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猫額洞の日々

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2018年 10月 06日

久しぶりに川向こうへ

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 大川を渡る先は、やっぱり少し遠くて、久しぶりの地下鉄・
両国駅、下車。2pm。昨日は寒く、今日は湿気と熱の午後だ。
地下鉄内外の温度差もきつい。

 お昼を食べるには駅と大通りから離れない方がいい。墨田区
緑1丁目の やぶそば へ。

 そこから大通りの内側、緑2丁目へと入ってゆく。2時半過ぎ。
住宅と町工場が混在する界隈だ。
 緑二会館の向かい側の一郭がすてき。古いコンクリート風の二階
建てとケーブルでつながる、灰色の木造モルタル家屋。

 緑3丁目に進んでも町工場が目につく。土曜日のせいだけでなく、
閉まっているところがほとんどだ。元・商店の建物は"しもたや"だ
けれど、元・工場を称する固有名詞はないのか? たんに"廃工場"?

 金属加工業が多かった地域なのだろうか。緑3丁目15番地辺り、
"鈴木ボールト"と、二階の正面に社名を表す看板文字が貼られた
工場も、久しく閉ざされているようだ。
 社名が目立つよう、二階に貼ってあるが、文字の途中に窓がある
ので、左から"鈴木ボ"、真ん中に窓、そして"ールト"と続く。

 道を渡って来るとき、まだ若い声の鴉が一羽、うるさく鳴いていた。
ここでも聞こえる。何か訴えたい、伝えたいのか?

 "ボルト ナット 後関鋼業"と縦文字の脇付け看板が残る3階建ての
ビル。ここも廃業したようで、所在地や所有者名を示すプレート部分を
剥ぎ取った跡が残る。

 緑4丁目33番地辺り、二階建ての灰色モルタル造。二階の窓辺に
全集本の並びがぼんやりと見える。あの黄色っぽい背表紙は、筑摩
書房『現代日本文学全集』だろう。函は邪魔だから捨てられたのか。
 ここも廃墟のようだ。

 モルタル塗りの建造物のカラーリングは、工場系はコンクリート風に
灰色、アパートは赤っぽいベージュ系が多いのかな。

 永倉稲荷神社。亀沢町4丁目、JRの長崎町高架下は倉庫街になって
いる。ワーゲンのピックアップトラック(薄いベージュ色)を、初めて
目撃。かわいい。

 暑いし、近ごろ遠出をしてなかったしで、そろそろ休みたいと思ったら、
大横川親水公園近くに錦糸町タリーズ。
 連休初日、晴れた土曜の午後だからか、満員だ。西の方のドトールでは
本を読んでる老人が目立つが、川向こう、東のタリーズでは、赤ちゃんや
幼児連れの若い夫婦が目につく。
 西側に住んでいても、結構、幼児を見かける、老人の方が多いけれど。
都内を動いていると、まるで人口が増えているように錯覚するが、東京や
都市部で増えてるだけだろう。

 大横川親水公園には、"すみだガラス市"の旗がなびく。公園手前に、
津軽稲荷神社。
 にぎわっている"ガラス市"のテントを覗いてみる。江戸切子の技術は
伝わっているようだが、サンドプラストも含めてデザインが弱い。
 細く小ぶりな計量用(?)栓つきガラス瓶を買う。

 そろそろ、地下鉄・両国駅を目指そう。
 亀沢4丁目16番地辺り、トタン葺きの加藤鉄鋼倉庫のタッパの高さ
(天井高7m!)。
 亀沢4-15辺り、道に近く、木造平屋の住居。左手のヤード奥に廃工場
があるらしい。木の塀に覆われて見えないが。住いの窓近くに植えられた
金木犀に、小さな花が少し残っている。
 亀沢3丁目22辺りにも天井の高いトタン葺きの工場跡。双葉稲荷神社。

 墨田区のこの辺は小さなお稲荷さんが多い。道が碁盤の目になってる
のは、江戸の(?)埋立地だったのだろうか? 知りたい。
 
 亀沢1丁目6辺りの朱赤に塗られたビル(この色もモダーンスタイル・ビル
で見かける)に、"矢古宇鉄線"と、ある。金属加工系のようだ。

 4:20pm、長い地下通路の果てに両国駅プラットフォームで電車を待つ。
西に戻ってきても、湿気が強いまま。





呪 亜屁沈臓/呪 汚池腐裏子/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/呪 吐爛腐・夷蛮禍/

 安保関連法(こと戦争法)の本会議投票行動(PDF)東京都の
安保関連法(戦争法)に賛成した議員名


 共謀罪強行成立記念! 安倍政権の暴挙を忘れないために振り返る
「共謀罪トンデモ答弁・暴言録」


 【票を入れるな危険】日本会議所属の都議候補一覧

 小池百合子氏 日本会議“本流”から外れた愛国者

 「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動

 上記のPDF





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by byogakudo | 2018-10-06 23:01 | 雑録 | Comments(2)
Commented by saheizi-inokori at 2018-10-07 10:33
>あの黄色っぽい背表紙は、筑摩書房『現代日本文学全集』だろう。函は邪魔だから捨てられたのか。
 ここも廃墟のようだ。

いい詩ですねえ、光景が浮かんできます。
Commented by byogakudo at 2018-10-07 23:10
ありがとうございます。ほんとにこんな一帯でした。


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