猫額洞の日々

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2017年 09月 30日

昨日今日(2017/09/29-30)/西荻窪(善福寺公園)・下落合(おとめ山公園)

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 写真は、いちばん上が西荻窪・東京女子大近くに住む犬、
下2枚は、下落合・おとめ山公園で。


 昨日(9月29日)は地下鉄で荻窪まで、バスに乗り換えて善福寺
公園へ。
 大きな方の池の周辺を歩く。白鷺が5、6羽。棲んでいる様子。
一羽が威嚇的に鳴く。もっとも、鷺の鳴き声はそう聞こえやすい。
他の水鳥もいるように見えたが、陽が射してきた水面は眩しく、
老眼は進み、断言できない。ツクツクボウシも鳴いている。

 JR西荻窪駅の方向へ、住宅地を歩く。小公園__善福寺中山公園
や善福寺西の山公園__にぶつかる。後者でひと休みしたくなり、
ベンチが固そうなのでブランコに坐った。ブランコに坐れば、やはり
黒澤明風に命短し、恋せよ乙女、と歌うべきかと聞いたら、Sは、
Fantastica(Carole Laure et Lewis Furey)を歌う。

 コスモスが咲き、蝶が舞う生産緑地のメインはヤマイモ畑、東女の
裏手だ。二三年前(?)に、この近くで気だてのいい犬に逢ったけれど、
あの子はまだいるだろうか。
 ぐるっと廻って行ったら、道路の方が高くてお家が崖下に在る、あの
お家だ。家がいちばん低く、いちだん上の庭で道に通じる。お庭が道路
に接するところに坐り込んで、あの犬がいた。目が合うと、どうしてたの、
久しぶりと言わんばかりに、金網のすき間から鼻先を出す。ふたりで
撫でると盛大に舐めてくれる。
 ひとしきり交歓して、またねと言うと、お見送りしてくれた。犬と暮す
のも楽しいって、知ってるけれど。


 今日(9月30日)は下落合、おとめ山公園を目指す。2013年 4月27日
以来だが、うちからは非常に行きにくい。
 大江戸線・中井で降りた時点で方角を失いそうになる。
 新目白通りに出た。どうやら聖母病院までは来た。大体のところで
急坂を上る。急坂しかない。大六天社という古い神社があった。
 ひと気の少ない住宅地でまず逢った若い女性に、おとめ山公園の
方向を確認していただき、さらに住宅地を進む。庭の手入れをされて
いた女性に尋ねて、次の角を右に曲ればいいと、分かった。

 大江戸線・中井からすぐに西武新宿線に乗り換えて一駅、下落合・
下車というのが、迷いにくいかもしれない。でなければ、JR・目白駅か
高田馬場駅。でも、土曜日のJRを使いたくない。

 芝生では子どもたちが遊んでいる。
 渓谷様のエリアへ廻る。ここでもツクツクボウシを聞いた。吾亦紅や
秋の七草の傍で蝉が鳴く。

 蛍の飼育所近くのベンチで休む。駅への道をヴォランティアの方に
尋ねると、「おとめ山周辺案内図」というフライヤを下さった。
 "日立目白クラブ"って、行って見てみたいと思ったことのある建物
ではなかったか。元"目白文化村"に、元"落合文士村"。踏破したいが、
坂に会い続ける散歩になる。





呪 亜屁沈臓/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/呪 吐爛腐/

 安保関連法(こと戦争法)の本会議投票行動(PDF)東京都の
安保関連法(戦争法)に賛成した議員名


 共謀罪強行成立記念! 安倍政権の暴挙を忘れないために振り返る
「共謀罪トンデモ答弁・暴言録」


 【票を入れるな危険】日本会議所属の都議候補一覧

 小池百合子氏 日本会議“本流”から外れた愛国者

 「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動

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by byogakudo | 2017-09-30 21:12 | 雑録 | Comments(0)
2017年 09月 29日

ともに滅びよ、安倍晋三、小池百合子、...

