猫額洞の日々

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カテゴリ:雑録( 1115 )


2017年 04月 27日

彼の町・新宿ゴールデン街(バー「ロンリー」)

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 新宿・歌舞伎町、大久保病院内にあるハイジアで開催中の展覧会
東京を写す。東京を彫る。_昭和の編集者・山高登の世界_』を
見に行った。
 木版は愛らしく、モノクロームの写真はひっそりと。メイプルソープ、
師岡宏次に続く、好きな写真家になった。

 近くの大久保公園は、高いアルミのフェンスに囲まれ、ホームレスが
横になれないよう、背もたれはおろか、15~20cm幅の腰を下ろす板
しかないベンチが置かれている。寒々しい。

 大通りから内側に出たり入ったりしながら歩いていたら、小泉八雲記念
公園
があった。古代ギリシャ残影みたような造りの公園に、地域猫、数匹。
不思議な空間だ。

 新宿駅方向を取る。四季の路(新宿遊歩道公園)を通ると、ゴールデン街
遭遇。ふたりとも酒徒ではなく茶徒(正しくは珈琲徒)なので、ここらは縁
がない。
 (Sが)写真を撮り歩いていると、ダイナマイツ時代の山口冨士夫の写真を
ショーウィンドーに発見(今日の下の写真、右隅・いちばん左)。「ロンリー」
というバーだ。

 お店の方が出て来られた。"彼の町・新宿ゴールデン街"の話を伺う。
 新宿区役所近くに、お城のような外貌を見せていた(尾津組マーケットの)
尾津御殿。青線時代の界隈には、八百屋・肉屋・魚屋・銭湯、そして映画館
が連なり、昼間は路地で大勢の子どもたちが遊ぶ。
 「ロンリー」の今のドアは、かつて裏木戸だったところに付け直してある。
むかし、夕方に裏木戸から目を上げると、花園神社の低い土手にやって来る
紙芝居が見えた。
 ご主人は1965年・19歳でお店を始めた。新宿が或る文化の中心だった60~
70年代、映画人や作家たちが集まって賑わう。当時は固定電話しかなかった
から、店は彼らの事務所みたいになる。
 「(たとえば)八千草薫さんから『どこそこにいますからと、お伝え
ください』って電話があるのよ」。

 1時間半くらい、立ち話した。今度は酒徒を誘ってお店に伺いたい。



呪 吐爛腐/呪 亜屁沈臓/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/





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by byogakudo | 2017-04-27 21:30 | 雑録 | Comments(2)
2017年 04月 23日

杉並区和泉1丁目を歩く

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 おととい(21日・金曜日)杉並区和泉4丁目辺りを歩いた。
方南通りの接骨院の帰り、京王バスで「方南町」まで。
そこから和泉方面に歩き出した。

 神田川を越えると専修大学付属高校などがあり、さらに
代田橋駅最寄り、日本のガウディ・梵寿綱建築!異形のマンション
「マインド和亜&ラポルタイズミ」
にぶつかり、環七に出るつもり
が環七が消えて環八に出会う。迷ったおかげで友人数名が卒業した
日大鶴が丘高校は、ここらだったのかと確認したが、和泉界隈は
なんだか面白そう。しかもあまり行ってない近場である。

 今日は都バスを「釜寺」で降りて環七を渡り、和泉1丁目へ。広い環七
から一歩中に入ると、細くうねった道がいくつも見える。欅の大木も目立つ。
 わたしたちに呼びかけているのはここだろうと、見当をつけて歩き出す。
道幅の狭さがいい。うねり方がいい。まだ新建材住宅に覆い尽くされきって
いない。

 住宅しかないのに「沖縄タウン 和泉明店街」という旗が電柱に下がる。
お祭りらしい音がしてきた。細道の角を曲ると右奥にステージが設けられ、
若い男性ふたりがコント(?)を演じている。見ている子どもも大人も楽し
そうだ。
 しかし道幅あくまでも狭く、商店街の通りも真っ直ぐではない。曲がり角
のステージと見物スペースである。

 人々の流れと逆に進むと、古い木造モルタル市場があった。むかし、
日本中の町々にあった小さな市場の建物だ。鰻の寝床式に細長く、通路の
両側に並ぶ同一サイズの店舗は幅が狭く、奥行きも浅い。急な階段の上に
狭小な住いがあるような。
 建物の脇に廻ると、放火があったので監視カメラをつけたと貼紙がある。
環七や甲州街道からすぐのところだ。地上げ屋に目をつけられたのか?

