カテゴリ:雑録( 1083 )


2017年 02月 18日

B・O巡回

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 近所のB・Oが2軒揃って閉店するらしい。どちらも欲しいもの
が少ない店なので哀惜の念も少ないが、なくなると不便だろう。
部屋から新高円寺や方南町まで、ちょっと距離がある。

 そこへ元・お客さまから息せき切った電話がある。
 「ね、今日、中野坂上のB・O、7割引なのよ! あそこ、
大した本はないけど、7割引、すごいでしょ」。
 というわけで、わたしも行った。

 土曜日の午後とはいえ、ひとが多い。7割引と聞いて、安心して
半額(以上)棚を見る。
 400円の文庫本3点__北村薫・宮部みゆき 編『名短篇、
さらにあり』(ちくま文庫)、柴田秀利『戦後マスコミ回遊記 下』
(中公文庫)、P・G・ウッドハウス『エムズワース卿の受難録』
(文春文庫)。
 棚には空きが目立つ。
 108円の文庫本1点__笠信太郎『なくてななくせ』(朝日文庫)。
 全4冊、392円。

 B・Oを出て青梅街道を歩く。道沿いの消防署の外壁からロープを
垂らし、消防隊員が降りる訓練をしている。

 せっかく出て来たんだから、部屋に近い方も覗く。ここはセール
していない。
 108円の文庫本1点__斎藤美奈子『文学的商品学』(文春文庫)。



呪 吐爛腐/呪 心臓亜屁/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/





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by byogakudo | 2017-02-18 21:38 | 雑録 | Comments(0)
2017年 02月 17日

共謀罪は凶暴である

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 安倍晋三・以下、嘘をついてる意識すらなく、出放題のデタラメ
ばかり聞かされる。

 共謀罪(ことテロ等準備罪)について、安倍晋三はこれまで
<「一般市民が対象となることがあり得ないよう検討している」>
と言い続け、
法務省刑事局長・林真琴(まこと)も
<「そもそもの結合の目的が犯罪の実行である団体に限られる。
 普通の団体は除外される」>(1月30日 参院予算委員会)と答弁。

 しかし法相・金田勝年は、
<普通の団体でも、犯罪を反復継続するなど性質が変わったと
 認められた場合に処罰対象となる可能性を否定しなかった>
(2月2日 衆院予算委員会)。

 首相・刑事局長と、法相の見解の不一致を問われた法務省は、
ついに、
<普通の団体が性質を一変させた場合も、処罰対象の「組織的
 犯罪集団」になり得るという政府統一見解を示した。>
(2月16日 衆院予算委員会理事懇談会)。

 たとえどんな答弁であれ、正直に答えるのは、いいことである。
久しぶりに嘘じゃない言葉が聞けた。
 共謀罪が憲法に保証されるところの、内心の自由を侵害する機能を
持たせた法律であることを自ら認めたのは、認められる行為である。

 だが、この点を指摘された安倍晋三は、また頭の悪さをむき出しに
して、
<「そもそもの目的が正常でも、一変した以上、組織的犯罪集団と
 認めるのは当然だ」>と居直り、
<オウム真理教を例に「当初は宗教法人として認められた団体だった
 が、犯罪集団に一変した段階で一般人であるわけがない」と強調>
(2月17日 衆院予算委員会)。

__しかしオウム真理教が犯罪集団と認識されたのは、事件を起こした
ことが明らかになって以後だ。誰かを殺したいと心で思っている段階では、
宗教上ではともかく、何人も、法的には無罪である。

 権力にとって使い勝手のいい共謀罪は、たとえば反政府デモにも犯罪集団
のレッテルを張ろうと思えば張れる。今だってすぐ、公務執行妨害という名目
で逮捕しておきながら、今更これ以上の、権力にとって使いやすい法律を作り
たいってのが厚かましい。
 こういう極めて凶暴な共謀罪(ことネオ治安維持法)の危険性、という根本的
な問題に目をつむる。馬鹿で気狂いだから、目をつむっていることにも無自覚
だろうが。

室井佑月が金子勝と安倍政権批判(前)

室井佑月が金子勝と安倍政権批判(後)