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<室井 怖いと思ったのが加計学園の設計図が流出したときです。
 その設計図を専門家が見ると、病原体の扱いもきちんとできない
 と指摘されていましたし、鳥インフルエンザの研究もできないって。
 まるで素人の設計と言われてますね。しかも、最上階にはパーティー
 ルームとワインセラーまであったんでしょう。安倍さんと加計さんが
 お友だち呼んで宴会する施設じゃない。

 前川 びっくりしました。極めて危険な病原体を扱うはずのバイオ
 ハザードセーフティレベル(BSL)3の研究施設が、多くの教員や学生
 が行き来するフロアに置かれることになっている。本気で研究する気が
 ないとしか思えません。これでは加計学園の獣医学部が、国際競争力の
 強化や国際経済拠点の形成に資するものだとは到底思えない。国家戦略
 特区制度の趣旨からも加計学園の獣医学科はあり得ない話です。>

(室井佑月の連載対談「アベを倒したい!」第7回ゲスト 前川喜平(前編))

<前川 そうです。子育ては家庭がするもので、社会的なケアは必要ない
という考え方は、弱い家庭は崩壊していい、崩壊した家庭から子どもが
放り出されるのは仕方がないと言っているのと同じです。弱肉強食の競争
で負けたのは自己責任だという新自由主義的な考え方です。さらに新自由
主義と国家主義的なものが補完しあってしまっているのが現在の日本社会
です。しかし弱肉強食では格差は広がるばかりですし、人権もないがしろに
される。そうした国民の権利を守るためにこそ、政府があるはずなのですが。>

<前川 それは幼少期の体験にあるかもしれない。私の生まれは奈良県の
 ど田舎の秋津村(現・御所市)というところなんですが、そこの地主の
 家だったんです。よく覚えているエピソードがあって。小学1年生1学期
 の成績が、体育以外全部5だった。そうしたら、私のばあさんが校長の
 ところにねじ込んでね。「なんで体育が4やねん!」と。すると2学期
 から、体育が5になっちゃった。秋津村での一強体制です。しかも
 ばあさんは同級生が私を「きへいちゃん」って呼んでいるのを聞いて、
 その親に「おまえの息子はけしからん。きへいちゃんって馴れ馴れしい。
 ぼんぼんって言わせろ」と怒ってね。でも子ども心に「これはおかしい」
 と思いましたよ。ばあさんの行動に対して批判的な目を向けていたん
 ですね。周囲には被差別部落もたくさんありますから、その人たちが
 不当に扱われているのも目の当たりにして。そういう社会構造の矛盾
 みたいなものを、小さいときから感じていました。それって、おかしい
 なと。子ども同士で喧嘩しているのに、親が謝りにきたりね。生まれた
 ときから小さい世界だけど、カーストの上だった。生まれながらの格差
 はおかしい。そんな感覚が小さいときからありました。どうもその辺から
 目覚めていったんでしょうね。>

(室井佑月の連載対談「アベを倒したい!」第7回ゲスト 前川喜平(後編))


< 現在の目算では、自民の獲得議席は200議席以下に激減。一方、
 希望の党も200議席に迫る勢いだという。これがなにを意味するかと
 いうと、8割が改憲勢力になるということだ。

  しかも、どちらも過半数はとれないため、連立を組まざるをえない。
 自民党が公明党と組んでも過半数を超えない場合、あるいは希望の党
 と維新で過半数が獲れない場合は、自民=希望の大連立という事態が
 必ず起きるだろう。>

< 小池代表は「安倍政権の打倒」を口にしているじゃないか、と言う人
 もいるかもしれないが、そんなものは小池お得意のポーズにすぎない。
 事実、小池新党に合流した中山成彬はさっそく〈安倍首相の交代は許され
 ない〉などとツイートしている。それ以前に、そもそも改憲や安全保障を
 はじめ安倍と小池は、政策も思想も大差ない。最終的には、自民党と
 小池新党は北朝鮮危機を口実にして連立を組み、9条や緊急事態条項
 を軸にした憲法改正を押し進めていく──。そして、勝ち馬に乗りたいと
 考える国会議員たちがどんどん集結し、事実上の“独裁”状態になるだろう。