 「来夢来人(ライムライト)」という喫茶店があったので休憩。

 大通りに出て甲州街道と環七との接続が分かったので、また内側の細い
道に入る。どこから入っても、ある程度進むと、さっきの「沖縄タウン 和泉
明店街」に出てしまう。旧農道故の迷宮性だろうか。アジア的な自然発生的
商店街だ。

 Sが思わず、「黄金のトタン通りだ」と呟いた道に出会う。狭い道の両側に
トタン板で覆われた小さな住宅や仕舞た屋が続く。胸に迫るような風景だ。
うつくしい。



呪 吐爛腐/呪 亜屁沈臓/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/





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by byogakudo | 2017-04-23 20:53 | 雑録 | Comments(2)
2017年 04月 22日

よにあはれ はつねの うぐいす/駒場東大前

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 与話情浮名横櫛(よわなさけ うきなの よこぐし)
 恋衣花笠森(こいごろも はなの かさもり)
 散柳窓夕栄(ちるやなぎ まどの ゆうばえ)

 うーむ。“よにあはれ はつねの うぐいす”って漢字でタイトル
したいのだけれど、どう書けばいいのかルールが分からない。
 『与話情浮名横櫛』や『散柳窓夕栄』を見てみると、文字数が
奇数だから”初音鶯”で3文字。最初を”与情”として“よにあはれ”
と読んでもらえるだろうか。無教養で困ったものだ。

 春先は鳥がよく鳴くのだと、やっと気がつく年齢になったので、
今年の春は鳥の声を耳にすることが多い。
 晴れた昨日の朝、鶯の声がした。その前にバス停でも聞いたし、
伊呂波文庫さんは方南町辺りで聞いたという。

 昨朝は目の前の小公園で初音がした。ほんとに初鳴きらしく、「ケキョ
ケキョケキョケキョ、ホー」と、発声練習から始まった。それからだんだん
調子を上げて、午後から夕方にかけては大きく明瞭に「ホーホケキョ」と
響かせる。
 近所合壁、どこにいるのかと目を樹々に走らせる。小学生の少女ふたりは
スマートフォーンで写真を撮ろうと、飛び立った鶯の追っかけをしている。
 今朝も少し離れたところで鳴き声がした。

 午後は駒場東大前に。新入生の季節なので構内にひとが多い。土曜日と
いうこともあるのかしら。
 軽食をとってから、ぐるっと廻る。もう少し建物が少ない方がキャンパス
としていいのだが、少子化であっても新しい建築物は必要なのかと、いつも
の疑問を抱く。

 帰りは河野書店に寄る。店頭で、斎藤美奈子『あほらし屋の鐘が鳴る』
(文春文庫)、中で吉田健一『日本に就て』(ちくま学芸文庫)とドナルド・
キーン『私の大事な場所』(中公文庫)。
 レジ横に置いてあったウォホール・マペット(『セサミストリート』系
の顔をしていた)が楽しい。売り物ではなく、お客さまからのプレゼント
だそうだ。ウォホールにも書店のご主人にも似ていた。

 4pm頃、部屋に戻る。空は垂れ込めていて、鶯の声はしない。
晴れてないと、鳴きがいがないのだろう?



呪 吐爛腐/呪 亜屁沈臓/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/

 共謀罪ってなに?





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by byogakudo | 2017-04-22 20:00 | 雑録 | Comments(2)
2017年 04月 18日

大和町から阿佐谷北へ

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 近隣でありながら、あまり行ったことのない、何もないところを
歩こう。中野駅までバス。北口、中野区役所前からまた阿佐ヶ谷駅
行きバス、大和町三丁目で降りる。

 わたしは一度来たことがある。バレエのK・K夫人が当った都営
住宅の検分にお供したのだ。静かでのどかだ。いちばん近い"街"
がバスで行く中野。彼女が行く病院は新宿方面だから、さらにバス
を乗り継ぐ。図書館も近くになさそう。
 そんなこんなで彼女は辞退した。Sは今日初めて(?)ここらを
歩き、物件を見たが、見た途端、
 「あ、K・Kさん、無理」。もっと街の気配がある静かなところ
でないと。
 