室井佑月が山口二郎と語る野党の闘い方

呪 吐爛腐/呪 心臓亜屁/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/

 民放のニュース番組は白か黒かをすぐ判断できる、"分かりやすさ"
重視の編集で構成される。外国人の発言は日本語に吹き替え、食事の
支度に忙しくて字幕を読む暇がない人の便宜を図る。親切ついでに、
発言者が悪人か善人かを分別しやすいよう、声優にはどちらかのトーン
で喋るよう指示が出されているのだろう、直接話法は白黒(善悪)の
色分けがされ、間接話法の中性的声質は避けられる。

 ところが、トランプに限って、日本語吹き替えを聞いたことがない。
 TVをあまり見ないから、吹き替え版のニュースもあるのかもしれないが、
吹き替えに伴う白か黒かの色分けにTV局は困っているのだろうか? 
 善人口調に吹き替える訳に行かず、聞いた途端に悪人だと分る口調で
吹き替えるのも、安倍晋三・独裁政権下では憚られ、かくて、近頃珍しい
字幕付きになったと判断している。





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by byogakudo | 2017-02-17 21:28 | 雑録 | Comments(2)
2017年 02月 10日

阿佐ヶ谷から中野へ(買出し)

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 写真は神田駅辺り?

 コーヒーが切れる。シャンプーも無くなりかけている。寒いけれど
出かけなきゃ。
 タリーズ・コーヒーとサンドラッグ系薬局とが隣り合ってとまでは
望まない、それぞれが近くに在れば問題ないのだ。前者のカフェオレ・
モナーレと後者のアミノ酸系シャンプー(髪を染めているので)を長年、
使っている。どちらも無いと困る。

 ブランドものには興味がなく、リーズナブルで気に入ったものを使い
続けたいだけなのに、商品の流通は非情だ。コンヴィニエンス・ストア
で売っていた無印良品のスリッパが消え、代替品はまだ見つからない。
甲を覆う部分が深くて、脱げにくいスリッパだったのに、消えた。
 ベーシックで使いやすく、高くないから消えるのだろうか?

 JR路線から外れて住んでいるので、地下鉄で南阿佐ヶ谷まで。阿佐ヶ谷駅
まで歩き、駅ビルでコーヒーを買い、挽いてもらう。そのまま電車で中野へ。
 シャンプーも、中野駅のすぐ近くで買える。でも、少し足を伸ばせば中野
ブロードウェイ。4Fには、まんだらけ海馬の均一棚がある。

 108円均一で、ドナルド・E・ウェストレイク『二役は大変!』(ハヤカワ
ミステリアス・プレス文庫)、ジョゼフ・ウォンボー『ブルー・ナイト』
(ハヤカワ文庫)、ロジャー・ゼラズニイ『アイ・オブ・キャット』(創元推理
文庫SF)、ロラン・トポル『カフェ・パニック』(創元推理文庫)、ロバート・
A・ハインラインで『地球脱出』と『地球の脅威』(HPB)。

 中野ブロードウェイもサンモール商店街も好きじゃない。大急ぎで通り
抜けようとして、シャンプーを買い忘れ、また戻ったりしながら必需品の
買出しを終える。本を見ている間に、ずいぶんと空が暗くなった。寒さが
つのる。



呪 吐爛腐/呪 心臓亜屁/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/
 トランプの声が嫌いだ。口中に飴玉を含んだまま、偉そうな声音で
喋る、あの声が。
 安倍晋三の声が嫌いだ。聞かれたくないことに答えるときの早口で
キャンキャンした周波数になる、あの声が。
 二人ともTVに映れば何か仕事をしているように見えると分っている
ので、それをする。バナナ・リパブリックだからしょうがないと自認
しているからか、世界の政治権力者でいちばん早く、トランプの靴を
舐めに行った男、安倍晋三。それが外交だと持て囃すTVニュース。





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by byogakudo | 2017-02-10 21:10 | 雑録 | Comments(0)
2017年 02月 03日

喫茶[ ε ]からプリシラブックスへ

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 月に一度は近所のお店へ行こうというのが、今年の秘かな
決心だったのに、1月が過ぎてしまった。今日も風が冷たい。

 Sと喫茶[ ε ]に入っていったら、店内はほぼ満員。
先客の男性が席を譲ってくださる。ありがとうございます。
 壁画の前に画材の置かれた仕事机。アトリエ/喫茶店の気配が
強まっている。