  これはまさに、先の戦争の泥沼化に大きな役割を果たした大政翼賛会の
 再現だ。>

( 小池と前原が約束したリベラル排除)


<そもそも小池氏は脱原発どころか、核武装論者なのだ。

  たとえば、小池氏は保守論壇誌「Voice」(PHP研究所)2003年3月号
 では、現在の日本会議会長である田久保忠衛氏、救う会会長の西岡力氏と
 鼎談しているのだが、そのなかで“東京に核ミサイルを配備しよう”という
 計画までぶちあげている。

  タイトルは「日本有事 三つのシナリオ」。内容は小池、西岡、田久保
 の3氏がそれぞれ議題を提示して討論するという企画なのだが、「東京に
 核ミサイルを」なる小見出しの項で、小池氏はこう言い放っていた。

 「軍事上、外交上の判断において、核武装の選択肢は十分ありうるの
 ですが、それを明言した国会議員は、西村真悟氏だけです。わずか
 でも核武装のニュアンスが漂うような発言をしただけで、安部晋三
 官房副長官も言論封殺に遭ってしまった。このあたりで、現実的議論
 ができるような国会にしないといけません」

  さらに西岡氏が “東京核ミサイル配備”というトンデモ提案をはじめると、
 それをなだめるどころか、記事の最後で「ところでこの座談会、北朝鮮側
 に読ませたくないですね(笑)。手の内が分かってしまうので」などと、
 おおはしゃぎで賛意を示したのだ。

  しかも、小池氏はこの鼎談がよほど気に入ったのか、当時、自分の
 ホームページにテキストを全文転載し、無料公開までしていた。

  ちなみに、昨年の都知事選時のテレビ討論で、この核武装発言に
 ついて鳥越俊太郎氏につっこまれた小池氏は、厚顔にも「捏造です」
 と強弁。いまでは、ホームページからも削除してしまった。

  しかし、このテレビ討論で、都知事になったら非核都市宣言をしない
 のかと問われ、「いたしません。明確に申し上げます」と答えていた
 ように、小池氏の本音はまったく変わっていない。小池は希望の党旗揚げ
 直後、小泉純一郎元首相と会っているが、原発ゼロをもちだしたのは、
 小泉元首相を取り込むための作戦。そんな人間が原発ゼロに本気で
 取り組むはずがないだろう。>

(希望民進合流、小池百合子に騙されるな)

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by byogakudo | 2017-09-29 20:44 | 雑録 | Comments(2)
2017年 09月 28日

(2)J・G・バラード/柳下毅一郎 監修『J・G・バラード短編全集2』もう少し

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~9月25日より続く

 発表された順に収録される短篇集なので、2017年に
読むと、執筆時の時代背景がくっきり透けて見えることに
驚きもする。
 1960年代は第二次世界大戦の記憶と、キューバ危機に
代表される、第三次世界大戦の可能性に挟まれた時代だ。
活発な消費活動、あるいは怠惰に過ごす休暇の日々は、
終末への恐怖心を緩和・麻痺させる。

 1962年発表の『監視塔』(柳下毅一郎 訳)は、監視カメラ
だらけと聞く、いまのロンドン風景であり、忖度の風土は、
いまの日本を彷彿する。

 物語の舞台は、議会ではなく"評議会"が社会をコントロール
している状況だ。あるのかないのか実態が見えない"評議会"だが、
人々を監視する"監視塔"は実体として、頭上にのしかかり、塔の
窓辺に監視人の影が見えたり、窓が開いて、監視者の顔が見え
たりすることもある。

 "監視塔"に見張られているのを意識して、人々は見えない"評議会"
から不信の眼差しを向けられないよう、注意深く、息を詰めるように
生きている。生存しているだけ、という方が正しい。
 共謀罪の執行と、微罪で逮捕拘禁される、いまの日本の話では
なくって?