 何もないといっても、こういう何もなさではないんだがな。
 歩いていると陽が出て暑くなる。身体が冬を引きずってるから、
具合が悪くなる。早稲田通りは休憩地点が期待できない。
 阿佐ヶ谷を目指す。

 中杉通りに出た。リユース/骨董店が通りに面して在った。入ってみる。
暑くて、お店の名前を確認するのを忘れてしまったけれど、使いやすい
品物が多そうだ。

 さらにJR阿佐ヶ谷駅方向に進むと、ゆたか。書房

 均一台を見ていた男性が入場し、購入。わたしたちも続く。
なつかしい古本のにおいに包まれる。紙衣(パピエ・コレ)展の
小図録(『パピエ・ア・ラ・モード』)、モノクロームの
『新信濃写真風土記 4 里のあかり』なぞ見ていると、リュック
の男性が入店、
 「こないだの『広辞林』、まだある?」と、購入。
 こちらは文庫棚から立川談四楼『シャレのち曇り』(PHP文芸文庫)。
 わたしたちが出た直後にも入っていく男性を目撃。中央線沿線には
本好きが多いのか。

 駅前のビルにある、「ニューシャドー」(ついに入った)で休憩して
電車とバスで戻る。



呪 吐爛腐/呪 心臓亜屁/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/





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by byogakudo | 2017-04-18 21:12 | 雑録 | Comments(0)
2017年 04月 15日

台東区元浅草2丁目辺り(2017/04/14)

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 毎日のように出歩く。毎日のように近所歩きが続く。西の東京の
風景に食傷して、昨日は西新宿三丁目から地下鉄・大江戸線に乗り、
新御徒町・下車。

 下谷神社の方へ、Coffeeヤマを目指す。きれいなトタン板の建物に
目を奪われて、つい右側に寄ったら道を間違える。A1から出てすぐ
左折、まっすぐ進めばヤマだった。
 でも、こんなにきれいな町なんだもの、迷ってうろつくのが真骨頂。

 ヤマでアイスコーヒーとトースト(お昼がまだだった)。トースト
に蜂蜜も塗った方がいい?と聞かれ、お願いする。トーストも林檎の
入った小さなサラダも、やさしくおいしい。カウンター席からは野球
の話(ジャイアンツ戦)が聞こえる、Coffeeヤマの午後。

 下谷神社に、またアヒルがいた。結構、高齢みたいだ。まるで猫の
ような気配で水のバケツの隣に羽をたたんで坐り込む。

 おかず横丁を目指してさまよう。さまようってほどではない距離と
地理だけれど、よそ者としては、さまよう気分。

 台東区元浅草2丁目7の辺り、気が狂いそうにうつくしい。東京に
まだ、すきまが残っている。いずれ遠からぬうちにすきまは埋め尽く
され、記憶をとどめるよすがも喪われるだろうが、でもまだ、無駄で
不思議な、贅沢な場所にぶつかる。

 写真上は大通りに面したビルの一部。
 手前は薄暗い駐車場、芝居が始まる前の観客席のようだ。奥、正面は
白い外壁、上手にトタン板の壁。まるで強烈なフラッドライトのような
外光を蓄えた奥の一郭だ。下手はどうなっているのかと、舞台を眺める
ように感動して見入る、街角の演劇的空間だ。

 すてきに錆びたトタン板で三方を囲んだ駐車場。屋根とトタン板の壁の
間にすきまがある、葭簀張りの小屋の記憶に連なる場所。

 東の東京はうつくしい。いまさら無理と分かっていても、来てしまうと、
ここで最晩年が過ごせたらなあと熱望する瞬間がある。
 ここらの集合住宅に部屋を借りて、食べるものは佐竹商店街か、おかず
横丁。本は通信販売と、着るものは新高円寺の古着屋で手に入れるから、
そのついでに古本屋に行く。ここらに住めば大川は近いし、人形町や銀座
も近い。あ、頼れる接骨院も探さなきゃと、妄想が瞬時に脳内を巡る。