 反対側の壁棚に薄いコーヒー色の小冊子がある。『FIVE COFFEE
STORIES 5つの喫茶店を巡る言葉と絵と物語』(9BOOKS & COFFEE
2016/11/11)。喫茶[ ε ]の女性も寄稿されている。
 1冊頂くと(一部・300円)、好みのコーヒー豆、一杯分がおまけ
に付いてくる。いま、飲んでいる。おいしい。

 部屋に戻りかけると、プリシラブックス、営業中だ。
 『文藝別冊 永久保存板 トリビュート特集 ナンシー関』(KAWADE
夢ムック 河出書房新社 2003年5刷)を買う。閉店計画を伺うと、
 「閉めるタイミングが分らなくなっちゃって」。

 従って、いつ閉まるか分らない、ということでもある。まじめに
顔を出そう。町には、古本屋と喫茶店があるべきだ。





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by byogakudo | 2017-02-03 21:37 | 雑録 | Comments(0)
2017年 02月 01日

また、駒場東大前へ

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 行く先に困ると井の頭線沿線を考えるのだろうか。1月18日
に続いて、駒場東大前に行く。

 線路を越えて端っこから入る。大木を見上げて幸福な気分
になる。うっとうしさを抱えていても、大川を見るか、大きな
樹木を見るかすると、幸福な瞬間をもつ。前回よりさらに梅が
咲いている。

 校内のキャフェで軽食して帰路を考える。河野書店を外す訳
にはいかない。(外すと、しばらく気になるだろう。)

 表でジェームズ・アンダースン『ホリデー殺人事件』(創元
推理文庫)、トマス・チャステイン『死の統計』(サンリオ文庫)
__記憶にあるんだがと思いながら100円なので買った。2015年
8月26日
に読んでいた。__、今村仁司『アルチュセール』(清水
書院)、中で戸板康二『才女の喪服』(河出文庫)と絵はがき2枚。

 ハードカヴァでVOGUEの写真集(オードリ・ヘプバーンのJ、
"Vogue Women")があった。左にジャンヌ・モロー、右に
ローレン・バコールの見開きがゴージャス。終わりの方でダイ
アナ元妃が出てくると、一気に貧相になる。

 駒場野公園に入らず、周囲の住宅地を軽く歩く。住宅地はどこ
でも似たり寄ったりではあるけれど、杉並区、世田谷区、目黒区、
それぞれに少しずつ空気が違う。同じ区内でもまた違うのだが、
わずかな違いを感じ取りながら歩くのが楽しい。

 東京の交通網は南北がヨワい。駒場東大前に行くのに、今日は
方南通りから西永福までバス、それから井の頭線である。
 もっとスッとダイレクトに行けないかしら。



呪 吐爛腐/呪 心臓亜屁/





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by byogakudo | 2017-02-01 19:23 | 雑録 | Comments(0)
2017年 01月 30日

虎ノ門と新橋の真ん中〜神谷町

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 Sの用事につき合って、というか荷物運び兼助手未満の資格(?)で、
虎ノ門と新橋のちょうど真ん中辺りへ行く。どっちから行っても等距離。
 着くなり、どどどと用事に取りかかり、砂場にてランチ・ブレイク後、
また、どどど。

 予想より早く終わって、赤羽橋方面から帰ろうかと歩く。あちこちで
普請中だが、古い煉瓦様モダーニズム建築がある。近づいてみたら、慈恵
医大の旧館だった。女子医大の旧館と同じころの様式だろう。
 いつだったか、森ビルの何号館かから道を隔てて眺めた慈恵医大の奥が、
こうなっているのか。

 芝公園。歩道橋を渡る途中で、目の下の墓地で日向ぼっこしている猫たち。
今日は暖かくて、猫たちにはいい。ヒトには、温度変化がきつ過ぎる。

 再開発手前の、見覚えのある、静かな神谷町界隈。お茶を飲んで、
なんだかこのまま立ち上がれないような気になりかけて、やっと
地下鉄に乗る。



呪 吐爛腐/呪 心臓亜屁/





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by byogakudo | 2017-01-30 20:53 | 雑録 | Comments(0)
2017年 01月 27日

本郷三丁目~湯島~外神田/秋葉原~下谷(’17/01/26)

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 昨日(1月26日)は一昨日(25日)より更にましな気温だったので
(今日は”まし”を通り越しているが)、大江戸線で本郷三丁目・
下車、湯島の方向にちょっと歩いてと、予定では、そうなっていた。