 現在の日本との違いは、社会保障は行き届いている。主人公・
レンサルは教師だが、学校が開かれないので仕事をしていない。
それでも申請すれば給料がもらえる。
 しかし人々が多数、街路に集まることはタブー視されている。
"評議会"は多数が集まり、体制に異議を唱え出すことを懸念して、
学校も閉ざす。

 行き届いた福祉国家故の抑圧感とも、共産主義主義国家での抑圧
状況とも、無神論者がキリスト教会に抱く抑圧感とも、いくらでも
解釈できる。

 人々の無気力さを揺さぶりたくて、レンサルはデモの変形である
ガーデン・パーティを開催しようと試みるが、"評議会"はその上手
(うわて)をいく。

 もはや寓話ではなくて、アクチュアルなルポルタージュにしか
読めない日本になってしまって、腹立たしいこと、この上ない。


     (J・G・バラード/柳下毅一郎 監修『J・G・バラード短編全集2』
     東京創元社 2017初 帯 J)

10月1日に続く~





 二種類の大政翼賛会に同士討ち(内ゲバ)させて、翼賛会に
属さない政党や候補者に投票するだけさ。

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by byogakudo | 2017-09-28 22:07 | 読書ノート | Comments(0)
2017年 09月 27日

久我山~西荻窪(UNTIDY~盛林堂)

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 写真は、蔵前神社の頑ななモノクローム猫。

 昨日は、やや東に、今日は西。今日も今日とて、いそがしい。

 永福町までバス、井の頭線で久我山・下車。近くは歩いている
はずだが、ここで降りたことはない。
 六地蔵通りという商店街を通る。リサイクル・ブティックや若い
ひと向けのキャフェなど、いまどきのどの町でも見かける店がちら
ほらしながら、住宅地になる。

 久我山5丁目39の都営アパートがきれいだ。ピンクベージュの
壁の3階建てが何棟か配置され、中心に公園がある。阿佐ヶ谷住宅
の思い出がよみがえる。詮無いことだ。

 博善社を右に見て井の頭通りを渡ると、宮前4丁目の住宅地。
五日市街道も越すと、見覚えのある住宅が出てきて、西荻窪が
近い。小さなおしゃれ風お店も現れる。もう少し歩けば休める。

 休むところに着く前にUNTIDYがある。入る。見つける。という
段取(?)だ。

 休憩する前に、まだある。盛林堂だ。

 店頭で、興津要『落語家_懐かしき人たち』(旺文社文庫)、
O・ペンズラー編『魔術ミステリ傑作選』(創元推理文庫)、
むかし読んだ(たぶん、もう持ってないであろう)、子母沢寛
『味覚極楽』(中公文庫)、尾崎秀樹『子母澤寛__人と文学』
(中央公論社)。最後の1冊は前回も目にしていて、単行本だし、
重いしとパスしていたが、今回、Sが見つけてしまった。

 中で、小沼丹『懐中時計』(講談社文芸文庫)と龍膽寺雄『M・子
への遺書』(日月書店)。それにしても講談社文芸文庫の竜胆寺雄
『放浪時代・アパアトの女たちと僕と』を店で見かけないのは、
なぜなのだろう?

 やっと休憩して、JRで荻窪、荻窪から地下鉄・東高円寺ルートで
戻る。JRで中野、中野からバス・コースもあるが、ひなびた(?)
土地を歩いた帰りにふさわしいのは前者、と判断した。





 自民党+公明党 vs ジェネリック自民党群という大政翼賛会同士
の馴れ合い選挙をするのか。脱原発で票を狙うから核武装の記事は
削除する、bitch・小池百合子。

<スゴイな、小池知事。 #希望の党 を反原発に見せかけるため
『日本も核武装の選択肢は充分ある』と明記していた自身の公式
サイトをキレイに消してしまってる。保守系の原発推進派の票より、
無党派層の脱原発票の方が多いと計算しているのか…また騙される
人が多そう??>
(2:55 - 2017年9月26日)

