2012年 02月 25日
click to enlarge 今週の新着欄です、よろしく。 新着欄 新着欄トップの「視覚のいたずら」最後に、見開きで「ああ、 なつかしのフーテンよ!」なる頁がある。 グリーンハウスのフーテンたちのイラストレーションが描かれ、 <ピエロ、アリババ、ガリバー、酋長、ノラケン、トイレなどと フーテン名士は多士済々だが、彼らに変わってこの夏のグリーン ハウスは、全学連も加わって混沌としていた。だが、フーテン 天国だった>と、キャプションが付いている。1968年夏の新宿駅 東口風景だ。 Sは、ひとり、二人を除いた<フーテン名士>を知っている。 今も名士なのはガリバー氏だけかしら? 2月11日以来、いわば事故処理、事後処理に追われ、やっと 多少、落着きを取り戻した。 何を読んでいただろう? 乱にいて本を忘れず。 「怪男児 麿赤児がゆく」や入江相政のエッセイ集・3冊、 蟲文庫・田中美穂さんから頂いた「わたしの小さな古本屋」、 突然むかしの探偵小説が読みたくなって、「ポケットにライ麦を」 なぞ、読んで過ごしたと思う。 「怪男児 麿赤兒がゆく」のサブタイトルは、「憂き世戯れて 候ふ」であるが、「ときには父のない子のように」がむしろ 相応しかったのではないか。 父のない子が後にモーゼとなり、舞踏という民族集団の首長 になった、と読んだ。 「わたしの小さな古本屋」は、ひとりの少女が少しずつ、自分の 居場所を作って行く物語だ。漠然と自分探ししてるような、特に 若い男子!、居場所がないなら具体的に、自分で作っちゃえば いいのです。
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by byogakudo
| 2012-02-25 12:43
| 読書ノート
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