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2011年 10月 31日

めずらしく

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 めずらしく店にブログを書きに来たのは、近所の病院に来たから。
ふたりとも、なかなか治らない。わたしは風邪じゃなくて気管支炎
らしいのだが、煙草を吸っているので長引くのかしら。(煙草が吸える
程度の気管支炎、というのも変だ。)

 体調いまだ芳しくなく、部屋で渡辺温を読んでいる分には元気。店の
寒さで、体調が崩れる。





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by byogakudo | 2011-10-31 17:31 | 雑録 | Comments(0)
2011年 10月 30日

いけません

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 いまだ不調続く。2pm現在、Sはまだ来ず、わたしは来てはみた
ものの書籍小包を作っただけ。店を開ける元気がない。むしろ
部屋で渡辺温「アンドロギュノスの裔」を読み続けていた方が
よかったかもしれない。

 文庫版が8月に出ていたなんて、数日前まで知らなかった。
 寝床で読むには厚すぎるが、分冊にすると、大抵どっちかが
行方不明になりがちだし、むずかしい選択だ。

 今日はあきらめて帰ります。





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by byogakudo | 2011-10-30 14:04 | 雑録 | Comments(0)
2011年 10月 29日

ごぶさたいたしました

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 日曜はなんだか忙しくてブログが書けず、月曜・火曜と、ふたりとも
風邪でダウン、水・木と店に来てもワゴンや棚を表に出すパワーが
出ない。通信販売だけこなして、木曜日なぞ4:30pmに締めるありさま。
 昨・金曜日にリハビリ散歩してみれば、地下鉄2駅分歩いて、もう
疲れ果てる。

 何曜日には何をして、次の何曜日には何かする、というロシア民謡か
なにかが、昔あったことを思い出す。

 今日・土曜日はなんとかレジ前(と奥のmac前)に坐っているので、
たぶん明日も大丈夫でしょう。

 今週の新着欄です、よろしく。
 新着欄 





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by byogakudo | 2011-10-29 14:05 | 雑録 | Comments(0)
2011年 10月 22日

内藤陳「読まずに死ねるか! part 3」読了/中井英夫「薔薇への供物」1/3

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 今週の新着欄です、よろしく。
 新着欄 

 内藤陳たちの日本冒険小説協会は熱海での全国大会のみならず、
「深夜プラス1」原作に出てくるルートをも制覇。文学散歩の大規模版
と言えるけれど、すごい情熱だ。
     (集英社文庫 90初 J)

 読む本がないと言うSに、「これならあるけど(これしかないんだ
けれど)」と渡した中井英夫「薔薇への供物」(河出文庫 90初 J)、
Sは1篇だけ読んで逃げ出した。
 わたしは3篇読んだ。

 「よく読めるねえ」
 「ホモセクシュアルの男のナルシシズムは強烈だ、ってことかなあ?」
 「露出症って言うんじゃないの?」

 以前書いたような覚えがあるが、拉致監禁されて、中井英夫と
赤江瀑、どちらか読んで感想を言わなければ殺すと脅されたら、
わたしは中井英夫にするけれど、昨日、もう一人思いついた。
 久世光彦を加えた三人の中から選べと言われたら、どうしよう?
やっぱり中井英夫にしておこうか。

 久世光彦がらみで向田邦子を思い出す。
 2~3篇、小説を読んだことがあるが、彼女の頭の中には「文学」
あるいは「文学的」という枠組がきっかりあって、その範囲内で
感じ方も文章も決まってしまうような感触だった。
 わたしには、それは文学ではなかったけれど、日本近代文学に
ほど遠い奴なので、そう感じるのだろう。





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by byogakudo | 2011-10-22 14:35 | 読書ノート | Comments(0)
2011年 10月 20日

「アルトー24時」続く?

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(9月6日より続く)

 昨夜、演劇関係の本を探す若い男性が来店。おしゃべりしていたら、
彼は「アルトー24時」の4日目にいらしていた。

 「わたしは5日目、最終日に行きました。友だちが原作者なので」
 「トークのとき、眼鏡をかけていた方ですか? 
 いやあ、あの公演を見たってひとに、初めて会いました」
 「あたしなんか、会場で店のお客さまに会いましたよ」

 世間は狭いのか広いのか。彼は友人から誘われて、毛色の変わった
ものも見てみようと行かれたそうだ。

 しかし、音と糸あやつり人形の組合せにのみ、存在理由のある
公演だった。無念の感がまた沸き起こる。





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by byogakudo | 2011-10-20 16:26 | アート | Comments(0)
2011年 10月 19日

内藤陳と岡本かの子併読中

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 内藤陳「読まずに死ねるか! 3」は宴会記録が楽しい。熱海で
開かれる会合なのに、ろくに温泉を味わう間もなく、ほとんど飲んで
ばかりのようだ。酒場「深夜+1」の夜との違いは、出席者数と
場所の拡大版であること、らしい。

 冒険小説にノレない質なのに「深夜+1」の解説というか、説得
ないし折伏には、なんだかノセられる。いつか読んでみよう。

 岡本かの子は古い新潮文庫版「老妓抄」。ちくま文庫の全集を
短歌編を除いて全部読んだので再読になるが、豊かな小説だと
あらためて思う。彼女のエッセイはつまらないが、小説はふっくりと
豊饒である。





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by byogakudo | 2011-10-19 13:15 | 読書ノート | Comments(0)
2011年 10月 18日

