<   2005年 06月 ( 30 )   > この月の画像一覧


2005年 06月 30日

05年6月30日(木)

 地獄のような1週間だった。金曜定休だと、きょうが週末、
週の始まりは土曜日からになる。熱くって本を探しに出る
元気なぞ、ふつう出ないでしょう。空調のある室内にいても
何かする気力が起きない。全体力が気候に体調を合せる
ためだけに使われる。余力はない。つらい。

 「暗闇の薔薇」、半分以上進むが、捜査に進展なし。ただヒロインが
途方もなく美しい。探偵小説中の美女といえばライス「マローンもの」の
ヘレン・ブランド・ジャスタスとばかり思ってきたが、サリー・モーンの
美女ぶりも素晴らしい。こちらは70年代後半の美人で、神経症的はかなさ
のエーテルに包まれている。彼女のファッションの描写だけでも読むかいが
ある。映画やファッション関係の若い友だちと過す、うたかたの日々のシーン
もかなしくて素敵だ。





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2005-06-30 14:21 | 再録 | Comments(0)
2005年 06月 29日

05年6月29日(水)

 昨夕やっと少し外が歩けそうな時間になって、買取り本の下見に伺った。
処分したい文庫本が300冊と聞いていたが、倍はある。「映画とジャズ
関係は老後の愉しみだから駄目よ」、それは残念。どちらも当店向きなの
だが...。あれこれ100冊以上選ばせて頂く。

 「澁澤龍彦全集24巻もどう?」「帰って空きスペースを確認してから
でいいですか?」(なんとかお引受けできそう)。天気を見計らってSに
取りに行ってもらおう。単行本他4冊と文庫本6冊を先に頂いて店に戻る。

 週末でもないのに新着欄に入った4点がそうです。文庫5冊もそれぞれ
アップ。残り1冊がすなわち昨夜から読み出した「暗闇の薔薇」(ブランド
創元推理文庫 94再)。

 しまった! 短編集「招かれざる客たちのビュッフェ」もあったような
気がするが、1冊のために出直す訳にもいかないなあ。
 
 棚の文庫本を少しずつでもネットに上げなきゃと思いつつ、なかなか実行
に至っていない。今日なんか最適の日だ。





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2005-06-29 14:14 | 再録 | Comments(0)
2005年 06月 28日

05年6月28日(火)

 結局、夕べは吾妻ひでおの「バニー」や「ななこSOS」なぞ読みました。
いい漫画家だなあ、やっぱり。佐藤史生、坂田靖子、吾妻ひでお、望月
峯太郎が好きですが、手塚治虫が解らない。

 黒澤明が解らないのと似たような理由なのか? 縁がないのか。ヒュー
マニズム音痴か? よく分析できない。
 黒沢の場合は、あの男性原理の突出ぶりに拒否反応を示していると、
解っているが。しっかり構築された作品だけれど、どこに/どこで感情移入
すればよいのか、入り込む地点が見つからないのが、わたしにとっての
黒沢映画の欠点。骨格の太い映画がすべて駄目ってわけでもないのに。
やっぱり縁がない。





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2005-06-28 14:09 | 再録 | Comments(0)
2005年 06月 27日

05年6月27日(月)

 連日の熱さで早くも夏枯れを先取りしている。そんなもの、後回し
でいいのに。ままならぬ世の中です。文面だけでも爽やかにいきた
かったが、爽やかネタが思いつかない。何かなかったっけ? 
 ひとつの季節に身体がやっと慣れた頃、次の季節がきている。
歳を取るのも大変です、みなさん!(おどすつもりはありません)。

 「盛り場の民俗史」、面白いのになかなか進まない。頭も夏枯れか、
いよいよ。今夜のためにもう1冊、見つけなくては...。部屋にも
何かなくはない筈だが。





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2005-06-27 14:05 | 再録 | Comments(0)
2005年 06月 26日

05年6月26日(日)

 ブリスキンは暗殺の危機を乗り越え、無事、大統領に選ばれた。
パラレル・ワールド?も発見されたので人口問題は解消されそうだが、
でも何だかピンとこない話だった。焦点がどこにあるのか解らない。
 「シビュラの目」中ではとぼけた発狂コンピュータもの「聖なる争い」
が好き。(ディック ハヤカワ文庫 00初)

 「三十九夜」か・・・。別冊宝石17号「世界探偵小説名作選第5集
ポストゲート・バッカン傑作特集号」ならあるけれど、52年の松本
恵子訳でいまさら読まずとも、小西宏訳「三十九階段」(創元文庫)の
方が読みやすそうだし。
 あっ、「緑のマント」がもう文庫に入ってない! 好きだったのに。
「ゼンダ城の虜」みたいな胡散臭い代物を入れておいて、あれを外す
のか。





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2005-06-26 14:00 | 再録 | Comments(0)
2005年 06月 25日

05年6月25日(土)

