猫額洞の日々

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2007年 09月 30日

早退します

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 ちょっと雑用ができましたので、今日は早退します。また明日。
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by byogakudo | 2007-09-30 14:53 | 雑録 | Comments(0)
2007年 09月 29日

ふーむ

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 Sが昨日の分に写真を入れてくれたのだが、photoshop 問題は
ちっとも解決せず。どうすればいいのか。わたしが悩んでも無駄
なので考えないことにする。だって全くの無知だから。

 昨日の真夏日から今日は秋の深まりへ。寒くて部屋に着替えに戻った。
猫たちがどうした?とやって来る。寒くてしょうがないのよと答えて
また店に戻る。こんなに温度変化が激しいと辛い。

 今週も新着欄をアップしました。写真を添えた方がいいのですが、
それが今むずかしい。解決したら遅ればせながら写真もつけようと、
書影は撮ってあるので、いつか。
 新着欄

 途切れ途切れにベスター「ゴーレム100」を読むのはやめて、
今夜あたりから一気読みに入らないと、読んでてつまらない。かなりの
傑作に思われる、勢いのある作品だ。ベスターって初期とほとんど
変らないひとのようだ。
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by byogakudo | 2007-09-29 14:41 | 雑録 | Comments(0)
2007年 09月 28日

五反田〜目黒

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 (キャッ、photoshop が見つからない! 今日は写真が上げられ
ません。明日Sに頼んでみます。)

 もちろん五反田に行く。1時間くらい会場をうろうろする。肩のバッグ
には地下鉄で読んでいたフレドリック・ブラウン(HPB)のみ。遂に、
やっと、発送を依頼することにした。800円を惜しむのをやめた。身体が
保たない年頃ですもの。

 軽々と目黒川近くのタリーズへ。コーヒーを飲みながら手元に買った
ばかりの本がないという初めての体験だ。なにか変。

 目黒川沿いにずっと歩いてみよう。海喜館もまだある。写真を撮ろうと
したら、バッテリーがない! コンヴィニエンスストアで単四を買って
間に合わせる。
 ところが海喜館側の道は歩くに適さない。車ばかり通る。対岸には
遊歩道が見えるのに、なかなか橋にぶつからない。Sが焦れた。
 やっと渡ったら遊歩道が途切れる。ひどい・・・。ここはどこ?と
見渡せば、さっきの道沿いにかの目黒エンペラー・セックスホテル。
目黒のどこがお洒落なの?

 交番で道を尋ね、JR目黒駅に向う。かなり古そうな権之助坂商店街が
見えた。えっ、弘南堂書店の看板が! 寄らなくっちゃ。細長い店内、
長年続いていると解るしっかりした棚揃え。いいなあ、古本屋さん。
 山田風太郎の未読文庫本を買って、長い急勾配の権之助坂をふたたび
登る。左に下りる道も急坂である。目黒も坂が多い。

 駅ビルで早い夕飯をすませて帰宅。結構歩いたようで、ふたりとも
足がつる。年頃なのです。
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by byogakudo | 2007-09-28 20:12 | 雑録 | Comments(0)
2007年 09月 27日

Je suis responsable/アンナ・カリーナのように

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 (写真はクリックすると拡大します。)

 行為には結果が伴う。結果に対しては行為者が責任を持つ。当然の
ことだ。

 法務大臣の職を引受ける。死刑執行書にサインを求められる。死刑反対
論者であるならサインしないし、死刑賛成ならサインする。それだけの
ことだ。

 ここに優柔不断、八方美人、気弱で、でも自分がいい奴だと信じたがる
男が、法務大臣に就任した。彼は悩む。

 サインしないと近ごろは遺族やマスコミやネットで非難の嵐に曝されるし、
すればしたで、死刑反対論者やマスコミからあれこれ言われる。ストレスが
たまって仕方ない。
 そうだ、死刑判決が出たら、法務大臣のサインなしに執行できるよう
法律が変わればいい! そうなったら、僕は死刑執行にサインしたしないで
非難されたりしないですむんだ。簡単なことじゃないか。
 前首相みたいにストレスで入院して政治生命を云々されるなんて、そんな
目に遇うのは真っ平だよ・・・。

 かつてゴダール映画でアンナ・カリーナが語った台詞__
「わたしが右手を上げる。わたしには責任がある」
 結果を生じない行為など、この世にはありえない。
 
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by byogakudo | 2007-09-27 16:54 | 雑録 | Comments(0)
2007年 09月 26日

美咲歌芽句 in 東京

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 (写真はクリックすると拡大します。)

