猫額洞の日々

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2011年 05月 31日

5月は長く10年は早い?

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 写真は、西新宿・けやき橋通り商店街脇で遭った猫。遊んでくれそう
だったが、台車の音に驚いて、すっ飛んで逃げた。

 ゴールデンウイークなんてものがあるからだろうか、5月がやたらと
長かったような気がしてならない。まだ終わらないのか、という感じ。

 明日は6月。2001年6月4日から始めた当店も、まる十年経過して、
11年目に入る。感慨といってないけれど、あっという間とも、それなりに
長い(年を取った)とも思う。

 神戸・海文堂書店から、<「女子の古本屋」による女子の古本市>の
フライヤが送られて来た。レジに置いてありますので、よろしく。
 そろそろ本を選んで詰めなくてはならない。

 しかし、女子って括りでいいのでしょうか、わたしどもは? とても
はみ出しているので、気がかり。





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by byogakudo | 2011-05-31 14:13 | 雑録 | Comments(0)
2011年 05月 30日

offする

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 どこかへ出ようかとも言っていたが、風が強く雨粒混じりで、諦める。
DVDを返して借りて、おとなしくしていよう。

 梅雨が終われば本格的に台風シーズンだ。原発事故処理が、さらに
面倒になる。冷却処理され、一応、安定した状況になった事故原発を
目にできる日は、生きているうちに来そうもない、という事実がボディー
ブローみたいに効いている。

 祈ることと、裁判所を含む原発村の連中を呪うことしかできない。
 経団連も東電も、どういう根拠で被害者面や大きな面ができるのか
解らない。国策だったから、半官半民の電力会社としてエネルギーを
供給してきただけ、というの? 国策を進めて来た自民党・公明党(民主党も
ヴェトナムに原発を売りつけたが)の責任は問われないですむの? 

 原発に関しては、日本人の手による、自主的な真・東京裁判が行なわれる
べきだ。その際、インフラを作る能力のない市民は、非供給側にあり、予め
免責されている。ともすれば、一億総懺悔に持ち込みたがる連中の、思う
ようにはさせないよ。

 電気料金値上げの可能性について聞かれた女性が、被災地のことを
考えると仕方ない、とか答えていたが、東電は加害者であり、彼女は
被害者である。東電の責任逃れと、被災者に対する同情や義援金と
ごっちゃにしている。
 感情を思考と間違えるのは、日本語の特性の問題なのか、考えようと
しない、彼女個人の問題なのか。





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by byogakudo | 2011-05-30 15:05 | 雑録 | Comments(0)
2011年 05月 29日

梅雨が続く

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 梅雨入りしたばかりだけれど、もううんざりしている。台風のせいも
あるだろうが、降りすぎる。むむ。





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by byogakudo | 2011-05-29 17:03 | 雑録 | Comments(0)
2011年 05月 28日

「Lie to me」が見たいのに、「The good wife」しかない

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 今週の新着欄です、よろしく。
 新着欄

 写真の雀は、口に大きめのパンくずを銜えていた。横向きが撮れてたら、
よかったが。

 海外TVドラマというのがあるとは知っていたが__「24」を「にじゅうよん」と
読んでいた__、まさか続けて見るようになるとは。

 ティム・ロス主演でなければ絶対、成立しない「Lie to me」を見終えてしまい、
仕方なく、スコット兄弟が総合プロデュースなので「The good wife」を見始めた。
 ヒロインの顔にも彼女の家族の問題にも共感が持てず、ストーリーは人情もの
っぽいし、とぶつぶつ言いながら見ていたが、5巻目辺りから少し話の展開に
勢いがついて来て(ヒロインや他の役者の顔にも慣れて来て)、なんとか見ている。

 アメリカの定番ドラマのフォーマットや脚本は、がっちりできているし、セットにも
お金がかけられている。エンタテインメントの歴史なのでしょうね。





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by byogakudo | 2011-05-28 14:25 | 映画 | Comments(0)
2011年 05月 27日

梅雨入りして五反田へ

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 ジム・トンプスン「鬼警部アイアンサイド」(HPB 05初 二重帯 VJ)は
昨夜、読み終わっていて、単行本の鈴木創士氏「ひとりっきりの戦争機械」は
持って行くには、ちょっと重い。目録をチェックしながら地下鉄で五反田へ。

 ばたばたしていて目録を読んでなかったら、注文すべきだった本が多いこと。
後悔しながら二階に直行すると、お目当ては全部ない。そりゃあ、そうでしょう。

 いつもと逆に二階から一階へ。階段の文庫本をあさる。フレッド・カサックが
最後の頁に折れ跡があるが、買う。ポケミス名画座で「日曜日は埋葬しない」を
復刻しないかしら。「ピアニストを撃て」があるのだから、こちらもあってしかる
べき、と思うが。

 同じくポケミス名画座の「鬼警部アイアンサイド」(ジム・トンプスン)は、
70年頃に読めていたら、面白かったかもしれない。今頃読むと、レトリックの
もたつきが気になる。(原文もそうなのだろうか?) 
 無駄にノアールしてる、と読んでしまうのは、こちらが薹が立っているからか。

