2月の鈴木創士氏のコラムは、
「第59回 ジョルジュ・バタイユと斬首の空景」。
<「グノーシス主義者やマニ教徒がかつて暗黙のうちに観念論的視点を捨てた
ように、今日それを公然と捨て去るなら、悪による創造行為の結果を自分自身の
生に見いだしていた人々の態度は、まさに根本的に楽観的に思える。悪そのものが
神を前にして応える必要がなければ、まったく自由でありながら悪の虜になることが
できるのだ。執政官〔アルコン〕たちにすがったからといって、存在する事物が高級な
権威に従属することが、心底から望まれたとは思えない——執政官はそのような権威
を永遠なる獣性によって打ち砕くのである」。>
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