 「旧湯島 新花町(しんはなちょう)」など、界隈に地名の歴史を
記した案内がある。大きな道沿いはビルだけれど、内側に入ると、
木造平屋や木造モルタル二階屋が残る。庭ともいえない、道路に
直面した家屋とのすき間に、大木が夏みかんを実らせていたり。

 神田に向っているつもりが、大通りの地下鉄駅名は、末広町だ。
先に続くは秋葉原ではないか。
 また内側に入る。千代田区外神田5丁目、山木自動車の方から
声をかけられる。
 「久保田博二って写真家、知ってる、マグナムの?
 分らない、そうか、もう歳だからなあ。
 じゃ、本城直季は、ジオラマ写真の?」
 二人とも、この辺りのひと(か、住んでいた)という話だった。

 まだうろうろする。前に入り込んだ、高架下のアルティザン街、
2K540に入り込み、元の道筋に戻って昼食。

 コーヒーが飲みたいというSを誘って地下鉄。稲荷町・下車、
Coffeeヤマに行く前に、小山生菓子店へ。大福を買う。
 90年続いているそうだ。合天井が白くペイントされ、白い
ガラスに覆われたペンダントライトが下がる。壁付けの大きな
鏡もあり、ちょっと、むかしの床屋さんも思い出す。ある時代の
室内だ。

 ヤマ、健在! カウンター席の常連らしき男性と入れ替わりに
わたしたちが入り、しばらくすると中高年・女性の二人連れ。
 ココアを頼んだ高齢の女性が、涼しく甘い東京弁を響かせる。
 「治験っていうけど、人体実験じゃないの、いやよ」
 東京弁、健在!

 さらに佐竹商店街までノシて、鳥越煎餅 加賀屋(品川巻)と
佐藤精肉店。目前のおかず横丁までの元気はなく、やっと新御徒町
から帰る。
 今日はヘタばって過ごす。



呪 吐爛腐/呪 心臓亜屁/





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by byogakudo | 2017-01-27 20:53 | 雑録 | Comments(0)
2017年 01月 19日

連想歩行

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 鍋屋横丁を十貫坂に下りながら、昨日に続いて考える。Sはなぜ
プラタナスに惹かれるのだろう。
 十貫坂への道にも並木とまでは行かないが、プラタナスが続く。
交差する中野通りにも植わっているが、道路整備の問題だったかで、
伐採予告の札が樹にぶら下がっていた。

 葉が生い茂っているときには目立たないが、プラタナスは裸木になると
表現主義的だ。幹にはいくつもの瘤、ともすれば、ねじ曲ろうとする樹幹、
ねじれて細長く伸びる枝先。痙攣する美があらわだ。ティム・バートンや
エドワード・ゴーリー調でもあるし。

 いや、そうじゃない。プラタナスから、なにかに思考がジャンプしようと
しているが、何だったのか。
 何年も読んでいないマルグリット・デュラスだ。デュラス『ヴィオルヌの
犯罪』の悲鳴を、冬のプラタナスが思い出させたのだ。

 常緑樹に囲まれる重苦しさを佐藤春夫が書いていた。南九州の常緑樹地帯に
育ったので、よく分る。一年中、緑々(りょくりょく)しい中にいると、世界の
単調さに押しつぶされそうになる。冬は葉を落とし、裸の幹と枝を見せる落葉樹
は、常緑樹の暴力性がなく、わたしをほっとさせる。
 ケヤキの灰褐色の幹、すくと立ち上がり広がる枝。ケヤキはとても東京だ。





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by byogakudo | 2017-01-19 21:25 | 雑録 | Comments(2)
2017年 01月 18日

井の頭線・駒場東大前の散歩

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 明日からまた寒くなるらしいので、午後、どこかへ出る。久しぶりに
東大駒場方面。本郷通りのバス停から西永福、そこから井の頭線、という
ルートの予定だが、バスが来ない。日陰で15分待つのはいや。
 微妙な遠さの方南通り、多田小学校前・バス停に向う。逆の新宿行き
バス停に立つのは、バレエの方のK夫人みたいに思うが、眼が悪くなって
いて決定できない。あちらも手をかざして逆光下のこちらを見ている。
歩み寄ってご挨拶。目の前の南台図書館にきたけれど、あまり本がない
から、いまから新宿に行かれるとのこと。

