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猫額洞の日々

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2009年 11月 07日

「森崎書店の日々(仮題)」ロケ見学

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click to enlarge.


 写真は、ロケ現場と、下の2枚は九段下ビル。

 昨日は失礼いたしました。風邪を引きそうな気がして、店に来る
勇気がなかったのです(店は猛烈に寒く、暖房が効くまで数時間
かかります)。
 携帯電話があればブログを書いて転送するって技も可能かと、ふと
思い、いやいや、IT環境がないからこそ、部屋でのんきに本が読める
のよと、我が身に言い聞かせる。
 自宅電話は、相変わらずアナログ回線、しかもプッシュホンでは
ない、ダイヤル式・留守録機能なし。生きている過去です。

 昨日は古書会館の後、新刊書店に行く用事があって神保町を歩いて
いたら、映画のロケをしている。あれこそ、スローラーナー制作の
「森崎書店の日々(仮題)」ロケ現場にちがいない!

 やはりそうだった。越川氏や「私は猫ストーカー」のときの
助監督氏にお目にかかり、ロケセットを見せて頂いた。

 建物をまるごと一軒借りて、近代文学専門店らしい本がずらりと
並び、狭いけれどしっかりした神保町の古書店が、そこに出現していた。
 もう、あの建物が借りられた時点で、映画の成功は見えているんじゃ
ないかしら。路地の角店、四方を見渡せば、2~3階建ての小さな店が
続き、その周囲には高層ビルが迫っている。まさに2009年度の神保町
風景が、パノラミックに展開する。

 路地に小さな古本屋の列が続く、神保町らしい神保町風景は、
いずれはビルの古書店街に変るだろう。けれども、かつてこんな街が
あったという事実は、この映画でしっかりと記憶される。

 来年も見てみたくなる映画ができた。とてもうれしい。

 ところで、明日は臨時休業いたします。
今週の新着欄とともに(?)よろしくお願いいたします。
 新着欄

by byogakudo | 2009-11-07 16:28 | 映画 | Comments(0)


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