 また部屋に戻って、「ひとりっきりの戦争機械」を読みます。あ、DVDも借りて
あった。





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by byogakudo | 2011-05-27 18:27 | 雑録 | Comments(0)
2011年 05月 26日

ある洋館の記憶

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 写真は、杉並区和田のアトリエ風洋館、軒下と外壁。建築家ではなく、
素人が設計した、と伺ったが、ある程度、知識がなければできない、と
思う。





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by byogakudo | 2011-05-26 14:42 | 雑録 | Comments(0)
2011年 05月 25日

鈴木創士「ひとりっきりの戦争機械」刊行

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 「送るように頼んでおくね」との電話通り、今日、「ひとりっきりの戦争機械」
(鈴木創士 青土社 2011初 帯 J)を受領。感謝!

 河出から出た「アルトー後期集成」や河出文庫「花のノートルダム」と同じ、
ミルキィ・イソベの装幀が、1970年頃の書物の記憶を伝えて、かつ現在である。
 ジャケットの紙質といい、ハードカヴァの黒と銀のソラリゼーションといい、
鈴木氏の本の方向性にぴったりだ。

 「ユリイカ」他、雑誌に書かれたエッセイや評論がまとめられている。初出を
見ると、1984年から2011年までに書かれたものが収められている。84、5年の
雑誌をいま探すのは大変だ。ファンには、うれしい出版物である。

 30過ぎに死にかけて行き延びたのは、いまの鈴木氏の著作を読むために
与えられた時間だったのではないかと、ふと思う。





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by byogakudo | 2011-05-25 12:48 | 読書ノート | Comments(0)
2011年 05月 24日

本が読めない

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 何か一冊、目にしてからでないと落着けないので、毎夜なにやら手にして
横になる。ところが頭がすぐ本から離れ、違うことを考え出す夜が多くなった。
 ハインライン「月を売った男」なぞ、エネルギー問題をテーマにしたSFなので、
読んでいると、じき、原発事故について考え出し、物語がどこかへ行ってしまう。

 こんなに本に集中できない日々は初めてだ。体調が悪くても、すぐに小説内の
世界や、エッセイの記述に入り込んでいたのに、気がかりな外部が大きすぎる。
 映画は気をそらさずに見ていられるが、眠りに就くには不適だ。

 この一、二週間でいちばん集中できたのが、鈴木創士氏の「EP-4年代記の
ために」。文体速度につられて、一気に読んだ。あれは一息で読まれるべき
テクストだけれど。





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by byogakudo | 2011-05-24 16:35 | 読書ノート | Comments(0)
2011年 05月 23日

煙草がおいしく、雨が憂鬱

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 4月20日頃の風邪ひき以来、煙草の量が減った。風邪の真っ盛りには
吸う元気がなく、少し回復しても味が変わってしまって、いやな不味さが
喉に残るだけだから、吸いたいとは思わなかった。

 3週間後、一日2本ほど吸うようになり、いや、5本を限度にしようと
決めた。おいしいの、ニコチンが。

 押上辺りを散歩したときだったか、シャッターに消えかけた文字で、
大昔の専売公社のキャッチコピー「今日も元気だ 煙草がうまい」を
見かけた。

 店に来る前、1本吸った。時間に読点が打たれ、肉体に存在を自覚
させる。ニコチンに美点があるとしたら、ここだろう。
 外に出ると、ときどき雨粒が顔にかかる。風に舞う雨粒にも汚染を意識
せざるを得ない日々が、気を重くさせる。原子力は、自己破壊的な武器
にしか使えないエネルギーだ。





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by byogakudo | 2011-05-23 12:25 | 雑録 | Comments(0)
2011年 05月 22日

フレドリック・ブラウン「火星人ゴー・ホーム」読了

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 地球にある日、十億の火星人がやって来た。絵に描いたような
緑色の矮人で、地上の全言語をすぐに覚え、全人類の秘密を暴き出す。
 嫌がらせが大好き、人類を馬鹿にするのが楽しくて滞在していたよう
であるが、何しに来たのか(地球征服のためではない)結局わからない
まま、ある日いなくなる。

 一応の主人公がスランプのSF作家。火星人の話を書こうとしていた
ときに火星人がいきなり現れたのでショックを受け、現実認識に混乱を
来す。幻覚でないなら、火星人は現実である。他の人々も見ている。
 しかし、火星人なんて、ほんとにいるのだろうか? 頭の中にあった
思考が現実化したのだろうか?

 悩んだ末に彼は、火星人の実在を下意識に押し込める。想像の産物
だから、想像を止めれば火星人もいなくなる、という論法だ。
 けれども、火星人が彼の想像の産物であるならば、火星人滞在時の
人類の混乱ぶりを記述して来たのは、誰でしょう?と、二重構造に
なっているメタSF。
     (HPB 58初)





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by byogakudo | 2011-05-22 19:06 | 読書ノート | Comments(0)