click to enlarge.
「メグレの退職旅行」読了。表題作のみ、まあ好き。他は、
あんまり、という結果か。表題作では、メグレ夫人の女性らしい
センスが、メニューの裏に記された数字の謎を解く。
(角川文庫 81初 帯 J)
「これがいちばん面白いんじゃない?」とSの言うドナルド・
E・ウエストレーク「ジミー・ザ・キッド」を読み始める。
なるほど、好みだ。ドートマンダー他、いつもの面々が、
リチャード・スタークの悪党パーカー・シリーズ「誘拐」に
則って__参考にして、ではなく、文字通り小説そのままに
__、同じ誘拐事件を起こそうという、平行宇宙的(?)構造である。
(角川文庫 77再 J)