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猫額洞の日々

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2015年 01月 16日

10日ぶりに地下鉄に乗る

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 散歩の話がなかったのは、7日に新宿へ行ったきり、S は腰を痛め、
わたしは(せっかく左足甲が治ったのに)右肩甲骨辺を痛めて、先週末
から、ふたりしてバスで整骨院に通う毎日だったから。あちこち綻ぶのが
加齢である。

 今日はコーヒーや S の煙草が切れ、わたしの化粧水のレフィルが切れ
(安い製品を愛用しているのでコンヴィニエンスストアには置いてない)、
腰と足もとが確かな方、わたしが新宿に出た。
 煙草も化粧水も買ったが、欲しいコーヒー豆が切れている。チェーン店は、
地下鉄で一駅隣りの西新宿駅、東京医大近く、新宿通り沿い、と続く。
 最悪の場合、三店舗を探し廻ることになる。

 その前に、いつも目にしていながら入ったことのないB・Oに寄ってみたい。
ビルの5、6、7階にあるのは道路から見えるのに、入口はどこなのか。

 路面店はブティックが占めている。外からは、上階への入口なり階段なり、
何も見当たらず、しかたなく地下に下りてみても分からない。ままよと、
ブティックに入り、階段で2階に上がったら、やっとエスカレータがある。
 5階はDVDやCD売り場なので6階へ。108円棚で小林信彦「東京少年」
(新潮文庫)__部屋の近くのB・Oで「和菓子屋の息子」が半額だったが、
まだ下がっていないだろうか?__とP・G・ウッドハウス「ジーヴズの事件簿
才智縦横の巻」(文春文庫)、半額棚で岩本素白「素湯(さゆ)のような話」(ちくま
文庫)と佐藤春夫「小説永井荷風伝 他三篇」(岩波文庫)。
 店内放送がやかましい。家電量販店に準ずるような音量で、ひっきりなしに
当店で買った本でも買い取るから売ってくれと、店員がマイクを握る。
 奥にちゃんとエレヴェータがあった。地下一階まで下りて、やっぱり
ブティックを通って__このレイアウトは何なのだ?!__地下通路、
地下鉄駅へ。

 コーヒー豆は西新宿駅で無事、入手。再び地下鉄へ。
 中野坂上で乗り換えるとき、扉近くに立って文庫本を読む青年がいた。
福武文庫版「犬狼都市」だ!





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by byogakudo | 2015-01-16 22:58 | 雑録 | Comments(0)


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