2010年 06月 20日
click to enlarge. カタログ自体の謎ではなくて、カタログの通信販売方法が謎である、 という話。 遠隔地で開かれる美術展には行けないが、せめてカタログだけでも 欲しいときが、古本屋でない方々にもあると思う。 美術館のサイトを見て通販方法を調べると、国公立美術館では現金 書留での代金支払いが一般的である。世間じゃ、ほとんど使われて ないよと、言いたくなるが我慢するしかない。 しかし面倒である。まず郵便局に行き、20円の書留用封筒を買わなきゃ ならない。コンヴィニエンスストアで切手や葉書を売ってるのだから、 ついでに書留用の封筒も置いてくれないものかしら。 美術館によっては送料分の切手同封でよい場合もあるが、大抵は カタログ代金+送料を現金で送れと書いてある。送料には貨幣を使う ことになる。 封筒の中でコインが暴れないよう、「○○カタログ代金+送料」と書いた 便箋に、テープで留めたりする作業?を要する。 ところで現金書留は郵便物であるから、郵送料がかかる。同封する 代金が1万円以内なら、25gまでが500円、50gまでは510円だ。 もし盗まれても保証されるとは言え、銀行の振込手数料や手間と 比べると、なんだか高いなあと思う。 事業仕分けショーが行なわれたが__「ショー」は悪口ではない。 今まで目に見えなかった税金の使途が明らかになるのは結構なことだ。 __、国公立美術館博物館のカタログ販売方法にも、改良の余地は 多いにあると考える。 全国一律、同じシステムで販売する方が、監査するときにチェック しやすいだろうが、消費者に買ってもらっている事実を忘れていや しないか、と思うできごとがあった。 同じカタログを3冊注文し、3冊分の送料(梱包料も含む)を 入れて現金書留で支払ったら、係のミスで2冊と1冊とに分かれて 届いた。 そして「こちらのミスでご迷惑をかけ、大変申訳ないが、それぞれに 梱包料もあることだから、2回分の料金を払っていただきたい」旨の 手紙が添えられていた。 もちろん支払ったけれど釈然としない。草葉の陰、いや、草の根 古本屋なら、自分のミスを客に負担させたりしませんよ。お詫びして 注文通りの料金を頂くだけだ。 クレディットカード決済導入までは望まないけれど、せめて銀行振込が できるように制度を変えられないかしら。
by byogakudo
| 2010-06-20 14:28
| 雑録
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