<消費税増税分を 子育て支援に使うというなら、なんで5から8の
 時に やらなかったの? もう 何度も 騙されませんよ>
(2:11 - 2017年9月23日)

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by byogakudo | 2017-09-27 20:17 | 雑録 | Comments(0)
2017年 09月 26日

飯田橋~九段下(旧山口萬吉邸・九段会館 他)

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 今日は飯田橋から九段の方向へ歩いてみよう。すき間歩きだ。

 飯田橋駅周辺は、なんだか先日の代々木駅近辺に似た雑踏感
だが、すぐに(山の手風)坂が迫る。

 東京大神宮を横目で見て通り過ぎると、清楚なモダーニズム
建築、富士見1丁目角の共済ビル。中を見たいなあ。
 蔦に覆われた、富士見2丁目角、2階建ての愛らしい上田ビル。

 東京ルーテルセンタービルを過ぎ、いよいよ避けてきた上り坂
を通らないと、飯田橋駅に戻るしかない。
 両側が暁星学園の二合半坂を、営々と上る。スパニッシュな館は、
フィリピン大使館公邸

 やっと坂を上りきる。
 角に、また、スパニッシュな邸宅。うつくしい。
 ここは何だったのだろう? 小笠原伯爵邸や、さっきのフィリピン
大使館公邸などと同じように、公的性格のある館かしら?
 眺めていたら、大きな門扉の隣の小さな通用門から、男性が出て
来られた。会釈して、以前は何だったのかとお尋ねすると、
 「個人の住宅ですよ」と簡潔に答えられる。

 部屋に戻って検索したら、旧山口萬吉邸。屋敷の角地は今は駐車場
だが、1980年代まで下見板張りのアパート?が在ったそうだ。
 若くて体力のある時期に歩き廻らなかったことを悔やむ。

 招魂社の方に降りる。しかし、この辺り一帯、新旧のキリスト
教会、異なる系統の神社、が目につく。神々の集結地帯か。

 九段下と神保町には、もう何年も来ていない。九段会館は
まだ在るのかしら。
 残っている! 道を渡って接近する。今は入れない、XTCや
Tom Verlaineを見た、九段会館。
 内堀通りに面した公衆トイレットも閉鎖されているが、変わらず、
昭和のにおい、サンポールのにおいが漂ってくる。
 トイレットの横では、植込みの金木犀が花開こうとしている。

 歴史の舞台「九段会館」、偉容どこまで残る? 「増築」前に
その姿をルポ
という記事があった。
 ファシズム建築として残すことはできないだろうか? 相対する
昭和館が被害者としての戦争を伝える施設だろう(入ったことは
ない)から、加害者側の遺跡も残すべきではないか。

 形あるモノで残さないと、残してさえ、ひとはすぐに忘れる。

 "自分一番"な都知事・小池百合子は関東大震災(自然災害)の
被害者・死者たちの中に、デマで殺された、虐殺された朝鮮人・
中国人の死者たちを埋め込んで、歴史を語り/騙り直そうとする。
 その尻馬に乗り、墨田区長・山本亨も語らないことによって騙る。
天災と犯罪とを故意に混ぜ合わせる。サブプライムローンの仕組み
みたいに、味噌の中に、ごくごく微量の糞を混ぜたって、見た目も味
だって、そうそう変わらないから大丈夫ですよ、という論法だろう。
 天災による死と虐殺による死を、"死者"一般としてまとめて追悼する
...どちらの死者に対しても死者を冒瀆する行為である。

 九段坂を降りた低地、再開発が続く九段南1丁目辺りに木造二階建て
の小さなお家が在った。玄関や窓の風情、ことに二階の丸窓など、荷風
『おかめ笹』を思い出す。
 九段下ビルの跡地は、何もない。すっかり空っぽ。