 おかず横丁、入舟や。相変わらず、宝石箱のようにうつくしいショー
ウィンドー。
  "入舟やで朝食を"って浮かんだけど、あまりにもそのままである。

 おかず横丁の近くに工場跡を改装したショップ、SyuRoがあった。
蔵前や門前仲町と同じように、若者(?)が東を目指す運動の一端だろう。
角地に建つので両側を広く開けて風が通る。天井が高く、中二階みたような
事務所スペースもある。モノが見やすい、気持よいレイアウトだ。
 
 入舟やさんのご主人からお話を伺う。おかず横丁は昭和2(1927)年、
関東大震災後にできた商店街で、戦火に遭わなかった。入舟やさんは
昭和10(1935)年に開業、ご主人は昭和13(1938)年にここで生まれ、
ここで育ち、ここで仕事を続ける。
 「同級生はほとんどサラリーマンになって、別のところに行っちゃった。
先輩はひとりかふたり、残っているけどね」
 「子どもも跡を継がないしね、マンション暮らしに慣れちゃうと、
こういう__と、向かいのお店の幅や奥行きを示し__むかしの家は
全部この寸法でできてたから、狭いとこに5、6人も一緒に住んでたんだ」

 わたしたちが中野新橋近くの商店街で古本屋をやっていたと言うと、
 「ここにも2軒、本屋があったんだよ。昭和50(1975)年には消えたけど」

 川島商店街と同じように何かイヴェントがあると、webで知るらしく、
ふだん人気(ひとけ)のない商店街に、どこからか人が大勢集まるそうで、
コンスタントにひとが流れている商店街というと、高円寺・阿佐ヶ谷くらい
しか、わたしは知らない。

 高円寺はむかしから、よそからやってきた妙な風体の若い衆も受け入れる
風土だったので、小さな間口のむかし風店舗を彼らに貸すことも可能だった
のだろう。土地の記憶を活かした再開発は不可能ではない筈だが、土建屋
文化は根強く、目先の儲けが何よりも優先される。後は野となれで、原発も
共謀罪も、世界に先駆けるトランプ支持も、何もかも...。

呪 吐爛腐/呪 心臓亜屁/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/





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by byogakudo | 2017-04-15 21:40 | 雑録 | Comments(2)
2017年 04月 11日

人形町界隈(2017/04/10)

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 今週は用事が続いて散歩日が少なくなる予定なので、と
理由付けする必要があるかしら、昨日は人形町界隈を歩いた。

 大通りを外れると、まるで吸い寄せられるように、"一見
3階建てのモルタル造看板建築"
2016年11月18日付けにも)
に逢う。Sが写真を撮っていたら、2012年9月24日の彼女
(だと思う)が出て来られて、お話しする。
 彼女からも、
 「ここね、以前、芸能人のお家だったのですよ」
 「三木鶏郎・事務所だったって、他の方からも言われました」

 お家を指差しながら恥ずかしそうに、
 「もう、ぼろぼろになっちゃって」
 「いや、きれいです、とてもうつくしいです」とお答えしたら、建物・
左側、横開きのガラス戸を指して、
 「エッグアートってあるでしょう? こっちは、わたしが作ったものが
置いてあるの。ご覧になりたい?」
 「いいんですか、ぜひ!」

 鍵を取りにわざわざ戻られ、開けてくださる。
 こちら側はむかし、京都出身の方がやっているカーテン屋さんだった、
とのこと。カーテン屋さんというのも、ハイカラだった。

 半間の三和土から先は板張りの床。四畳半くらいだろうか? なつかしい
安楽椅子(布張りで腕は直線気味の曲げ木)や低い卓、使われなくなった
家具が、みっしり置かれている。
 天井もなつかしい。白いパンチングボードで全面覆われている。

 卓上にも壁に寄せた棚にも、河原の小石、磨いた流木、松ぼっくりなどが
置かれている。彼女の作品であるレース編のドイリーも、何点も。
 「展覧会に出したりされないんですか?」と、S。
 「教えてくださった先生が亡くなられて教室がなくなったし、病院に通う
ようになって、もう作れなくなったんですよ」

 左奥のガラスの飾り棚にエッグアートが並ぶ。手に取ってごらんなさい、と
言ってくださるので、そうっと取り出す。
 西洋風の花柄を表面に描いたもの。殻を縦に切って内部に小さな兜を置き、
脇に菖蒲を描いた卵の隣は、お雛様のいる卵。クリスマス向けの作品だった
かしら、卵の背面に細い曲線がカットされているのもあった。
 「作ってはお友だちに上げたりして、今はこれだけなの」

