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猫額洞の日々

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2013年 12月 12日

山口富士夫「村八分」を読む予定

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 月曜日の夕方、Sと阿佐ヶ谷「書原」で待ち合わせした。
河出書房新社「山口冨士夫 天国のひまつぶし」を探しに
行ったのに、見当たらない。
 K&Bパブリッシャーズ「村八分」と「So What」が隣り
合わせに並んでいるのに、最新刊の「山口冨士夫 天国の
ひまつぶし」は、ない。一時的に売り切れたのかしら。

 Sは「村八分」を立ち読みしている。京都の低い町並みを
背景にメンバーが並ぶモノクローム写真から、あの時代の
空気が立ち昇ってくる。立ち読みではなく坐って読みたい。
 他の本棚を見ると、鈴木創士「サブ・ローザ」はまだ
海外幻想文学の流れに沿って置かれている。
 文庫本を一冊買って「書原」を出た。

 やっぱり読みたくて「村八分」を今日、手に入れた。
Sが読み終わったらわたしが読んで、リチャード・ヘル
「GO NOW」の隣に入れよう。間章「非時と廃墟そして鏡」
と連なることになる。本の配列をまた考えなくては。
 部屋の本棚は店の本棚よりもっとジャンルが狭く量もごく
少ないから、置き換えは楽だ。

 富士夫ちゃん、と昔の呼び方になるが、彼は他者との距離に
敏感で細やかなひとだった。音楽に関しては真摯だし、深い
つき合いではなかったから、彼の美点だけ記憶に残る。

 国分寺の部屋に初めて彼がきたとき、ギターを取って「マイ・
ガール」を少し歌った。初めて会った女の子にはいつも演ってるな、
と思ったものだが、Sによれば、電話口で歌ってもらった女の子も
いたそうだ。対女性への恒例の挨拶だったのだろう。

(12月15日へ続く)





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by byogakudo | 2013-12-12 14:43 | 雑録 | Comments(0)


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