猫額洞の日々

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2015年 04月 30日

佐多稲子「私の東京地図」半分弱

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(クリックすると、今日から写真がポップアップします。)

 こちらは、ささま書店の中に入って買った1冊。「時に佇つ」の前に、
こういう回想録的エッセイが書かれていたのか。

 以前見たTVのアーカイヴズで、女性作家の特集があった。若い女性
たちを前に林芙美子が講演し、質疑応答の時間になったが、質問者の
その頃の若い女性らしい、高い細い声で真剣に質問する口調が印象的
だった(講演会の翌日だか、林芙美子は急逝する)。

 佐多稲子も紹介されて、和風の仕事場で、煙草を吸いながら原稿を書く
様子がキマッてて好きになったが、小説は「素足の娘」しか読んでないし
(あまりぴんとこなかった)、エッセイも「時に佇つ」だけだが、日本語
で半過去や大過去をやるとすれば、この手があるか、と思わせる書き方
だった。
 「私の東京地図」は、そこまで意識的な過去形の使い方は見せない
けれど、佐多稲子の生きてきた私的な時空間に、大震災前後の東京と
第二次大戦後の焦土の東京とが重なり合い、絡み合い、パースペクティヴ
をもって描かれる。

     (佐多稲子「私の東京地図」 講談社文芸文庫 1992再 J)   

5月2日に続く~

[2017年10月4日にも、佐多稲子の煙草の吸い方について書く。とても
印象に残ったのだろう。]





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by byogakudo | 2015-04-30 20:36 | 読書ノート | Comments(0)
2015年 04月 29日

田中啓文「星の国のアリス」読了

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 これもささま書店・均一台出身の1冊。<祥伝社文庫の特別書下ろし作品>
シリーズ中の<競作「吸血鬼」SF・ホラー&ミステリー>ジャンルに属する。
 2001年初版なのに、帯を含めてほとんど背ヤケも傷みも頁ヤケも見られない。
そんなに長い間、倉庫で眠っていた「吸血鬼」なのか? 悪い出来じゃないのに。

 16歳になった(!)「鏡の国のアリス」が、近親相姦していた兄(!)の
結婚により地球を離れ、「迦魅羅(かみら)」(!)というボロい恒星間貨客船で、
「ラミア」(!)星に住むゴード(!)さんという遠い親戚に引き取られることに
なったが、「迦魅羅」には吸血鬼が乗っていて、乗客・乗員ともにグロテスクに
殺されてしまうお話。

 要約するとそうなる。しょうもない話をきちんとまとめる手腕が確か。
近親相姦もロリコンも、ともすればお洒落な感覚で消費される風潮に敢然と
抵抗しているのだろうか__それはヨタロー読みというもの__、乗客の
ひとり(?)である異星人の姿は睾丸そっくりだったり、最初の犠牲者の
シーンでは、
< 何か、酸(す)っぱいような、甘いような匂いが暗い廊下を漂ってきた。
 アリスは顔をしかめた。それは、進むにつれて次第に濃くなっていき、
 ついには耐えきれないほどになった。高校のトイレでよく嗅(か)いだ
 臭いと似ている。嫌な嫌な、生理のタンポンの臭いだ。アリスには初潮が
 なかった。[以下略]>(p8)__こんな描写だ。

 「永見緋太郎の事件簿 2」にあたる「辛い飴」がもうすぐ届く。式貴士も、
探して読むのかなあ...?

     (田中啓文「星の国のアリス」 祥伝社文庫 2001初 帯 J)    





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by byogakudo | 2015-04-29 20:32 | 読書ノート | Comments(0)
2015年 04月 28日

田中啓文「落下する緑 永見緋太郎の事件簿」再読・読了

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 写真は、雑司が谷で。プラスティック波板でファサードを
作った、いかすお家(二階建て)だと思ったら、建築事務所
だった。さすが。

 2008年08月21日に読んだ田中啓文「落下する緑」の文庫版を
ささま書店均一台で見つけ、再読に値するかどうか分からないが
(そんなこと、誰が決めるの?)、忘れているにちがいないから
再読しても全く構わないだろうと読み出したら、やっぱり部分的に
しか覚えていない。今回も楽しく読んだ。

