだが、
評者・福間健二の肩書に引っかかる。「詩人」の次、「首都大学東京教授」が問題だ。

 しゅと・だいがく・とうきょう?! この語感に疑問を覚えませんか? いまさら
異議を唱えても無駄かも知れないが、やっぱり反対し続けよう。E電並みのださい
ネーミングだ。都立大学生・教授たちに心からお悔やみ申上げると同時に、
元作家だか現在も作家だかの都知事に拒否を! 
 (少なくともわたしは彼に投票していません。日本の友人宛の
クリスマス・カードに「わたしはブッシュに投票しなかったのですが」と
書き添えた実例だって、世の中にはある。)

 権力を与えられたからといって、何でもやってよい訳がない。特に名前は、
アイデンティティに関わってくる。権力者のおもちゃにしてよい筈がなかろう。


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by byogakudo | 2005-10-16 16:06 | 雑録 | Comments(0)
2005年 10月 14日

「死霊の叫び ~古賀新一恐怖傑作集~ 」

(角川ホラー文庫 97初)を熱中して読み終えた後に「聖なる怪物」(ウェストレイク
文春文庫 05初)に取掛かった昨夜。

 定休日前夜はうれしい。惚けきった顔で ソファにごろごろしながら本を読み、横に
なると必ず肩のところにやって来て 一緒に枕を使おうとする黒白猫を叱って追い出し、
めげずに来る猫を再び追い出ししているうちに ソファをベッドに戻す時間だ。

 モノクローム猫は、秋になると 中断していた睡眠儀式を再開する。Sの傍らに
潜り込み、彼の肩口まで上がってきては肩を枕に顎をのせ 左前足を伸ばす。
もっと寒くなると潜りっぱなしで なかなか出ていかないが、いまはまだ
しばらくすると自分の寝場所に戻る。

 もう一匹、連れ帰らざるを得ない会い方をしてしまった白猫も__一時空間に猫は
一匹のみを原則としているが、飢えて しかも連れてきて洗ってやると 酷い怪我を
していた__参加したがるのだが、彼(Sじゃなくて白猫)は暗くて狭いところが
苦手なので、決してベッドに入り込めない。悔しいから枕のすきまに座り込んで
黒白猫にいやがらせする。

 黒白猫は牝、白猫は雄だし、年も離れているから何とか上手くいくのではないかと
思っていたが、断じて仲良くならない。できるだけ無視し合って二匹で棲んでいる
けれど、わたしたちが部屋にいると決まって追いかけ合いの喧嘩を始める。これも
儀式の一つに見えるが、基本的な相性の悪さはなくなる気配がない。どちらも人間を
独占したがる質である。今夜もまた騒ぐのでしょう。やれやれ。


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by byogakudo | 2005-10-14 19:57 | 雑録 | Comments(0)
2005年 10月 07日

大田黒公園

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 明日 買出しに行くことにして、今日は荻窪の大田黒公園へ。むかし散歩の果てに
入り口まで行ったが閉園時間で入れなかった。近くの住宅地もお屋敷町の空気を
残している。近衛という表札のある、長いアプローチ奥が駐車場になっているのは
近衛文麿の屋敷跡だろうか。

 大田黒公園は、音楽評論家・大田黒元雄の自宅跡が杉並区に寄付されてできた、
いじり過ぎない、広過ぎない、気持のよい公園だ。入るとすぐに木と土の匂いに
包まれ、水の気配を感じる。東京が西に広がっていった当時の空気をかぐ気さえする。
 
 大きな赤松、どこからか漂ってくる金木犀の匂い、水は錦鯉の泳ぐ池だけでなく
茶室の周囲も廻っている。「はいから紳士譚」(大田黒元雄 朝日新聞社 70初)の扉頁に
自宅庭園での著者写真があるが、彼が坐っている陶製の腰掛け(たしか「ちん」と
呼ぶはずだが、どんな字を書くのだろう?)こそないけれど、かつての東京の時間を
堪能できる。

 お屋敷町の散歩も愉しい。相続税に痛めつけられながらも、まだお庭が残っていて
赤松と棕櫚が隣り合っていたり、白樺まで加わって大正期を窺わせたりしている。
大きなヒマラヤ杉が風に吹かれて水の流れのような音を立てる時、デ・ラ・メア
「死者の誘い」の幽霊たちの家を思い出したりする。

 写真は左が杉並木のアプローチ、右が池から茶室を見たところ。


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by byogakudo | 2005-10-07 20:57 | 雑録 | Comments(0)
2005年 10月 04日

サア

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 昨夜は久しぶりに眠られぬときの特効薬、ヨーロッパの窓だけ写真集を手にしたが
(その前にプチ・ゲルランも少々)あまり効かなかった。気候のせいなのか年齢の
せいだか、芳しくない寝つきだ。起きてもあんまり すっきりしない。街の空気も
いいヴァイブレイションじゃない。内部にとげとげしいものを隠して表面は停滞して
いるような、いやな感じが続く。
 なんとか気持を立て直さなくっちゃ。

 お借りしたままの成瀬巳喜男を返しに、本の買取もついでに、お客さまのお家へ。
道を歩いていると金木犀の香が漂ってくる。庭にオレンジ色の薔薇が咲くお宅もある。
シンプルに気持が上下動するのね。


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by byogakudo | 2005-10-04 13:42 | 雑録 | Comments(0)
2005年 10月 02日

Sのいぬ間に

日記を書いてしまおうと思うが、そんな時に限ってネタが思いつかない、10月なのに
暑い日曜日の午後。夕方にならないと外に出る気になれないでしょう、みなさん?

 ところが。まだ暑い時間帯にもかかわらず、お出で下さいまして、ありがとう
ございます。読書の秋です。よろしくお願い致します。

 「現代の建築保存論」、評論や論文よりエッセイの方が好きなので 同じ著者なら
「都市のかなしみ」を挙げるけれど、ためになる本だった。建物の所有者にばかり
負担をかけるような保存プランでは有効ではないという点が特に。ともかく所有者が
維持しよう・保ち続けようと思える計画でなくては始まらない。

 さて今夜は? あんまり好きじゃない なぞとほざきつつ、中学の同級生から
頂いた「赤い霧」(ポール・アルテ HPB 04再)あたりになるのかしら? 
適度に頭が活性化し かつ し過ぎて眠れなくなったりはしない、ちょうどよい塩梅の
枕頭の書を求めて、散歩がてら近くの古本屋へ いってまいります。
読んでもないのに どうしてうちの本には手が伸びないのでしょう? 
背表紙だけ毎日見て、食傷している。


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by byogakudo | 2005-10-02 14:01 | 雑録 | Comments(0)