人気ブログランキング |

猫額洞の日々

byogakudo.exblog.jp
ブログトップ
2014年 05月 08日

エヴァ・イオネスコ「ヴィオレッタ」が公開されるとのこと

e0030187_9225112.jpg












 今日も皆さまにお会いできた。慌ただしい閉店のお知らせで、
申訳ありません。ブログでのお知らせ以外に、メールでお伝え
したら、わざわざ遠くからいらしてくださったり。恐縮です。
 ありがとうございます。


 今日の「東京新聞」朝刊、文化娯楽頁を大きく占めているのが
エヴァ・イオネスコが監督する長編第一作、「ヴィオレッタ」の
紹介だ。
 ほとんど自伝である。育児放棄した母が、娘をヌードモデルに
仕立てて写真集を出版、一躍スターになった母は、娘への要求を
エスカレートさせる。ヌードになったことで虐められた娘は母を
憎むようになる。
 「子どもは親の所有物ではない」が映画のメッセージらしい。

 実際のエヴァは、母イリナ・イオネスコとほぼ絶縁している。
イリナの撮った写真について、娘エヴァが損害賠償とフィルムの
返却を求める訴訟を起こし、去年、肖像権を獲得したそうだ。
フランス等では、むかし手に入れた写真を所持しているだけで
逮捕される、という。

 エヴァは母イリナを憎みつつも、アーティストとしての才能を彼女
から受け継いだことも認めていて、アンビヴァレントなままのようだ。

 シャルロットとセルジュ・ゲンスブールの間には、チャイルド・ポルノ
問題は発生しなかったのではないかと想像するのは、父と娘であることと、
直接的ではない、より暗示的な映像や音楽だったからだが、母と娘だから、
こうなったのだろうか? 支配する母と支配される娘の関係(父と息子に
置き換えても似たようなものだが)は、きついものがある。
 親子間の愛は子どもが幼いときは必要で、成長すれば束縛の面が強まる。
親と子は、どうやって他者性を獲得するのだろう。





..... Ads by Excite ........

by byogakudo | 2014-05-08 09:23 | 映画 | Comments(0)


<< 閉店いたしました      ジェイムズ・マクルーア「スティ... >>