2月にサンカクヤマで買った一冊。初めの2篇は内容に記憶がなく
てもタイトルに見覚えあり。よって4篇目『火星潜入』を読んでみた。
疑惑と陰謀、どんでん返し。そこはかとなく漂う悲哀感。悪くない。
次の『歴戦の勇士』を読んでみる。こちらも疑惑・陰謀・どんでん返し
にハリウッドで映画化できそうなアクション・シーンがあり、悲哀感漂う。
米ソ冷戦期に書かれた作品集なので、時代が反映される。
ふたつの極に分断された集団は、互いにヒステリックに疑念と憎悪を
募らせる。話し合いが不可能に見えるのは、分断させることで利益を
得る経済人がいるからだ。政治よりもずっと強大な権力を持つ彼は、
人々を煽動し、分断を強化する。戦争が利益になると思えばためらわ
ない。
なんだか、いまの世界状況みたいだ。歴史は愚かに繰り返す。
しかし小説の中の平和主義者たちは、避けられない戦争を回避しようと、
こちらも陰謀をめぐらして対抗する。
(フィリップ・K・ディック/大森望 編『ディック短篇傑作選
変種第二号』 ハヤカワ文庫 2014初 J)
4月23日に続く~
呪 亜屁沈臓/呪 汚池腐裏子/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/呪 吐爛腐・夷蛮禍/
安保関連法(こと戦争法)の本会議投票行動(PDF)+
東京都の
安保関連法(戦争法)に賛成した議員名
共謀罪強行成立記念! 安倍政権の暴挙を忘れないために振り返る
「共謀罪トンデモ答弁・暴言録」
【票を入れるな危険】日本会議所属の都議候補一覧
小池百合子氏 日本会議“本流”から外れた愛国者
「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動
上記のPDF
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