 ジム・ブリスキン大統領選さなかに又「知恵蔵一代」(田山力哉
教養文庫 92初)が挟まり、黒人初の大統領は果たして誕生するや
否や?(それが物語のテーマではないのでしょうが)。

 時代劇ファンでなかったのでチャンバラ・スターの名前・顔・当り役名
の三一致が難しい。
 ええと、老け役で「網走番外地」に出ていたのが、あれがアラカン? 
若いときが鞍馬天狗?
 TV「探偵物語」にやくざのボスとしてゲスト出演、松田優作以下の
若い衆の演技とまったく異なる荘重な演技スタイルのまま演じたのが、
大友柳太郎? 代表作は?
 片岡知恵蔵は「血鑓富士」や「赤西蠣太」のひとか。

  こんなに解ってなくていいのかしら?





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2005-06-25 13:56 | 再録 | Comments(0)
2005年 06月 24日

05年6月24日(金)

 「シビュラの目」中の「カンタータ百四十番」がなかなか進まない。
いったいジム・ブリスキンは黒人初の大統領になるのかならないのか? 
途中で「大観自伝」(横山大観 講談社学術文庫 81初)や神崎宣武「盛り
場の民俗史」(岩波新書 93初)を読み出すものだから大統領選が遠くなる。

 「大観自伝」は面白かった。高村光雲の自伝など、むかしのアーティスト
の自伝は大抵のどかでおかしい。「大観」中に、
 「酒と言えば、世間では私のことを大酒飲みと思っている人があるかも
知れませんが、それは違います。私はただ酒を愛するだけです。/酒徒と
いう言葉がありましょう。私はただそれだけなのです。」と。
 酒を他の言葉に置き換えても、いろいろ使えそうだ。





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2005-06-24 21:00 | 再録 | Comments(0)
2005年 06月 23日

05年6月23日(木)

[2014年11月18日追記:
  トップの写真1枚、削除。]

 こどもの時いちばん困る質問が「大きくなったら何になるの?」
だった。なりたいものや状態が思い描けない。そのまま歳を喰って
きて、或る日、何ものかのふりをしてみようと決心した。何ものでも
ないためには、何ものかのふりをすればいい。他人はふりを記号的に
理解してくれるだろう。ふりの影に隠れて、存分に何ものでもない
わたしで在り続けられる筈だったが。でもペルソナって言うのか、
仮面に影響されない顔も存在しない。ふりに合せて何ものかに
なろうとしていて、なりきれず、時々、調整を計らなくてはならない。

 気候不順と閑とのせいで、やや鬱の回路に入っているのだろう。





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2005-06-23 20:55 | 再録 | Comments(0)
2005年 06月 22日

05年6月22日(水)

 きょうも何をやっていたのか判然としないまま暮れてゆく
亜古本屋の一日であった。どうもほんとうに古本屋と自称して
よいのか確信がもてない。たんに修業体験のなさからも来て
いる、とは思うが、それだけではなく、古本屋という場に発生
する何かをかなり問題視している自分自身に気付くと、古本屋
より亜古本屋と称した方がしっくりする。

 亜種だから売上げが二の次という訳ではない。古本屋を続けて
いくのに必要な売上げ額を目指すのは当然だが、できれば積極的に
好きな本だけで到達したい。(甘いのでしょうか?)いまでも好き
勝手古本屋かも知れないけれど、もっと好き勝手したい、し続けたい。
 大型化せず、あまり有名にならず___やっぱり甘いか。でも大型店って
似合わないから、できない。

 うだうだ、すみません。が、「パフォーマンスとしての古本屋」を
売上げの低さのエクスキューズにはしたくない。

[2014年11月18日追記:
  古本屋はどれほど大手であっても、(新刊も)古本も、業界
 自体が小さいから、世間的には大手も弱小も変わりなく無名の
 存在だ。
  本を必要とする人はごく少なく、少数者の中でひっそりと本が
 流通し続けていることが、奇跡的ともいえるのではないかしら。]





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2005-06-22 20:37 | 再録 | Comments(0)
2005年 06月 21日

05年6月21日(火)

 まず訂正。「シビュラの目」だった、「眼」ではなく。
 「メグレ罠を張る」終る。暗い話だけど後味まろやか。
G.グリーンやシムノンはときどき読みたくなる。こればっかり
だと飽きますが。未読の本が20冊を切ると不安になる方、
そこまでは行かないが寝床に持っていく本が欠けることのない
よう、常に帰る前にチェックするのは忘れない。死活問題です。
 「シビュラの目」を終えたときのために、もう1冊探しておか
なくては。文庫本以外なら候補はあるが、横になって手首を
きたえるのも辛い。

 昨日来、08 が08a と08b とに細胞分裂しています。お気付きで
しょうか? 少し見易くなったと思います。よろしく。





..... Ads by Excite ........


     
[PR]

by byogakudo | 2005-06-21 21:46 | 再録 | Comments(0)