猫額洞の日々

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2011年 02月 28日

祝! 確定申告書類書き終え

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 我ながら哀しいタイトルだ。みぞれ降る月曜の午後、やっと確定申告の
書類を全部書き込んだ。なにか虚しい。なにか違うぞ。なんでこんなことを
やってる・・・。
 こんなことしてるせいで、風邪っけが取れない。まあ、後はいつでも提出に
行けばいいだけ、と自ら慰める。





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by byogakudo | 2011-02-28 18:54 | 雑録 | Comments(2)
2011年 02月 27日

亜湖さんの公演中止

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 正式に告知しますと前に書きましたが、4月に行なわれる予定だった
亜湖さんの公演「ここにいた、い」は、彼女の体調悪化のため、中止に
なりました。

 亜湖さんの傷みが、かすかでも静まってくれれば、いい。





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by byogakudo | 2011-02-27 14:32 | 告知 | Comments(0)
2011年 02月 26日

ジェイムズ・ヒルトン「心の旅路」読了

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 昨日は失礼いたしました。
 今週の新着欄を、よろしく。 新着欄


 ホームページ・トップに記しましたが、来週より、毎週 月曜日金曜日
定休日といたします。こちらも、よろしくお願い申上げます。


 お客さまがジェイムズ・ヒルトンを2冊、買って下さったので、外の棚に
ヤケのきつい「心の旅路」(角川文庫 78年8版 J)があるのを思い出した。

 見てないけど、たぶん映画の方が楽しめるだろうと予想しながら読んで、
まあ、その通り。映画だったら、控えめの演出だったとしても、涙滂沱の
大メロドラマにできるが、小説はそうも行かない。

 第一次大戦の休戦記念日(1937年11月11日)から物語が始まり、
第二次大戦の勃発した1939年9月に終る。原作の刊行は1941年、
まだ戦争は終っていない。

 37年11月11日に汽車の中で偶然知り合った30代の男が、第一次
対戦で記憶を喪った40代の男の話を聞く、かたちで進むので、実際に
語られる物語中の時間は、1917年以降、1939年までである。

 じっくりと、個人の運命と時代の動きとの絡み合いを描こうとするのは
解るが、ときに、一晩で語るには分量が多すぎる話じゃない?と、ひとこと
言いたくもなる構成だ。

 映画の脚本なら、もっと刈り込んで、すっきり話を通そうとするのではないか
と思って映画化あらすじを読んでみたら、やっぱり堂々たるメロドラマに直して
ある。小説のネタばらしをしても、ストーリーに大きな流れと一貫性を求め、
観客が主人公とヒロインへ共感をそそられるように変えてある。その代わり、
時代展望みたいな視点はカットされてるようだが。





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by byogakudo | 2011-02-26 13:26 | 読書ノート | Comments(0)
2011年 02月 24日

「住宅建築 2011年4月号」を読む

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 以前、近所にいらしたかめ設計室の方からメールを頂いた。「住宅
建築 2011年4月号」でかめ設計室が特集されているとのこと。早速
手に入れて読んだ。

 建築関係の雑誌というと、建物のグラヴィアがずんと載っかり、
設計図や設計・建造に当っての記述が続く、というイメージだった
から、頁を開いて驚いた。

 建築物の写真も勿論あるが、それ以上に建築物というブツ(オブジェ)
が存在する周辺風景、オブジェがかたちづくられるまでの思考・イメージ
デッサン、触発された本や映画のイラスト等がちりばめられて、いわゆる
建築雑誌の紙面では、全くない。

 「象設計集団」出身である「かめ設計室」ならではの紙面構成だった。
 ブローティガンの風景についてのエッセイに続き、「アイヌ神謡集」を
引用した見開き頁、そして「かめ設計室」による北海道での建築物写真
__これが建築雑誌?!というフレッシュな紙面である。