 一回目とちがうのは、その後いろいろなミステリを読んできたので、
これって戸板康二の中村雅楽シリーズを歌舞伎役者からジャズミュージ
シャン(フリージャズ系)に置き換えたような連作ミステリではないか、
なんぞと感想が言えることだ。

 ほんとに古本屋になったありがたさで、ひとりで読んでいてもいつかは会う
かもしれないが、古本屋は買取りをする。知らない(知るべき)作家に会える
機会がぐんと増えたのだった。

 もうすぐ5月。店を止めて1年経つ。半年の治療、それからさらに半年が過ぎた。
先だって治療ノートを見直したが、かなりヘヴィな日常だったのねと、ひとごとの
ように思う。ハードだったので記憶することを身体が拒否したのだろう、あるいは
惚けたのか。いずれにせよ、いまは元気。

     (田中啓文「落下する緑 永見緋太郎の事件簿」
     創元推理文庫 2008初 帯 J)





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by byogakudo | 2015-04-28 19:38 | 読書ノート | Comments(0)
2015年 04月 27日

ジャックマール&セネカル/矢野浩三郎 訳「『そして誰もいなくなった』殺人事件」読了

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 フランスのミステリと英米系ミステリは、どうしてこんなに肌合いが
ちがうのだろう。ミステリなので謎があり、謎は合理的に解明されるの
だけれど、"合理性"や"論理性"といった言葉の解釈、語義が英語と仏語
とではちがうのかしら、という思いに駆られるジャックマール&セネカル
「『そして誰もいなくなった』殺人事件」だった。

 そういえば店の裏にHPB「グリュン家の犯罪」があったような気がするし、
背ヤケした「『風と共に去りぬ』殺人事件」もレジから見て左側2番目の棚の
下から2段目の裏(2列に並べていた奥のほう)にあったように思うが、どちらも
読まなかった。ささま書店の均一台で「『そして誰もいなくなった』殺人事件」
を見て、著者名が記憶に引っかかって買った。

 クリスティ「そして誰もいなくなった」の戯曲版がパリの劇場で公演された
さなかに起きた上演劇そっくりの大量殺人事件が、難を逃れた老優の手記
の形で語られる。フランス演劇界の話、癖の強い役者たちの話、それぞれに
面白く、いわば普通小説の部分が長くて楽しかった。謎解きミステリ・ファン
なら、さっさと話を進めないかと苛々するかもしれないが、風俗小説を楽しむ
人なら、この長い長い脇道を喜ぶだろう。脇道の果てには、唖然とするような
謎の解明が待っている。そこがむしろ付けたしに感じられるのが、フレンチ・
ミステリらしさ、であって(?)。

     (ジャックマール&セネカル/矢野浩三郎 訳
     「『そして誰もいなくなった』殺人事件」 集英社文庫 1983初 J)





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by byogakudo | 2015-04-27 16:19 | 読書ノート | Comments(0)
2015年 04月 26日

「楠森總一郎作品展 ランボオ遠景」に行った

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 昨夕ようやく恵比寿に行き「楠森總一郎作品展 ランボオ遠景」を見る。
Ms.JUNXの人形も出展と聞いていたが、楠森總一郎氏のランボー・モティーフ・
Tシャツや絵画に囲まれて、白い長袖Tシャツ製人形が置かれ、彼女のデビュー
を兼ねた展覧会になっていた。

 楠森氏のイラストレーションによるランボーは、清冽でパンクな若者だ。
インスパイアされた鈴木創士 訳「ランボー全詩集」(河出文庫)が入口に置いて
ある。Tシャツはイラストレーションのコラージュ。

