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2006年 11月 30日

毎度お騒がせしております

 このところドタバタしております。申訳ありません。ちょっと忙しくなり
まして、今日から12月4日まで休業申上げます。

 来週火曜日(12月5日)から、月・金 休業
              12−6pm営業   
 の形で店舗営業を再開いたします。

 これで用事は片付く予定です。Sが本格的に回復いたしましたら又、以前の
金曜定休、8pmまでに戻します。

 ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願い申上げます。できるだけ
店に来てメールチェックしようと思っていますが、返信が遅れる場合も
あるかと存じます。その時は、どうぞお許しください。
 
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by byogakudo | 2006-11-30 13:50 | 告知 | Comments(0)
2006年 11月 29日

「ねじの回転」途中

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 (写真はクリックすると拡大します。)

 冬は怪談集のとき。買取本にあった「ねじの回転」(ヘンリー・ジェイムズ
創元推理文庫 05初帯)中の短篇を、まず読む。

 「幽霊貸家」では主人公が夕刻、どうも幽霊屋敷らしい家を見つける。
同じく黄昏時に再訪した折り、不思議な老人を目撃する。
 その老人と墓地で出会う場面(p245)に
<かれは午前中の日射しの中でも、かはたれ時の薄明かりで見た時と
 同じくらい変わり者に見えた。>とある。

 「誰そ彼時(たそがれどき)」は夕方の薄暗い時間、「彼誰時(かはたれどき)」は
明け方のやはりほの暗い時間帯だと覚えていたので、気になってPC辞書!で
調べてみた。
 「たそがれどき」も「かはたれどき」も初めは夕方の薄暗い時間を意味して
いたが、後に、「かはたれどき」が朝方、「たそがれどき」が夕刻に
用いられるようになったそうだ。
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by byogakudo | 2006-11-29 12:16 | 読書ノート | Comments(0)
2006年 11月 28日

「闇に葬れ」読了

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 (あっ、写真がある! 歩いて接骨院に通えるまでになったSが、
帰りに20分ほど立寄り、写真を入れてくれた。PCに久しぶりに向かって
みたが、まだまだ復帰は無理だと解ったようである。)


 IRAくずれの殺し屋がひき逃げに見せかけて英国国教会の主教を暗殺。
そんな始まりだったのに、いつの間にか聖杯伝説になり、「インディ・
ジョーンズ」みたいねと思っていると、最終的にはSFになってしまった、
なんだか凄い物語。
 エンディングがやや早足だと思うが、かなりの作品だ。
              (ジョン・ブラックバーン 論創社 06初帯)

 前に読み終えたとだけ記した「天才たちの値段」(門井慶喜 文藝春秋
06初帯)について一言、付け加えたい。
 「昔ながらの本格探偵小説に再挑戦するのは、それはそれで認める。
でも、かつての探偵小説の欠点__登場人物が非人間的__なところまで
踏襲することはないんじゃないか?」と。
  おお、悪口はさらなる悪口を呼ぶ。出てくるキャラ(登場人物というより
キャラである)に魅力がない。文章にも。
 美術ネタであることにしかウリが認められない云々・・・。

 これで全5回に渡るお師匠さんからの配本終了。グラディス・ミッチェルを
集めよう!
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by byogakudo | 2006-11-28 15:33 | 読書ノート | Comments(0)
2006年 11月 27日

国分寺書店のお刀自さまにお詫び申上げ奉る

 まさか古本屋になる未来が待っているとは思いだにしなかったあの頃、
文庫本がたまると、近所の国分寺書店に運んでいった。本棚2個に入る分しか
本は持たないと決めていたのだ。

 静かで清潔な店内。渋いラインナップのお店に、カヴァをはがした
SFや探偵小説の文庫本をもちこんでくる。
 「あの、お金はいらないんですが、引き取ってもらえませんか?」
 (ジロリ、キラリと眼鏡の縁が光る)「はい」。

 いつもこれ。行く度に「あたし、何か悪いことしたかなあ?」と疑問に
思いつつ、他に近い古本屋を知らなかったので運んでいった。

 今なら悪いことしてると解る。古本屋がどんなにせっせと本を処分するものか、
カヴァのない文庫本は均一台でも遠慮したい代物であると、理解できる。でもねえ、
当時はなんにも知らなかった。無知をいいことに、ひどいことをしていたと
ようやく解るようになったのです。

 国分寺書店のお刀自さま、ご存命かどうか、今更ですが、あの時の失礼を
お許しください。いまや悔い改めて?、にこやかに
 「あっ、申訳ありません、カヴァがない文庫本はちょっとお引取り
できませんので」とやってのけております。いけずうずうしいったら。

 お刀自さまがもう少しやさしく仰っていて下さったらなあと思わぬでも
ありませんが、でも、へらへらしたキャラはお刀自さまには不似合いですものね。
 ひたすら、わたしが悪かったのです。お許しあれ。
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by byogakudo | 2006-11-27 15:36 | 雑録 | Comments(0)
2006年 11月 26日

再開

 ともかく店を開けた(明日はすぐ、お休みになるのですが)。
 
 気の滅入る曇り空、入店者ゼロもありえると覚悟していたが、数人
入ってきて下さる。よかった・・・。
 接客態度も忘れてない、買取価格もブレてない、よかったと書こうと
していたら又売りにきて下さる方あり。今度は全部、洋書。しばし悩んで
なんとか価格設定。

 日曜日ということもあり、まあ再開日としては適切だったのだろう。
1週間はこの態勢でやってみて、独りなりのやり方で続けられそうと
思えたら、営業時間短縮で金曜定休に戻すこともできそうです。
第1日で言うには気が早すぎますけれど。