 右側の棚には手製のワンピースを着ている、二十歳の彼女のモノクローム写真。
お友だちのお家が写真館で__写真館も、ハイカラでなつかしいお店だ__、
そこで撮られたものだ。丸襟に黒いリボンが結ばれ、愛らしい。
 写真立ての右側には、やはり彼女が作った藤工芸のお人形(今日の写真、下)。

 ここは中原淳一の世界だ。写真館では着物姿も撮ってもらったが、もう一度
撮ってあげようかと言われたら、シンプルなお洋服姿を選ぶ。
 彼女の作った手工芸品のどれにも、西洋への憧れがイメージの始まりにある
と、感じる。

 「私の思い出は虫入りの琥珀の虫」である時空間を見せてくださった、
東京の妖精に深謝。





呪 吐爛腐/呪 亜屁沈臓/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/





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by byogakudo | 2017-04-11 19:08 | 雑録 | Comments(2)
2017年 04月 09日

高円寺でEPTに入ってみた

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 写真は3月28日(火)、余丁町で。

 春になると鳥の鳴き声に気がつく。新宿西口行きのバス停辺りでは
鶯の声を聴いた。
 部屋の目の前の小公園では、桜が雨に花びらを散らし、ふだんは雀と
鴉と鳩ばかりだが、さまざまな鳥がやってきて(名前を特定できないの
が悲しい)花をさらに散らす。樹は好きだけど、樹の花には、それほど
惹かれない。愛国心を買い占めたような顔をしてる安倍晋三のせいで、
桜まで嫌いになりそうである。
 桜は小西真奈が描くような世界であり続けてもらいたい。(描かれた
桜は三鷹の天文台だろう。)

 雨が止んだということにして、3pm、またしても外に出る。環七沿いの
壊されることが決まっている集合住宅の裏庭では、鳩の集団が血気盛んだ。
全速で飛翔する。青梅街道に出たら、Sの頬をかすめて飛ぶ鳩さえいる。
 何があったのだろう?

 途中で左の足首に違和感。右足かかとは、ずっと治ってないし、わたしは
大丈夫だろうか? (部屋に戻ってすぐ湿布した。たぶん明日は回復してる
と、期待している。)

 JR高円寺駅近くで、EPTというお店に入ってみた。どんな観点で蒐められ
たのかは明確だが、キメキメじゃないところが魅力の骨董店だ。
 由緒正しい骨董(アンティークス)より、ジャンクやキュリオの方が楽しくて
好きだし、動物のオブジェ(小さなぬいぐるみや金属製・陶製)がどれも、
顔がいい。すてきなお店だ。

 お店の方に店名を伺うと、
 「EPT(エプト)です」
 「どんな意味?」
 「いや、意味はありません」と答えられたが、帰途、ふっとExcePT
ではないかと思う。
 山田風太郎流に、「列外」と訳そうか。



呪 吐爛腐/呪 亜屁沈臓/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/

 「閣議決定」
 <先日も書きましたが、今行われてる「閣議決定」って、改憲後の
 国家緊急事態条項を発動して、内閣が法律と同等の効力を持つ政令を
 何でも出せる状態の予行練習みたいな感じになってるんですよね(ー ー;)
 メディアではさらっと流されてるけど恐ろしい事なんですよ。閣議決定で
 何でもできるんです。>





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by byogakudo | 2017-04-09 20:42 | 雑録 | Comments(2)
2017年 04月 08日

桜も嵐も踏み越える(東松原)

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 今日の写真は、3月28日(火)、市谷加賀町で。風邪を引いてた猫さん。
治ったかな?