 左壁の奥に油彩2点。"荒れた海辺"の風景がよかった。
 右の壁に、グリザイユで描かれた「手」(キャンヴァス地・アクリル)が4点。
左から2番目の背景が薄く塗られ、キャンヴァス面がガーゼの包帯のように
透けて見える1点が、特に好きだ。
 楠森氏の作風は、テクニシャンではもちろんあるのだが、"レトリカル"と
呼ぶのが、よりふさわしく感じられる。絵画による絵画批評の側面がある
ので、あの独特の距離感や佇まいが発生するのではないかしら。テクニック
なしには存在させられない現象であるが。

 Ms.JUNXによるTシャツ製人形は、原則、長袖Tシャツ1枚、目はボタン、
糸は唇の赤を除いて白と黒だけで構成される。
 Tシャツを切り開き、ポリウレタン(だったと思う)の綿を芯にして、
作りながら出てくる布地の断片から次の形が現れ、立体の一筆書きの
ように出現する"夜の子どもたち"の群が中央に坐り、あるいは立ち、パンクで
ファニーな笑みを浮かべる。
 JUNX dollは、"工芸"の罠__この世に何かを存在させたいという欲望が
ないのに、テクニックだけあるので、それを見せ(つけ)ようという欲望__
と、そもそも無関係なのがすてきだ。人形が生まれてくる状況に立ち会って
いるかのような存在感がいい。

 今日16時までです。

 「楠森總一郎作品展 ランボオ遠景」

 2015年4月21日(火)ー26日(日)
 12:00ー19:00 (最終日は16:00まで)
 @ GALERIE Malle





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by byogakudo | 2015-04-26 12:18 | アート | Comments(0)
2015年 04月 24日

小林信彦「東京少年」読了

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 写真は桃園川緑道近く、大和(ダイワ)荘、廻り階段の下。

 第二次大戦末期、米軍機の空爆を予期するダイニッポン帝国軍事政権は、
労働力として幼すぎて役に立たず、足手まといになるだけの子どもたち(9歳
から12歳)を都会から農山村へと疎開させた。学童疎開には集団疎開と縁故
疎開の、二種類があった。主人公"ぼく"はオーセンティックな下町(日本橋区
両国)の老舗の坊ちゃんだが、その二種類ともに体験した。第1部が山村への
集団疎開、第2部が四人家族(両親と長男である"ぼく"と弟)揃っての雪国へ
の縁故疎開である。

 両親ともに東京なので"田舎"がない。母親から疎開の話を切り出された
"ぼく"は、子どもたちだけで親戚を頼る縁故疎開はまずない、と理解する。
いやだと言っても子どもに何が出来よう、彼は弟とともに入間郡名栗村の
山寺に集団疎開する。
 町や街での暮らししか知らない、自宅には自分の部屋と水洗式の手洗い
がある"東京少年"が、ひとりになる空間がない生活、五十畳ほどのお寺の
本堂で53人と起居する生活、慣れない汲取式便所を使わざるを得ない暮らし
に押し込められる。

 自然災害に見舞われたときと同じように、負け戦になると日常が奪われる。
半年と予定された集団疎開だが、戦争がどうなるか見通しはつかない。山寺に
押し込められた町の子どもたちは、周囲から孤立したヨソモノだけの集団生活
を送る。東京から送られてくる53人分の食糧(お米)の1/3が途中で抜かれ、
飢えに苦しむこともあって、集団内部にストレスが充満する。

 他者のない世界はひとを窒息させる。酸素不足で脳が働かなくなる。オウム
真理教内部、連合赤軍内部、ダイニッポン帝国が世界から孤立して戦争していた
時代の窒息状況が、子どもたちの中でそっくり小型化して発生する。内ゲバは
閉鎖系に付きものの症状だ。外がないから内部に敵を作って、ガス抜きしよう
とする。いまそう成りつつあると同じように貧富の差が激しく、しかも今と違って
目に見え、わかりやすい格差なので、逃げ場のない集団の中にイジメが起きる。
 