 [同日追記:
 建築としての九段会館が好きだ。重苦しい外観で、一所懸命、
くそ真面目な顔して建っている。重苦しさは滑稽でもあるが、
あれは肩をそびやかして、自分を大きく見せようとする時代精神
が建築に固まったのだ。国際連盟を脱退するときの松岡洋右が
建築になったら、それは九段会館みたようになるだろう。

 重苦しく、あか抜けないが、あれはわたしたちの近過去の一つだ。
インターナショナル・スタイルのすっきりした近代建築や、楽しい
スパニッシュ・スタイルのネガであるかのような帝冠様式だが、
知らんぷりして、なかったものにする訳にはいかないだろう。
それを必要とした時代はあったのだから。]





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by byogakudo | 2017-09-26 22:18 | 雑録 | Comments(2)
2017年 09月 25日

(1)J・G・バラード/柳下毅一郎 監修『J・G・バラード短編全集2』1/3

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 写真は一昨日の美倉橋で。

 単行本は嵩張って重いのに、寝床で少しずつ読んでいる。

 1962年発表の『正常ならざる人々』(山田和子 訳)で描かれる
のは、精神自由(MF)法という悪辣巧妙な法律が施行され、

<精神医療に従事する者はもはや[略]
 交霊術師や呪術師と同じ、ブラック・サイエンスの実践者の
 一員となった>(p86上段)世界での物語だ。

< 超保守主義者たちによる世界連合が十年前に制定した精神
 自由法は、精神医療という職業を禁止し、正常でないとされる
 状態でもそのままでありたいと本人が思うのであれば、それは
 完全な個人の自由であるということを正式な条文として明記した
 もので、いかなる形であれ、この法律に反したら、その人物は
 市民として全面的な不利益をこうむるという付帯条件がついて
 いた。実のところ、MF法の罠、隠された真の目的は、この付帯
 条件のほうだった。MF法制定に至るそもそものきっかけは、
 "サブリミナルな生活"と、政治経済的な目的のもとに大衆を
 操作するテクニックが際限なく拡大していくことに対する、
 一般市民の反発に過ぎなかったのだが、それが急速に、心理
 科学全体へのシステマティックな攻撃へと発展していき、軽微
 な犯罪行為を大めに見る寛容な裁判所や啓蒙(けいもう)的と
 見なされる刑法改正論者から、いわゆる"社会の犠牲者"や
 精神分析医とその患者たちまでもが、激烈な攻撃にさらされる
 ようになった。新しい支配者たちと、彼らを選んだ絶対多数派の
 人々は、本来ならみずからに向けられるべき憎悪の念と不安感を
 手近なスケープゴートに向け、他愛のない市場調査からロボトミー
 にいたるまで、精神操作と見なされるありとあらゆるものを違法と
 した。精神病者は、
 [略]
 みずからの問題に対しては徹頭徹尾(てっとうてつび)、自分だけで
 対処させられることになった。精神病者はコミュニティの"聖なる牛"、
 神聖にして犯すべからざる存在であり、[略]
 そんな彼らに助けの手を差し伸べようとする者は誰であれ禍(わざわい)
 がふりかかることになったのだった。>(p86上段-87上段)

 むかしはバラードのこういう社会派っぽいところが、どうもねと
思ってきたが、いまや、"精神医療"や"MF法"が、あらゆる言葉に
置き換えて読むことが可能な、どうにも現在時の日本のレポート
である。不幸でいまいましくも。


     (J・G・バラード/柳下毅一郎 監修『J・G・バラード短編全集2』
     東京創元社 2017初 帯 J)

9月28日に続く~





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by byogakudo | 2017-09-25 21:48 | 読書ノート | Comments(0)
2017年 09月 24日

岩本町~浅草橋~蔵前(2017/09/23)

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 昨日は休日でも行ける東の東京ということで、地下鉄・都営
新宿線を岩本町・下車。これまで歩いてなかった美倉橋方向を
取る。