 Sのカメラが新しくなった3月30日(木)以来、毎日のように外に出る。
 「ぼくのことは書かなくっていいから」と言うけれど、いつから
これで撮り出したんだっけ、と聞くのが目に見えている。
 いつでも思い出せるようにと、ブログや何かがあるのである。

 桜が盛りになると、雨が降り風が吹く。

 中野(3月30日)、近所(31日)、ときどき霧雨に降られて青梅街道・
新高円寺附近(4月1日)、伊呂波さんと三人で西荻窪(2日)、中井を
歩く(3日)、義母と三人で肥後細川庭園と川沿いの桜並木(4日)、
阿佐ヶ谷にコーヒーとジャムを買いに(5日)、Sひとりで風の中を和泉
の辺り(6日)、風に逆らって東中野から中野(7日)、雨もよいの今日は
大原~羽根木2丁目~松原1丁目19界隈~東松原。

 書き抜いてみると壮烈だが、設定が決まるまでは、ひたすら外に
出続けるしかない。明日は雨らしいので、ひと休みできる。



呪 吐爛腐/呪 亜屁沈臓/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/

 もし「共謀罪」が成立したら、私たちはどうなるか【全国民必読】 
知らなかったと後悔する前に by高山 佳奈子


<表現の自由に関心を持つ比較的若い世代の懸念の1つとして、マンガ・
 アニメなどのパロディ(いわゆる二次創作)の計画が著作権法違反の
 罪の共謀罪として摘発の対象にされるのではないかという点がある。

 著作権法違反はおよそテロリズムとは無関係に見えるが、海賊版や
 模造品が犯罪組織の資金源となりうるという理由で、知的財産権を
 侵害する他の罪とともに、共謀罪処罰の対象犯罪に含められている。>


<結局、現政権のデタラメを許しているのは、支持率。支持率ががた落ち
 すれば、変化が始まる。僕は無茶を言っていない。森友学園問題にせよ、
 共謀罪にせよ、各論では多くの有権者が現政権を批判している。だから、
 不支持と表明すべき。この内閣は絶対に「他の内閣よりよさそう」では
 ない。>
(https://twitter.com/hiranok/status/850528907157569536)





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by byogakudo | 2017-04-08 22:02 | 雑録 | Comments(2)
2017年 04月 03日

共謀罪=ネオ治安維持法

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 小澤俊夫氏が警鐘 「共謀罪で言論の息の根が止められる」

< 親父[注:小澤俊夫や小澤征爾の父・小澤開作]は「日本から満州に
 来た官僚の中で一番悪いのは岸信介だ」と言っていました。「地上げをし、
 現地人は苦しめ、賄賂を取って私財を増やした」と。だから、岸が自民党
 総裁になったときに「こんなヤツを総裁にするなんて、日本の未来はない」
 とハッキリ言った。その岸の末裔が首相になって、日本は本当に未来がなく
 なっちゃったね。>

<共謀罪の対象になるのは犯罪を企む集団であって、一般人は関係ない
 というが、普通の団体も質が変われば、対象になると言っているわけ
 でしょう? その判断を下すのは警察でしょう? 正しいことでも
 警察がダメだと言えば、アウトになる。これが戦前の治安維持法の
 怖さだったんだけど、同じ懸念があります。警察、当局の判断が正しい
 のかどうかという検証を行うにも情報が出なければどうにもならない。
 森友学園の疑惑だって、都合の悪い情報は「廃棄しました」と言って
 出さないじゃないですか。権力というのは都合の悪いことは出さないん
 ですよ。だから、危ない。そうなったら、誰も怖くてものを言えなく
 なりますよ。>

< 安倍政権は要領や指針を出して、幼稚園、保育園でも君が代を歌わせ
 ようとしているじゃないですか。公教育の中でこれをやられたら20年後、
 みんなが君が代信奉者になりますよ。親が「国家、国旗への強制的な信奉は
 おかしい」と言っても、子供は「そんなことない」になる。家庭内で分断が
 起こる。幼稚園にまで手を出すなんて、極めて悪質で危険です。さらに
 小学校に上がれば、教科書で従軍慰安婦や南京虐殺の問題をなかったこと
 にしているじゃないですか。>

<日本人は戦争というと、被害の記憶しかない。>

<そこがドイツとの大きな違いです。日本軍の慰安婦は、公衆便所みたいな
 ところに女がいて、みんな長蛇の列で順番に犯してきたと聞きました。
 人道に対する罪ですよ。でもね、日本は赤紙で戦争に取られた夫や息子が
 帰ってくるとみんな喜んで、「ああよかった」となるでしょ。だから誰も
 戦地で何をしてきたかなんて、言いませんよ。優しいお父さんがさ、犯した
 とか殺したとか、何も言わずにみんな、墓場まで持って行ったんです。
 だから、銃後の国民は日本人の加害者としての側面を知らないできたんです。
 [略]
 ドイツは強制収容所を堂々と残している、世界に自分たちが犯した罪は
 これだと宣言している。強いよねえ。これは民族の差かもしれませんが、
 世界の中での日本が見えていないという意味で、安倍首相はレベルが
 低すぎると思います。>