 立ち向かうべきはダイニッポン帝国軍事政権なのに、身の回りに敵を求めるのは
大人/子ども、戦中/戦後、を問わない現象だ。

 父親が連れにきて、やっと山村から脱出できた"ぼく"と弟は、母もあとで合流
するが、根雪の残る新潟県妙高市での縁故疎開生活を始める。家族全員、初めての
雪国暮らしである。
 一家はこの地で冬を越え、8・15を迎え、望郷の念久しくも、東京都は食糧事情が
悪いので転入者は制限される。(荷風が結局、東京に戻れなかったのも、こういう
ことだったのだろうか?)
 1946年12月末、一家は母親の青山の実家にやっと、帰り着く。"ぼく"は14歳に
なっていた。

 第1部より引用。
< 池袋駅から埼玉県の飯能町(はんのうまち)まで、電車でどのくらいかかった
 のか、記憶は空白である。
  ただ、電車の窓から陸稲(おかぼ)を初めて見た生徒が、水がなくても成長する
 稲だと教師に説明されて、
  「日本の科学もすごいところまできたんですねえ」
  と、本気で感心したのを覚えている。>(p28)

< 脱走計画の細部はおのおのの胸に属していたが、所持品や逃げ道については、
 友達と話し合いたかった。
  金、生米(なまごめ)、防空頭巾(ずきん)、救急袋、懐中電灯、入試問題集、
 シャープペンシル__これらは必需品だった。>(p112) 
 小学六年生の"ぼく"たちは、山寺で受験勉強をしていた。

 第2部より引用。縁故疎開先の中学でのできごとだ。
< 「あの先生は、ぼくのことを好かないらしい」
  と、ぼくが言ったとしよう。
  「おまん、<ぼくのことを>は変でねかや。<のこと>はいらない。<ぼく
 好かないらしい>と言えば通じる」
  断言されて、びっくりした。集団疎開のときでも、言葉のことで絡(から)まれた
 ことはなかったからだ。>(p193)
 都会的な婉曲表現の存在余地がない直截な土地柄ゆえに、だろう。
 
     小林信彦「東京少年」 新潮文庫 2005初 J)





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by byogakudo | 2015-04-24 20:10 | 読書ノート | Comments(0)
2015年 04月 23日

"Thank you CAFE"再訪(東中野辺り)

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 晴れていれば(さらには風邪を引いてなくて、腰が痛んでなければ)
カメラとともに外に出るSとつき合い、わたしも散歩に出る。今日も出た。
がしかし、暑さを考慮していなかった。寒風に耐えて歩くのも疲れるが、
かなりな陽射しと熱の下、薄着とはいえない格好で歩いているとヘタる。
 目的地手前(東中野を歩くつもりだった)で、ひと休みしようと提案する。
ちょうど"Thank you CAFE"の近くではないか。

 エアコンがうれしい季節だ。涼しくてほっとする。子犬が入口近くで
おとなしくカートの中にいる。犬も同伴していいのかしら?
 またブレンドコーヒーを頼む。忘れないうちにお店の営業時間をノート
する。

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 "Thank you CAFE"営業時間 他

 月〜金 11:30-16:00
 土・祝 11:30-20:00
 火〜土 21:30-23:30
 日曜日 不定休日(営業する場合は、13:30-18:00)

 11:30-15:00 までトースト・セットを提供。好みの飲み物に
 300円プラスすると、特製バター使用のトーストとゆで卵とサラダ
 が付く。

 電話   03-5330-4801
 所在地 〒164-0011 東京都中野区中央2-19-6

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 ひと休みしたので山手通りを越えて、また少し歩く。今日は
長歩きは無理だ。
 東中野一丁目の住宅地に"建築協定締結地域"の立て看板がある。
集合住宅も敷地が広い二階建て、どのお家も地味で落ち着いた色合い
だから、高さや用いる色彩、形状を規制しているのだろう。
 いま検索してみたら、国土交通省 住宅欄に出ている。

<協定の締結後は、新たな土地所有者等も協定の内容に拘束されます(第三者効)。
 また、建築協定区域に隣接した土地のうち、将来的に建築協定区域の一部となる
 ことが望ましい土地については、「建築協定区域隣接地」を定めることにより、
 将来的にその土地の所有者が簡素な手続きで協定に参加することができます。>

