伊呂波文庫さんから電話があった。
「常盤新平さんの『銀座旅日記』って知ってる? お客さんから
聞いたんだけど、その中で猫額洞さんのことが書いてあるんだって」
ずっと以前のある日、お客さまの(その後すぐに作家になられた)
小林力氏がいらして、常盤さんが日経新聞に書かれたコラムのコピー
を下さる。
「これ、お宅のことだろう?!」__商店街の名前も店名も書いて
ないけれど、知ってるひとが読めば、うちだと分かる内容だった。
このことかと思っていたら、ちがった。常盤新平さんがその後、
雑誌「ダカーポ」に書かれたエッセイ(2003年2月5日号から
2006年8月16日号まで)の中で、猫額洞の名前を出して、書いて
くださっていたのだ。目次を見て、『右眼の白内障の手術を受ける』
というのがあるから、多分これだろうと思って読んでみた。これだ。
今ごろ知って、今さらお礼の申上げようもないけれど、常盤さん、
どうもありがとうございます。(できるだけ)ゆっくり拝読いたします。
(常盤新平「銀座旅日記」 ちくま文庫 2011初 帯 J)
6月4日に続く~
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