2005年 05月 15日

05年5月15日(日)

 なんてこと___昨日はちゃんと書いてたのに、上げるのを忘れていた。
大したはなしを書く訳ではないから、1日遅れてもどうと言うことはないが
しかし、短くても毎日書いてあるのが取り柄の日記である。この手のミスは
まずい。このところ、他の件でもミスしているし(白状する気はありません)。
4時45分現在、雷が鳴っている。早く終ってくれないと営業が終ってしまう
・・・、雨は上がったが人出は戻らず。

 昨夜は「赤線跡・・」と「ホームズのライヴァル」で過した。





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# by byogakudo | 2005-05-15 20:29 | 再録 | Comments(0)
2005年 05月 14日

05年5月14日(土)

 今夜は大丈夫だ、「赤線跡を歩く」(木村聡 ちくま文庫 04再)、「ユルスナール
の靴」(須賀敦子 河出文庫 98初)、「シャーロック・ホームズのライヴァルたち 1」
(早川文庫 83初)、更には読みかけの「X傑作選」(甦る推理雑誌 3 光文社文庫 02初)
もある。選取り見取りだ、怖いものなし。「赤線・・・」は単行本の方が写真が見やす
かったが____文庫サイズなのに、つい眼を凝らして情報と情趣とを味わおうとする
____やっぱり善い本だ。しばらく手持ち本にしよう。(いずれ出します)。
 記憶が建物を美化して見せるのだろうか、でも、たとえば屹立する棺こと都庁ビル
や大川端のフィリップ・スタルクも、時経れば美しく見えるようになるものだろうか。





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# by byogakudo | 2005-05-14 20:21 | 再録 | Comments(0)
2005年 05月 13日

05年5月13日(金)

 読むものに困って、またモーム短編集を持ち帰る。よく書けている(失礼な
言い種だ)がfavouriteになれない小説家だと改めて思う。じゃあ何故読むのか
といえば、よく書けていて、読んでいる間は終り方が知りたくて読み進めるのだ。
短編小説に必要な技巧を完璧に備えていて、それが同時に欠点となる。
 文句をいってる暇に他の本を探せばいいだけのことです。

 あと3週間もすれば猫額洞5年目が始まる。少しは良くなっているのか? 
このさき力を入れるのは、やっぱり仏文系、美術評論系統になるのか? 
扱うジャンルをこれ以上狭めるとますます静かな古本屋になるだけだ
けれど、いまの底の浅さには我ながら不満と苛立ちとが募る。





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# by byogakudo | 2005-05-13 20:15 | 再録 | Comments(0)
2005年 05月 12日

05年5月12日(木)

 ディック「ドクター・ブラッドマネー」読了。最終的に面白かった、のかな? 
このまま沈没するかと危惧していたが、終盤いきなり強引にフォーカスを合せ
___他の登場人物に合せたら別の結末が書けそうだが___それなりにしっかり
エンディングだった。お勧めです。傑作とは思えないけれど。

 今朝タヌちゃんを見かけた。久生十蘭の「ポン吉とタヌ子」ではなくて、近所の
外猫だ。淡いベイジュ色で顔の真ん中が焦茶色。可愛いので手懐けたいのだが、
外暮しの猫は警戒心が強くてだめ。





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# by byogakudo | 2005-05-12 20:10 | 再録 | Comments(0)
2005年 05月 11日

05年5月11日(水)

 K夫人が立ち寄られる。先日お送りした封書に貼った切手がお気に召したよう
なので、お裾分け。彼女からは猫絵葉書集を頂く。永遠の女学生的交換風景で
ある。いまは21世紀だったっけ? 

 ディック、まだ核戦争後のひとびとの情景が続いている。戦争の1日前に火星に
向かったため、ただひとり無傷で生きている男(但し火星には行けず、地球の周り
を廻り続けるだけ)その名もウォルト・デンジャーフィールドは、惹句は嘘では
なかった、本当にDJとなり地球に生きる人々を慰めている。火星までの長い旅
の退屈しのぎに備えられた本やテープが、図らずも全人類の慰安に用いられる
こととなった。彼が地上向けに流している朗読は、いまは「人間の絆」(その前は
パスカル)、これを毎日、連続ドラマ式に放送し、人々は時間になると集まって
1台のラジオを囲む。

 しかしこの先どんな展開になるのか、まるで予想できない。まさか各人の苦脳を
描き続けてそのまま終る、なんてことはないだろうけれど。大丈夫かなあ。





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# by byogakudo | 2005-05-11 20:04 | 再録 | Comments(0)
2005年 05月 10日

05年5月10日(火)