 これに相続税減額措置を加えれば、普請中じゃない街並みも可能になるのでは
ないだろうか。もっともその場合、富の再分配をどんな形で行使するか、という
問題が出てくるが。
 以前Sが撮った、中野坂上付近のterrain vagueはまだ残っていたが、敷地が
窮屈になっている。スクラップ&ビルド以外のやり方で街を作ることを、いい加減、
考え出さないと。
 2020年に東京オリンピック? 東日本大震災で大きな被害があったのは東北だ。
フクシマはまだ手がつけられないに等しい状態だ。東京を復興させてどうする。
"トリクルダウン"? 笑わせるんじゃないよ、安倍晋三以下の下衆ども。

 不幸な再開発後の姿を見せる東中野駅から戻る。





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by byogakudo | 2015-04-23 21:32 | 雑録 | Comments(0)
2015年 04月 22日

善福寺公園ふたたび

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 去年のお正月以来の善福寺公園(西荻窪)に行く。

 3:15pm、関東バスを八幡宮裏で下りる。この一帯全部、
井荻八幡宮だ。初めて中に入るが、これは森だ。
 脇に逸れたら、井草民族資料館と記された、しっかりした造り
の木造二階家があった。昔のガラスが入った窓や、縁の下のある
造りで、手入れがよさそうだ。昔はどこにでもあったような民家
だが、鉄筋コンクリートの集合住宅か、新建材の建物ばかりなので、
保存する価値があるだろう。5月3日公開日とあった。
__いまwebで見たら、この横奥の平屋建てが"井草民族資料館"
みたいでもある、よくわからない。

 善福寺公園の手前の角地、住宅の跡が草むらになっていて、石の
門柱と鉄の扉、奥の鉄柵(傾斜地を利用した車庫の屋根部分)だけ
残っている。空地はすぐに草むらになる。昨日も新宿区戸山で崖下の
すてきな空地を見た。チューリップが咲いていたから、元々はお庭
だったのだろう。

 平日のこともあり、善福寺公園は静かだ。犬を散歩させるひとが多い。
ヨシかアシの群生する中の島に白鷺が下りていく。巣があるのだろうか。
カモの親子らしい数羽、太った鯉の大群__じつは同じメンバーかも
しれない。ひとが水辺に近づくと、わらわらと寄ってきて口を大きく
開ける。ヒゲのある口を大きく開けると、鯰に近くなる。

 4:30pm、またバスで荻窪駅に戻る。ひと休みして、久しぶりの
ささまへ。あるから買っちゃうじゃないか...。





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by byogakudo | 2015-04-22 20:43 | 雑録 | Comments(0)
2015年 04月 21日

匕首マッキー

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 EP-4 unitP - Mac the knife - April 8, 2015 @METRO

 砂漠を吹き抜ける風に乗って、きれぎれの音が聴こえる。
隊商(キャラヴァン)はサーカスに売る象を引き連れているのか。
いや、砂漠を移動するサーカスなのか。
 誠実な武器商人アルチュールは、どちらにも武器を売り、部族が
闘い、帝国は結果を待つ。
 砂漠を吹き抜ける風に乗って、きれぎれの音が聴こえる、ノイズ
まみれのラジオのように。周波数を固定できないラジオから、かつて
ブライアンの聴いた太鼓の音が低くざわめくように流れる、堆積する。
 風が吹き抜け、リボンのような足跡を砂漠に残し、また風に消され、
音が重なり合い、積もっていく。





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by byogakudo | 2015-04-21 19:08 | アート | Comments(0)
2015年 04月 20日

明日から「楠森總一郎作品展 ランボオ遠景」

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 先日もお知らせしましたが、いよいよ明日から楠森總一郎氏の
展覧会が始まります。
 去年はマーク・ボラン、今回はアルチュール・ランボーをテーマ
にしたTシャツ作品など。

 「楠森總一郎作品展 ランボオ遠景」

 2015年4月21日(火)ー26日(日)
 12:00ー19:00 (最終日は16:00まで)
 @ GALERIE Malle





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by byogakudo | 2015-04-20 14:11 | 告知 | Comments(0)