 店が開けられて、やっぱり何だか嬉しい。入店者があったからこそ
言える言葉だ。
 
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by byogakudo | 2006-11-26 16:52 | 雑録 | Comments(0)
2006年 11月 25日

明日から短縮形態で店舗営業を再開いたします

 お騒がせいたしまして申訳ございません、明日26日(日)から、店舗販売を
曜日・営業時間を短縮して再開いたします。

 営業日: 火・木・土・日
 営業時間: 12-6pm

 つまり、これまでの金曜定休から、月・水・金 休みへ、
営業時間も2時間短縮という次第です。
 ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願い申上げます。

 落着きましたら又、以前の営業形態に戻る予定ですが、当分こんな感じで
店を開けたいと思っています。

 新着欄も数点ですがアップしましたので、ご覧下さい。
 新着本
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by byogakudo | 2006-11-25 15:59 | 雑録 | Comments(0)
2006年 11月 24日

やっぱり行った

 それでも行くのかと思うけれど、金曜日になると、Sもひとりで大丈夫だろうと、
やっぱり神保町に向かう。
 着けばうれしい古本の山。古本屋になるまでは、ただもう読めれば嬉しかったが、
なってから古本自体が好きになった。古本屋は中毒性の高い職業だ。

 今日はひとりきり、今週の売上げはなかったのだよと言い聞かせ、
ふだんより更に小額、軽量路線で買った。5冊は新着欄に載せられる。

 昨夜からジョン・ブラックバーン「闇に葬れ」を読み始めているのに、
帰りの地下鉄で読んだ「泥棒論語」(花田清輝 未来社 59初)が面白い。今夜中に
読み終えて明日の新着欄に出せそうだ。

 たぶん、26日(日)から週4日営業、営業時間短縮の方向で店舗営業を
再開できそうです。詳しくは明日、ブログとHPトップページでお知らせ
いたします。どうぞ、よろしく。
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by byogakudo | 2006-11-24 21:09 | 雑録 | Comments(0)
2006年 11月 23日

「貝殻追放 抄」をまだ読んでいる

 やや飽きてきているが相変わらず「貝殻追放 抄」(水上滝太郎 岩波文庫 01再)。
坂本紅蓮洞についてのエッセイが、敗北者への愛と距離感とのバランスがよくて、
いいなと思う。

 水上滝太郎はバランス感覚の人だ。敬愛する泉鏡花について書いても、
その美質を崇め、欠点を落着いて指摘する。大人の小説家・エッセイスト
なのだろう。小説だと、冷静さが面白くなさと受け取られもしそうだ。
 あと、親ばか丸出しのエッセイや飼い犬の話も、自慢しているのに
感じよく読める。名のみ知る小説家だったが、こんな人だったのね。

 さて、今夜こそ、第5回配本最終ミステリに取りかかろう。なんだったっけ、
スコットランドかアイルランドもの?だった筈だけど、1週間どたばたしていたら
すっかり忘れていて、お師匠さんに先ほど返却延長願いを出したところ。
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by byogakudo | 2006-11-23 15:28 | 読書ノート | Comments(0)
2006年 11月 22日

S comes back to me

 少し早め、ほんとはあと1-2日動かさない方がよいのかも知れないが、
Sが自宅に戻ってきた。
 タクシーに乗り込むとき、それ以上に乗ってからが苦痛だったそうだ。
車の振動や左右へのスライドが、普通なら無意識にからだを調整するのに
ギックリ腰をかかえていると、ともかくドア脇の釣手に掴まって支えながら
でないと身体が保持できないらしい。

 それでも無事たどり着いて今は部屋で横になっている。PCにも因業なので
わたしは店にきて、こうしてブログを書いている。

 お騒がせしていますが、Sの自宅リハビリ状況に見極めがついたら、
店舗販売を再開いたします。来週あたりからかと思います。
 この間、店に来てくださいましたお客さま方、申訳ありませんでした。
これに懲りず、またご来店くださいますよう、よろしくお願い申上げます。
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by byogakudo | 2006-11-22 16:37 | 雑録 | Comments(0)
2006年 11月 21日

少し安心

 今朝の東京新聞に「キャピトル東急」閉館の記事があった。「キャピトル」と
いうより「赤坂のヒルトン」とつい思ってしまうが、旧「星岡茶寮」跡地が
63年に「東京ヒルトンホテル」になったと知ってびっくり。
 魯山人の「星岡茶寮」が赤坂にあったとは本で読んでいたけれど、まさか
こことは知らなかった。もの知らずです。

 暢気なことを書けるのもSの回復が順調だから。さっき電話があり、30分以上
椅子に坐っていると言う。毎日少しずつ起きられるようになっている。一安心。
 でも、せっかく順調な回復ぶりを見せていても、うがい(の体勢)一回で
元の木阿弥になる可能性もあるので油断できない。
 日々是理覇秘理(リハビリ)。もっとましな当て字が考えられないのかしら。

 どたばたしながらも寝る前に何か読まずにはいられない因果な、いえ、因業な
体質。お師匠さんからお借りしている「天才たちの値段」(門井慶喜 文藝春秋
06初帯)、「南の島に雪が降る」(加藤大介 ちくま文庫)を読み終え、水上滝太郎
「貝殻追放抄」(岩波文庫)途中。
 Sにこないだ水上滝太郎と滝田樗陰とを混同して教えてしまった。彼が忘れている
ことを望む。

 お見舞いのメールやコメントを頂きました。ありがとうございます。
おかげさまで、もう少しで自宅療養が始まりそうです。
 
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by byogakudo | 2006-11-21 16:09 | 雑録 | Comments(0)