ZEBRAハイパージェル0.7 アンティークカラーを作り続けてもらいたい

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 この10年余、ZEBRAハイパージェル0.7 アンティークカラーという
水性ボールペンを使って来た。アンティークカラー・シリーズのブラウン
グレーをまず愛好し(漱石のことが頭にあったのかも)、オーソドックスな
ブルーブラックよりブルーグレーを好んでいたが、これは近頃、色味が安定
しなくなったように思うのでブルーブラックを使うことが多くなり、グリーン
ブラックは昔はインクの出が悪いものにばかり当り、使用を諦めていたが、
故・木村威夫氏からいただいた葉書はこの色である。

 何か出をよくする方法はないかと思いついたのが、買ってきたら
しばらくさかしまに立てておく、というやり方。上手く行った。

 それ以来、もっぱらブラウングレーとグリーンブラックの二本立てで
過ごしてきたら、この夏、グリーンブラックが店頭にない。調べてもらうと
廃番になったと言われる。生涯の終り近くになって、またしても好きな
ものが流通経路から外れて行くのを見るはめになったと嘆いていたら、
某文房具屋さんから電話があり、10本セットが入荷したと言われる。
 「買います!」と叫んで直行した。

 うれしい。しばらくはこれで間に合う。ブラウングレーも廃番かもしれないが、
(老い先短くとも)愛好者がいるのだから、どうかZEBRAに作り続けてもらいたい。

 一本105円のボールペンなぞ、単価が低くてやってられない、のかもしれない
けれど、この落着いた色合いに代わるボールペンを探すのは難しい。なんとか
ならないかしら。
 値段に関係なく好きなものを使い続けるって、そんなに贅沢なことだろうか。





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by byogakudo | 2011-10-18 13:11 | 雑録 | Comments(0)
2011年 10月 16日

岸田國士「幸福の森」/永井永光「父 荷風」読了

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 第二次大戦が始まる前の、或るプチブルジョア家庭とプロレタリア
階級との接触を描く「幸福の森」。プロレタリア出身の若い後妻が、
自分を「ボヴァリー夫人」と比べる場面があるけれど、ボヴァリー夫人
にはならなくて、「昼顔」夫人的展開だ。不貞は犯さないので、肝っ玉
奥さんになる、というべきか。

 リベラルなインテリ男の限界がよく見える。彼らが何人いようと、
あの戦争は食い止められなかっただろう。
     (八雲書店 48初)

 荷風の養子・永井永光による荷風像が「父 荷風」。いろいろトラブルを
抱えても、文豪・荷風の遺品・遺跡を守り続ける姿勢が驚異的だ。
 私人・永井壯吉と文人・永井荷風とを区別しているからできたのかも
しれないが、それでも、いやになって投げ出したくなるときもあっただろう。
     (白水社 2005年3刷 J)





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by byogakudo | 2011-10-16 13:45 | 読書ノート | Comments(0)
2011年 10月 15日

E・S・ガードナー「吠える犬」読了

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 終りの方、裁判シーンで足踏みしていたが一昨夜だったか読了。
ペリイ・メイスンが弁護士心得を披露する。

<「(略)僕は法廷で被告の利益が充分に代表されるように気をつけて
 いるだけなんだ。被告側に有利な事実が非常にはっきりと陪審の前に
 提出されるようにするのが弁護士の任務だよ。
 [中略]
 原告側に有利な事実が非常にはっきりと陪審の前に提出されるように
 するのは地方検事の仕事だよ。原告、被告双方の権利がきちんと守られ、
 証拠が正当に順序を守って提出されるようにするのは裁判官の義務
 なんだよ。そしてどちらが正しいかを決定するのは陪審の仕事だよ。
 僕はどこまでも弁護士なんだ。あらんかぎりの知恵を絞って依頼人の
 利益を図るのは僕に負わされた責任だよ。
 [中略]
 屢々弁護士は被告のために少々利巧に立ち廻って非難されてるんだ。
 人々は地方検事が州のさがし出せる限り利口な弁護士だということを
 見落としているよ。それで弁護士は出来るだけの鋭い抜目のない
 尤もらしい弁護をして検事の勇気をくじかなくちゃならないんだよ。
 この理論によって憲法上の権利というものが国民に与えられている
 わけだよ」(131~132)

 起訴されただけで犯人扱いされる国家と国民に広く伝えたい言葉だ。
大阪府知事にも、よくよく聞かせたい。

 さらっとしたトリックが良かった。
    (HPB 55年)

 今週の新着欄です、よろしく。
 新着欄 





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by byogakudo | 2011-10-15 12:09 | 読書ノート | Comments(0)
2011年 10月 13日

内藤陳「読まずに死ねるか! 3」途中

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 写真は人形町裏手あるいは、ここも日本橋富沢町かも
しれない、寛ごうとしたところをお邪魔してしまった猫。


 そろそろおしまいのガードナー「吠える犬」を読み終えようと
したら、バッグにない! 昨日、買取りに行く前にバッグを軽く
しようと本を出してレジ脇に置いて、そのままだった。

 内藤陳「読まずに死ねるか! 3」も途中だったので、読み進める。
しかし、冒険小説やハードボイルドをあまり読んでいないので、
面白いと言われても、ピンと来ない。

 ジョン・バカンとかグレアム・グリーンは、この範疇ではないのか?
好みが古風だとは思うけれど、血湧き肉踊らない、アクション盛り沢山で
ない小説のほうが、どちらかと言えば楽しめる。アクション映画やノアール
なら、どんなにきざな台詞を吐かれようと気にならないが、活字で読むのは
いささか辛い。





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by byogakudo | 2011-10-13 14:35 | 読書ノート | Comments(0)