 美咲歌芽句が昨日から東京に来ている。彼女と荒涼天使たちのライヴも
もうすぐ始まる。スケジュールを改めてお伝えします。

 『NO PUSSYFOOTING』
9/28(Fri)@東高円寺  UFO CLUB
Live: 荒涼天使/Sister Paul/Kuruucrew
/クルブシーズ/Quickmole
Open: 18:30  Start: 19:00
前売: \2,300(1Drink)
当日: \2,500-(1Drink)
Tel: 03-5306-0240

10/3(Wed)@国立  地球屋
Live: Jean+荒涼天使/花&フェノミナン
Open: 19:00  Start: 20:00
\1,000+Drink Order
Tel: 042-572-5851


『Primal Tone. #25』
10/14(Sun)@渋谷  Lamama
Live: Jean+荒涼天使/Spear Men/Brig/眠草
Open: 18:30  Start: 19:00
前売: \2,200+Drink Order
当日: \2,500+Drink Order
Tel: 03-3464-0801

『WAGU 19』
10/20(Sat)@東高円寺   UFO CLUB
Live: Jean+荒涼天使/三上寛
/オシリペンペンズ/にせんねんもんだい
Open: 18:30  Start: 19:00
前売: \2,500(1Drink)
当日: \3,000(1Drink)

 猫額洞にフライヤも届いています。なおフライヤによれば、初日
9月28日(金)東高円寺 UFO CLUB の回には、
<*この日の演奏は、4人によるインストルメンタル中心のライヴに
なります。>と記されている。

 じつは今日、芽句が来る予定だったが、昼間電話したときの声から
推察すると、夕べはおそらく呑んでましたね。ライヴはひと月に渡る。
呑み過ぎに注意しましょね、芽句!
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by byogakudo | 2007-09-26 13:25 | 美咲歌 芽句 | Comments(0)
2007年 09月 25日

「神野悪五郎只今退散仕る」読了

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 (写真はクリックすると拡大します。)

 先日の森茉莉エピソードを少し書換えました。って、薔薇の花束の色が
真紅であったことと、もんぺの柄、新聞紙の敷詰められ方がどんなに
びっしりだったか、だけですが。

 お師匠さんが「これが割といい」と仰る高原英理「神野悪五郎只今退散
仕る」(宇野晶・装 毎日新聞社 07初帯)を読み終える。たしかに悪くない。

 スタイルがあるし、擬音の造語力もおかしい。<ゆれゆれとした影>、
時計の音が<じこじこじこぶおんぶおん>、妖怪の話で<ちょっと目が
べろれんってしてる>等々。

 タイトルでわかるように「稲生物怪録」を下敷きにしてある(でも足穂、
読んでません)民俗学系ファンタジー。近ごろの怪談やファンタジーは
民俗学ベースが多い。それはいいんだけど、ファンタジーはエンディングに
世界の救済場面がなくては成立しないのだろうか? 青春小説風に書かれて
いるから甘く終って、それはそれでかまわないとは思うが。
 世界を救済せずに、世界とともに終末を迎えると怪談になる、ということ
ですか? なんか「癒し」という言葉がちらついていそうで、救済エンディ
ングに、どうもなじめない。
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by byogakudo | 2007-09-25 13:13 | 読書ノート | Comments(0)
2007年 09月 24日

september landscape

       
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by byogakudo | 2007-09-24 16:58 | 雑録 | Comments(0)
2007年 09月 24日

「忠臣蔵コレクション1 本伝篇」瞥見

 今日は2本立て、スライドショーがアップされています。でもスライドショーは
長持ちしないシステムのようなので(次に作るためには前の分を消さなければ
ならないみたい)、いつまで載ってるかわかりません。

 昨夜は「忠臣蔵コレクション1 本伝篇」(縄田一男編 河出文庫 93初)を少し。
木村毅の忠臣蔵もの?!と思ったので。

 赤穂城明渡しの際のエピソードに木村毅らしい箇所があった。藩札を金属貨幣に
取替えるという話である。

 < 赤穂では(中略)無暗に紙幣を乱発しては、金銀貨を集める方策でいた。
 今の謂わゆるインフレーションである。
  藩が安泰な間はこれでも別に差支えはない。併しお家断絶に会うと、此れ等は
 つまり不換紙幣となって、本来の紙屑の値しかない事になる。前年、ロシヤの
 留札(ルーブルさつ)や、ドイツの馬克(マークさつ)が、日本の一円で何億兆と
 云う高が買えたのと同じく、赤穂の藩札も主君を失うては無価値同然である。>
 (p92 「赤穂城最後の日」)

 もう一つ、平山廬江の「内蔵助道中」も読んでみた。こちらは俳諧がらみ。

 近ごろはさすがに赤穂義士と新撰組の区別ができるようになったけれど、
制服着用の暗殺集団というのは好きになれない。江戸の庶民が赤穂浪士の
義挙(?)に喝采を浴びせたらしいが、責められるべきは不手際な対処をした幕府
なのに、強者に歯向かわず、たんに水に落ちた狗をもっと叩けと一緒になって
騒ぐ、リンチに向う群集心理ではないか。
 弱者間でより弱いものを探して暴力をふるい、鬱憤ばらしをする心理構造に
時代の差はない、ってことか。ふん。
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by byogakudo | 2007-09-24 16:03 | 読書ノート | Comments(0)
2007年 09月 23日