 こちらのバスもやっと来た。西永福から井の頭線・駒場東大前下車、
そのまま東大駒場を散歩する。
 少子化なのに、なぜ建物だけは増えるのだろう? それでも本郷より
コンパクトで、ごちゃつき感が少なく、わりと好きだ。
 左に「美術博物館」、右に「自然博物館」と記された古い建物の前に
ヒマラヤ杉の巨木。大きな樹はいい。
 梅の香りもしてくる。ひと休みしたキャフェの前の樹は桜だ。

 また歩き出して、Sがこれは何の樹かと聞く。プラタナスの大木だ。
先週、13日の金曜日にも善福寺川緑地で、この樹は? と聞かれた。
彼はプラタナスに惹かれる。

 駒場東大前に来たら、河野書店だろう。細い商店街を進むが、なかなか
出てこない。こんなに駅の直前だったのかと思う位置に、出現。
 店頭と店内で、三遊亭圓生『江戸散歩 上』(朝日文庫)と一ノ瀬俊也
『明治・大正・昭和 軍隊マニュアル 人はなぜ戦場へ行ったのか』(光文社
新書)、『久生十蘭ジュラネスク 珠玉傑作集』(河出文庫)、グレアム・
グリーン『ジュネーヴのドクター・フィッシャー あるいは爆弾パーティ』
(ハヤカワ文庫)、日本のマッチ・ラベル絵はがき2枚と、絵はがき30枚入り
の"Wiener Werkstatte"(TASCHEN)。

 駒場野公園を通って池ノ上まで歩き、同じルートで戻る。

 昨日、伊呂波文庫さんにお会いして、"OSWALD HAERDTL 1899-1959"
という図録を見せていただいた。部屋で"Wiener Werkstatte"を開けて
チェックしたら、Haerdtl"Bonboninniere"絵はがきが含まれていた。





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by byogakudo | 2017-01-18 21:37 | 雑録 | Comments(0)
2017年 01月 10日

猫がいない

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 写真はSがひとりで歩いていたときに会った猫。「ひさしぶりじゃーん!」
と近寄ってきたそうです。初めて会ったのに。


 生後ひと月でうちに来て21年3ヶ月、一緒に暮した雌猫・Nim(ニム)を
失って2ヶ月近い。猫がいないので、やらなくなった日常の動作・習慣を
書いておこう。いずれ忘れそうだから。

 夜寝る前に、椅子を食卓に近づけなくなった。
 Nimはヒトと同じテーブルで水を飲む習慣があり、食卓には彼女用の
丈の低いグラスがあった。新鮮な水でないと、椅子から卓に上がって
こちらの顔を見ては、替えろと催促する。床置きした餌の隣にも置いて
あるのだが、同じ卓を囲むのが好きだったのだろう。
 ただ、最晩年にはジャンプ力が落ちたので、少しでも椅子が卓から遠いと
諦めて降りる。あわてて椅子を近づけてやる。だから寝る前には、椅子の
位置をチェックしていた。

 横になっても左側にNimがいない。枕の横に、彼女のための小さな寝床
__薄手膝掛け毛布をたたんで敷き、枕になるよう端を折り曲げて少し
高くしてあるが、結局わたしの枕に頭を乗せる__があったが、わたしが
来るまで彼女はそこで寝ている。

 やっとわたしが来る。しばらくすると入れ替わるように、Nimはベッドを
降り、食卓のある部屋に行く。3脚ある椅子のひとつが彼女ので、ここにも
薄手ブランケットがある。夏場はタオルケット。

 前の部屋のときはSの側にいた。その頃も、しばらくするとベッドの足下、
自分の椅子に行き、当時は自力で寝床を作っていた。
 二つ折りして更に二つ折りした膝掛け毛布の間にもぐり込み、内部から
引っぱって外気が入らないよう、封をするみたいに整える。外から見ると
柏餅風、あるいはモスラ様の塊になって寝ていた。

 引越してから、わたしの側になったのは、縦長の窓に近いからだろう。
窓が好きというより、窓を開けるためのハンドルに頤をこすりつけるのが
気持いいから、だったのだろう。

 いまの引出し付きベッドはマットレスも厚く、かなり高い。ジャンプする
のが難しくなってから、Nimは椅子だけで寝るようになった。ベッドから
彼女が飛び降りるとき、邪魔にならないよう、スリッパはできるだけ頭近く
に脱いでいたが、それも気にしなくなった。

 書いていると、いろいろ思い出す。





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by byogakudo | 2017-01-10 18:14 | 雑録 | Comments(3)