 象設計集団・樋口裕康の談にある、
< 場所と身体は同じ有機体だ。方法を場所に持ち込むのではなく、
 場所に立ち発見すること。身体、感覚は僕をどこに導くのか、
 ワクワクするよね。そこから建築が始まる。まぁ、過剰、誇大妄想、
 大常識だね。>(p13)

 あるいはかめ設計室・羽淵氏との対談での、
< 公共建築においても、いわゆる公共性は必要ないと思っている。>
< 笠原小学校で、柱にひとりだけぽつんといた子の写真がある。
 ああいう子が居る場所を一カ所つくってやれれば成功である。あの子は
 みんなと一緒に居れない子だった。でも柱の陰で安らぎを覚え、居場所を
 みつけたんだ。>(p16~17)

 ラディカルという言葉には根っこの意味もあるのを、久しぶりに思い出す。
建築は、建てられておしまいじゃない、その前と今とその後とがある、
とても生命的なオブジェだ。


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by byogakudo | 2011-02-24 14:37 | 読書ノート | Comments(0)
2011年 02月 23日

蔵前=西荻説?

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 写真は、蔵前で。名前をメモし忘れたが、たぶん、若い方が始められた
出版とショップを兼ねたスペース。タイガー・ビルのハウリング・ユニティ
といい、キャフェ・デコラといい、蔵前は東の西荻窪になるかも?

 けれど道幅や街のサイズが大きすぎるかもしれない。若い人が好きらしい
下北沢や西荻窪は、あの狭さ、ごちゃごちゃ感がいいんだろうから。

 西の東京から訪れても違和感が少ない、ヌケのいい蔵前が好きだ。
すぐ大川に出られるのは一緒だが、東なのに、浅草ほどデイープじゃ
ないところに親しみを感じる。





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by byogakudo | 2011-02-23 13:54 | 雑録 | Comments(0)
2011年 02月 22日

S・D・シフ編「マッド・サイエンティスト」1/2

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 半分ほど読んで、とうとうお気に入り発見。ジョゼフ・ペイン・
ブレナン「スティルクロフト街の家」だ。

 イギリスの作家かと思うくらい、地味で落ちついた書きっぷりで、
結構エグい植物怪談を綴る。
 「スライム」がいちばん有名と解説にあるが、これはどこで読める
だろう?

 あと、ひとつふたつ、すてきな短篇が読めたらいいな。

     (創元推理文庫 82初 帯 J)





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by byogakudo | 2011-02-22 14:34 | 読書ノート | Comments(0)
2011年 02月 21日

フランシス・M・ネヴィンズJr.「120時間の時計」読了

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~2月20日より続く

 コン・マンは様々な人物に仮装する、街なかの演技者だ。演じる役柄に
ふさわしい知識をもち、人物の背景に想像力を働かせ、一度きりの舞台を
演じきって、その街から立ち去るのが原則だ。

 あとがきによれば、作者フランシス・M・ネヴィンズJr.は、法学教授だ。
ミステリや映画、音楽(クラシック)・美術にも詳しい、教養ある作家。
 この本でも、知識・教養がふんだんに披露されている。

 殺された愛する女との回想シーンで、詐欺の関係者が全員、ロンドの
ようなつながりを持っていることを指摘する。

< 「回り回って、一つにつながる」わたしはうとうとしながら言った。
  「なあに、それ」
  「トリュフォーの<突然炎のごとく>。と呟いた。「ジャンヌ・モローと
 オスカー・ワーナー[注 ウェルナーにしてもらいたかった]、それに
 あとひとり、誰だったっけ[注 作者=主人公は、アンリ・セールと
 覚えていても敢て口にしないのが嗜みと思っているのだろうか?]。
 今のが挿入歌で、ジャンヌ・モローが歌うんだ」>(p63下段)

 金井美恵子だったか、<突然炎のごとく>にイカレたニューヨークの
インテリ夫婦の間で、娘にカトリーヌと名づけることが流行ったと、
馬鹿にしているのを読んだ記憶があるが、その手合いだと思う。
 でなければ、一人称で書き進められるミステリ中で、