 美倉橋の下をやがて大川に合流する神田川が流れ、川風の
涼しさが、やがて来る冬を思い出させる秋の午後だ。

 浅草橋4丁目5番辺りの路地の名残のある静けさがうつくしい。
左衛門橋通りを渡った浅草橋1丁目35番界隈は、また違う空気に
なる。

 福井町通りに面した、白い東宝服飾ビルが中原淳一調で可憐だ。
ピンクと白のテントが角に張り出す。
 浅草橋2丁目5-8から見る道の曲り方が奥行きを感じさせる。

 お財布などにつける小さな鈴をショーウィンドーの棚に並べて、
作業する様子が(覗こうと思えば)覗けるお店では、扇風機が回り、
ポルカ(?)みたような音楽が大きな音で聞こえてくる。
 その先に神社がある、と思ったら、銀杏八幡神社。もう浅草橋だ。
さすがに人出がある。

 休憩して、浅草線・浅草橋から蔵前まで一駅。外に出て、蔵前駅
付近を少し歩く。元犬の神社(蔵前神社)は相変わらず清楚だ。
 以前、神社横手に車が停めてあり、猫がいたのを思い出していると、
社務所の扉の前にモノクローム猫がいる。呼べど近づけど、反応なし。
頑固にそっぽを向き続ける、立派な猫だった。
[9月27日に写真あり]
 蔵前の風通しのよさは知ってはいても、いつも感動的。
 




 日ころ・中山恭子が小池百合子のジェネリック・自民党に共闘を持ち
かけた(2017年09月24日 17時24分)。小池百合子と"あたしファースト"
に投票した人たちは、それを受け入れる人々なのか?

呪 亜屁沈臓/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/呪 吐爛腐/

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by byogakudo | 2017-09-24 20:33 | 雑録 | Comments(0)
2017年 09月 23日

コッパード/南條竹則 訳『天来の美酒/消えちゃった』読了

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 最後の1篇は中篇だけど、あと10作はすべて短篇。
怪談は怪談なりに、ファンタジーはファンタジーとして、
話の行く末は大体見えるものなのに、コッパードは話の
転がりよう、行く先が妙だ。因果のつながりがヘンテコ
で、思いがけない方向に話が向かう。

 また、感傷的な物語を軽快に語って見せる。『去りし
王国の姫君』がそれだ。地下鉄の中で読みながら、泣き
そうになる。

 地上の恋人たちは、すれ違いを繰り返すのが常とはいえ、
生きているうちは愛してるの一言が言えず/言わず、死んで
幽霊になって、やっと愛してることを伝える、天の邪鬼で
ピュアな詩人の魂。
 1921年に書かれたらしいが、当時の若い恋人たちのじゃれ
合いを、昔話の形式の中に落とし込んだかのようだ。
 永遠の恋人たちの肖像が刻まれる。

 最後の『天国の鐘を鳴らせ』も、うつくしい、芸術家の肖像。


     (コッパード/南條竹則 訳『天来の美酒/消えちゃった』
     光文社古典新訳文庫 2009初 帯 J)





呪 亜屁沈臓/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/呪 吐爛腐/

 共謀罪強行成立記念! 安倍政権の暴挙を忘れないために振り返る
「共謀罪トンデモ答弁・暴言録」


 【票を入れるな危険】日本会議所属の都議候補一覧

 小池百合子氏 日本会議“本流”から外れた愛国者

 「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動

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by byogakudo | 2017-09-23 20:54 | 読書ノート | Comments(0)
2017年 09月 22日

ばか話/まったくの冗談

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 何かの或いは誰かのtwitterを念頭に置いてでは、まったくない。
twitterというシステムに対してのばか話、冗談だけれど、tweetを
正しく『さえずる』と訳さずに、『つぶやく』としたことに、日本
での成功があったのではないか。

 『さえずる』や『さえずり』では、何も考えてないのに声高に
喋りまくる印象がある。『つぶやく』や『つぶやき』には内省と
知性のかけらが感じられるではないか。
 もしもtweetが『ぴーちく』、retweetが『ぱーちく』とでも
訳されていたら、twitterは日本では広まらなかっただろう。ごく
少数のブラックジョーク愛好者の好むシステムとして、短期間に
使用され、すぐに忘れ去られたのではないだろうか。