 梟通信〜ホンの戯言2017年4月3日より__

<自己犠牲は天皇=国家に対してのみ要請される、それがクソッタレ
 教育勅語だ。>

<教育勅語にもいいことが書いてあるとほざく連中のほとんどは、
 教育勅語にある「朋友互に信義を以って交わり、へりくだって気随
 気儘の振舞いをせず、人々に対して慈愛を及すようにし、学問を修め
 業務を習って知識才能を養い、善良有為の人物となり、進んで公共の
 利益を広め世のためになる仕事をおこし、常に皇室典範並びに憲法を
 始め諸々の法令を尊重遵守し」ていない新自由主義・経済至上主義・
 自己責任論者の我利我利亡者ではないか。
 内心の自由を踏みにじる共謀罪を強行しようとする彼らの「朋友信義」
 「謙譲」「善良有為」「公共」「慈愛」なるものは1%の世界のみに
 通じる身勝手なものではないか。
 そうだからこんな格差社会ができている。
 なにが「教育勅語にもいいことがある」だ!>



呪 吐爛腐/呪 亜屁沈臓/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/

 初めの"呪 吐爛腐"は、たぶん年内に消せるんじゃないかと思う。
吐爛腐は、どうにも動きが取れなくて辞任するだろうから。
 あとの二つが悪夢として残り続けそうだ。早くブログから消せる
よう、わたしの死後もこれらが続かないことを願って、呪い続ける。





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by byogakudo | 2017-04-03 20:31 | 雑録 | Comments(2)
2017年 04月 02日

三人で西荻窪へ

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 晴れた日曜日、桜も咲いている。人ごみ嫌いはどうすればいいのか。
ともかく出かける支度をして行き先を考えていたら、電話が鳴った。
伊呂波文庫」さんである。
 三人で西荻窪散歩しましょうか。

 蚕糸の森公園・正門で待ち合わせる。桜が満開だとTVでは言うが、
昨日一昨日の雨模様のせいで五、六分咲きがいいところだ。けれども
公園内の芝生の斜面では、一本だけ、ほぼ満開の桜の木の周りに
人々がつどう。ブルーシートを敷き、小さなテントを張り、して。
 風が冷たく感じるが、子どもたちは裸足になって水の流れで遊んで
いる! わたしは老人だ、コートに薄手のマフラーが外せない。

 吉祥寺行きバスを春日神社前・下車。ひとけのない住宅地を歩く。
晴れて閑散としてティム・バートン映画の郊外住宅風景みたいだと
いつも思う、東京西郊。

 駅が近づく。歩いているひとと、すれ違うようになる。「ねこの手」
に立ち寄る。荻窪「象のあし」姉妹店だ。『芸術新潮 1998年3月号』
を買う。
 こけし屋別館でお茶を飲む。話題はもちろん本の話。

 恥ずかしがる伊呂波さんを誘って、「盛林堂書房」へ。
 均一台に群がる中高年男性数名、という変わらぬ、しかし今では
貴重な店頭風景を目にする驚きと喜びを、伊呂波さんと分かち合い
たかった。

 店頭と店内で文庫本4冊。D・M・ディヴァイン『ウォリス家の殺人』
(創元推理文庫)、久生十蘭『魔都』(朝日文庫)と『真説・鉄仮面』
(講談社 大衆文学館文庫コレクション)、鴨下信一『忘れられた名文たち』
(文春文庫)。

 駅の辺りを一周してJR・荻窪、地下鉄・新中野と戻る。帰りは寒くなってる。



呪 吐爛腐/呪 亜屁沈臓/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/

 共謀罪」の創設に反対する緊急統一署名に署名したいけれど、Facebookの
アカウントがないと、できないのかしら? 





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by byogakudo | 2017-04-02 21:41 | 雑録 | Comments(0)