< アーサー・ラットマンなる人物は、数ある名の中でもお気に入りの
 ひとつで、わたしはことあるごとにこの人物になっている。このアーサー・
 ラットマンは、言うなれば大都会の騎士、現代の英雄、つまり手っ取り早く
 言うなら、PI、オプ、ディック、ピーパー、シェイマス、すなわち私立探偵と
 いうわけだ。>(p49上段)と、書くだろうか。

 自分で、騎士って言うの? 臆面もないと感じるのは、わたしが日本人だから
だろう。どうも主人公(=作者)と気が合わない。

     (HPB 89初 帯 VJ無)





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by byogakudo | 2011-02-21 18:05 | 読書ノート | Comments(0)
2011年 02月 20日

フランシス・M・ネヴィンズJr.「120時間の時計」2/3

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 主人公は(わたしには)魅力的じゃないが、構成が巧いので読んで
いられる。

 都会派コン・マンが愛した若い女(彼女も詐欺師だが、優しすぎて
コン・マン稼業に向かない)との回想に前半が費やされ、後半は、
殺された彼女のための仇討ち作戦になる。

 オフの主人公が何をしているかというと、仕事を断るのは、
<[略]わたしはマンハッタンでのんびり休日を楽しんでいる最中だった
 からだ。コンサートや映画やバレエに出掛けたり、美術館めぐりに
 明けくれる静かだが充ち足りた毎日。良質の文学書を繙(ひもと)いたり、
 気のきいたレストランに通ったり、クールな美女たちのお相手をしたり
 [以下略]>(p9下段)に忙しいからだ。

 別に美術ファンでも<良質の文学書>好きでも、ひとのことだから、
どうでもいいけれど、違いの解る大人の男なんざ、犬に喰われちまえ。
 という気分になる、野蛮な女で悪かった。

     (HPB 89初 帯 VJ無)

2月21日に続く~





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by byogakudo | 2011-02-20 13:42 | 読書ノート | Comments(0)
2011年 02月 19日

ジョイス・ポーター「ドーヴァー10 昇進」読了

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 昨日のEP-4は、うまく接続していなかったので、やり直しました。
失礼いたしました。

 今週の新着欄です、よろしく。
 新着欄   

 お気づきの方がおありかもしれませんが、HPBだけ集めた新項目、
02c HPB(ハヤカワポケットブック)を始めました。
 それほど珍しい本はありませんが、状態のいいポケミスが殆どです
(02aから引っ越してきたものもあります)。本が縮むのを避けて、
ヴィニルジャケットが捨てられている本が多いです。少しずつ掲載して
行きますので、どうぞよろしく。


 久しぶりにドーヴァー・シリーズを読む。ミステリを二晩・三晩がかりで
読んではいけない、という教えにもかかわらず、雑用続きで、こうなった。
 やっぱり印象が弱まる。シリーズ後半だろうと思うが、そのせいもあるのか、
なんだかドーヴァー警部が、普通に名探偵になってしまったような感じ。

     (HPB 81初 帯 VJ無し)
 





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by byogakudo | 2011-02-19 14:26 | 読書ノート | Comments(0)
2011年 02月 18日

なんだか

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 昨日は失礼いたしました。この後も雑用が続きそうで、ときどき
臨時休業が差し挟まれるかもしれません。その折りは、あしからず、
ご勘弁ください。

 春の嵐が吹き荒れている表をよそに、春の恒例行事、足しては
引いて検算し、確定申告用紙に書き込む準備をする季節になって
しまった。しおしお・悄然と、今から始めます。あああ。

 その前に、EP-4(unit3)/Untitled 1を聴いて、訳のない元気を出そう。





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by byogakudo | 2011-02-18 13:32 | 雑録 | Comments(0)