 まったく、『つぶやく』や『つぶやき』は、戦略的に正しい訳語だ。
戦略理解能力、十分なのに、なぜTwitter Japanは、ヘイトスピーチを
ほったらかしておいたり、

< 「このアカウントは復活されません」Twitter社が菅野完さんに
 宣告 やり取りが判明
 どの発言がアウトだったかの説明はなく……。>
(2017/09/19 19:55)

__などと、シカトで返答したりしているのか。

 戦略はあるのに危機管理能力がないのか。
 会社は社会の中に在るのに、会社のスタンスが見えない。Twitter
Japanには日本会議の息がかかっているのかと、誤解(あるいは正解?)
しそうだけれど、それでも構わないのか、儲かってる限りは。





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by byogakudo | 2017-09-22 18:57 | 雑録 | Comments(0)
2017年 09月 21日

森下へ(古書ほんの木~古書ドリス)

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 文字通り、雲ひとつない青空。くるっと頭を廻らして後ろの
空を確認しても雲ひとつない青空の下、地下に潜り、森下へ。

 森下も青空。陽射しは強いが湿気が少ない。いいことだ。
 森下行きは、Sが昨夜思いついたらしい。教えてくれてれば、
手書き地図を準備していた。地下鉄の出口は分かっても、
地上に上がると方向が取れない。

 なんとか、のらくろロードに到り、古書ほんの木、入店。
古本屋は、いいなあ。落ち着ける。新刊書店にほとんど行か
なかったら、紀伊国屋書店がやかましく感じる。寄ってらっ
しゃい、見てらっしゃい、の声が聞こえてくるようで。
 古本屋だって、基本姿勢は見てらっしゃい、買って行ってね、
なのだけど、ほとんど聞こえないように言ってるので、おまけに
客はすぐさま、本との対話に走ってしまうので(何故か古本屋は
そういう風にできていることが多い)、ひっそり、落ち着ける。

 小沼丹『椋鳥日記』(講談社文芸文庫)を買い、かわら版『深川福々』
2017年6-7月 第47号を頂き、古書ドリスへの行き方をお尋ねした。
 わざわざ外まで出て、教えてくださる。ありがとうございます。

 新御徒町や蔵前までは来ても、その先はあまり行かない。ちょっと
長目に地下鉄に乗っていれば着くのだが、蔵前辺りで十分長いので、
行くぞと思わないと、なかなか行けない。同じ東の東京でも、蔵前と
森下では、空気がはっきり違う。森下と清澄白河も違う。
 森下は、ずっと前に来たときと、あまり印象が違わない。静かで、
引っ込み思案。(?)

 それでも古書ドリス手前の公園では、子どもたちの声がする。
大通りから一本入ると、住宅地。その中に古書ドリスがあった。

 幻想と怪奇系が集合しているので、つい長居してしまったような
気がする。しゃがみ込んで棚の下まで見ちゃうし。

 絵はがき2枚、エドワード・ゴーリー『うろんな客』ポストカード、
Florence Parry Heide/Edward Gorey"THE SHRINKING OF
TREEHORN"(ソフトカヴァ)、Edward Gorey"THE IRON TONIC"
と"THE OBJECT-LESSON"(ハードカヴァ)、ROBERT LOUIS STE
VENSON/EVE GARNETT"A Child's Garden of Verses"(ソフト
カヴァ)。
 最後の絵本は、森山氏の描いていた絵を思い出させると、S。

 公園でひと休み。一見タヌキ風の和シャム猫と距離を保って歓談
してから戻る。けっこう暑かった一日。





 さあ共謀して、自民党と公明党と維新の会や何とかファーストを
落とそう。

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by byogakudo | 2017-09-21 21:38 | 雑録 | Comments(0)