 「申訳ありません」とはいいたくない。「申訳なく存じます」と正しく活用させたい。
でもね。話し言葉で使うには堅すぎる。たまにメイルで注文を頂いたときなど、それで
なくても「致します」「申上げます」のちりばめられた文章になるので、そこに「申訳なく
存じます」が加わると、文面が重くなる。いかな動詞活用原理主義者とはいえ、使用が
躊躇われる。涙を呑んで口にする、「申訳ありません」。

 ディックは面白いんだかなんだか、目下、不明。たくさんの登場人物が
核爆発に直面するシーンである。やっぱり原爆に対する認識があまいけれど、
この場合、それを問題にすべきじゃないことは解る。(全アメリカ人に広島・
長崎への巡礼を強制したい誘惑はあるが)。





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# by byogakudo | 2005-05-10 22:46 | 再録 | Comments(0)
2005年 05月 09日

05年5月9日(月)

 今東光「東光金蘭帖」(中公文庫 78初)終える。さあ、今日からやっとディックだ。
その前に「金蘭帖」の抜き書きを。

 今東光は鳥海青児とも友人だったが、鳥海が木村荘八と仲たがいして、
春陽会を脱会したはなしで___
<僕などは鳥海が木村荘八と手を切ったことを寧ろ悦んでいたのだ。というのは
 木村荘八はもう画家としての役目を終った人で、春陽会あたりにもちゃんとした
 制作を発表できなかった。挿絵を描いたり、本の装釘をしたり、日本画みたいな
 ものを描いたりしてお茶を濁していたとしか思われない。筋の通った油彩画は、
 もう描けなかったのだ。云々。>

 ____むかしの人だから仕方ないのかも知れないが、「筋の通った油彩画」
には笑う。本絵主義と呼ぶのか、油絵が最高位、水彩画だのコラージュだの
イラストレイションだのは本格的な洋画にあらずというイデオロギーに苦笑する。
日本の洋画壇のこの制度は、いまどうなっているのか? 企業やブランドと一緒に
作品製作できるかどうかが、いまの制度なのかしら。事大主義者どもめ。





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# by byogakudo | 2005-05-09 22:36 | 再録 | Comments(0)
2005年 05月 08日

05年5月8日(日)

 週末更新の新着本、いつもは土曜日なのに今週はきょう(日)更新
です。すみません。新着欄を経ずに各項目に入る本も随時あり、
なのだが、ぼちぼちなので、時々見て頂ければと思います。文庫本も
ちゃんと載せなければと思いつつ、なかなか実行に至っていません。
そのうち少しずつなんとかなる・する予定です。

 今年も静かな連休の日々でしたと、総括。





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# by byogakudo | 2005-05-08 22:19 | 再録 | Comments(0)
2005年 05月 07日

05年5月6日(金)~7日(土)

 Sの体調不良つづく。きのうもひとり、本の買い出しに出る。わたしまで風邪っぽく
なり風邪薬をもらって呑んだ。なんとか引かずにすんでいるようだが。

 「マンハッタン・ミステリー」(アドラー編 新潮文庫 87初)もだいたい読んだ。
女性作家のサスペンス調を避けた、ということだ。ディックが待っているのに、
きのう買った「東光金蘭帖」(中公文庫 78初)を読み始めている。





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# by byogakudo | 2005-05-07 22:13 | 再録 | Comments(0)
2005年 05月 05日

05年5月5日(木)

 ああぁ、グラシン紙をかけずには本が読めない身体になってしまった。
お客さまから「ストイケイオン」(80年代、美学校出身者を中心に出された
雑誌)を戴いた。映画美術監督・木村威夫氏の処女作「眩暈」が載っている。
他に、彼が経営していた画廊で行われた木村氏の講演記録も頂戴する。
 さあ、読んでみよう。でもその前に、やっぱりラッパーを作らなくっちゃ...。
特に雑誌は表紙縁(へり)がいたむので、ラッパーなしに読むのが怖い。

 文庫本も表紙やジャケットがやわだから、やっぱりラッパーしましょうね。
____という訳で、すべての印刷物は陽焼けやほこりから身を護るために、
ラッパーやopp袋詰めになるべき運命をもつ。いまでは、天の陽焼けを防ぐ
ために本棚の前にカーテンはどうだろうとさえ夢想する始末だ。そのかみ、
新刊本屋から本を買ってくるなり帯とジャケットを引き剥がし、速やかにゴミ箱
へと直行させていた、古本屋の敵みたいな女はどこに行ってしまったのか。





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# by byogakudo | 2005-05-05 22:07 | 再録 | Comments(0)