「幽霊」読了

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 (写真はクリックすると拡大します。)

 イーディス・ウォートン「幽霊」(作品社 07初帯)、やっと読了。
3作目「ジョーンズ氏」から徐々におもしろくなった。「柘榴の種」と
次の「ホルバインにならって」がとくに素敵だ。

 「柘榴の種」では、死んだ前妻から死後のメッセージが届く夫と、その
現在の妻、夫の母、三人がそれぞれに死者からのメッセージに反応するが、
妻と母のリアリスト振りと、夫の懊悩との対比が見事だ。

 いまの妻を現実的に愛しつつも、冥界に棲む前妻からのメッセージを
受取ると心乱れる夫は、それでも自分がまだ生者であるから、必死の思いで
現実生活を続けるが、ある日、失踪する。死者に連れ去られるように。
 帰ってこない夫・息子を待つふたりの女は、パニックを起しながらも
あくまでも現実的な方法でしか、対処しない。できない。警察に失踪人届けの
電話をかけるシーンで物語を終える、皮肉なエンディングだ。

 「ホルバインにならって」は死の舞踏である。社交界の有名人であった
己の過去に囚われた、ふたりの老人の物語。恐怖譚だ。
 ふたりが水とマッシュ・ポテト、ほうれん草と果物が供される食卓で
__テーブル上には生花どころか造花ですらなく、新聞紙が丸めてつっこんで
ある__社交的な会話を交わす場面がクライマックスだ。
 過去が現在を包囲しきっているので、老夫人も老紳士も、自分たちが社交の
中心であった時代の年齢のままであると信じ込んで、儀礼的で上品な会話を
続ける。こわい話だ。
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by byogakudo | 2007-09-23 15:27 | 読書ノート | Comments(0)
2007年 09月 22日

森茉莉さんとお茶を 別冊(1)

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 (写真はクリックすると拡大します。)

 森茉莉に会ったことがあるという、お客さまからの聞書きである。
「書いて下さい」とお願いしたが断られて、その代り思い出したエピソード
を少し話していただけた。以下、文責はわたしです。


 いつ頃か思い出せない、お部屋も倉運荘か、フミハウスかその前の
アパートメントか不明であるが、真紅の薔薇の花束を「枯葉の寝床」
もどきにどっさり抱えてドアをたたいたら森茉莉さんが出て来る。
絣みたいなもんぺ姿であったという。
 「薔薇はいらないは。柿の葉っぱが欲しいの」と仰る。

 彼はまず花束を渡し、「ちょっと待ってて下さい。探して来ます」
それから世田谷の住宅街を、柿の木が見えるお宅のベルを片端から
鳴らして歩いた。どこでも親切に手ずから葉を切ってもらえて、その日の
うちに膨大な量の柿の葉っぱを森茉莉宅に届けることができた。

 当日かどうかわからないが、彼はお部屋で森茉莉特製のニュウメンを
食べたという。

 寝台にふたり並んで、だったかも憶えていない。森茉莉さんはベッドの
上で料理を始めた。まな板ではなくアルミかアルマイトの弁当箱の蓋では
ないかと思われる板の上で、肥後の守(か、ともかくごく小さなナイフ)で
人参や大根を5ミリ角に刻んで茹でたものを入れたニュウメンであった。

 室内は足の踏み場がない。入口からずっと、全種類?取っている新聞紙が
カーペットのように敷詰められている。新聞・郵便受けも開けられないので、
取り出してくれる女の子がいたという。(受け口が内側から開かないほど、
前に新聞等の山が積み重なっていた、ということであろうか。確認できな
かったので今度いらしたら又お聞きしよう。)

 「でもゴージャスな部屋でね、うらやましかったよ」
 「いい家具があったとか、いうことですか?」
 「そうじゃなくて、白石かずこが縫ってくれた(?)カーテンとか
クッションとかあってさ。すばらしい」


 次回があるかどうか不明であるが、「とにかく何でもいいから思い出して
下さい」と強要した。
 彼がいらしていた時、アーティストのM氏が現れ、お師匠さんも「追加本
だよ」といらっしゃる。元某バレエ団のエトアルでいらしたK夫人から
電話が入った。__店内に濃い時空間が出現する。古本屋というより特殊な
倶楽部を主宰しているような気が、しないでもない・・・。

 今週の新着欄です。よろしくお願いします。
 新着欄
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by byogakudo | 2007-09-22 16:13 | 森茉莉 | Comments(2)