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猫額洞の日々

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2020年 01月 27日

(7)また/まだAnna Kavan "Asylum Piece"

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~1月23日より続く

 結局頼んだのは"I Am Lazarus"で、日本語訳がある本
ばかり読もうとしている。日本語になってるというのは、
面白いから翻訳されてるわけで、と考えないでもなくて。

 "12 Asylum Piece"に到るまでの短篇では、insane
asylumに入らざるを得なくなった事情が描かれる。

 いまだ寝床には"Asylum Piece"を抱えて行き、二度読み
していると、たしかに初読より、文字がくっきりとして来る、
ような気がする。
 相変わらず、叔母お勧めの辞書なし読書なので、ストーリーの
大体の方角が分かるだけだけれど、ブログに感想文を書くときは、
確認のためにweb辞書を見る。
 そうか、grievanceって、ブチブチ言うことか、とか。

 ありふれた日常だったはずなのに、妙な人や出来事がきっかけ
で風景が変わり、狂気に攫われて行く過程が記される。

 例えば"6 Airing a Grievance"では、ヒロインは担当するD医師
に違和感を覚えるようになり、役所(?)に担当者を変えて欲しいと、
丁寧な手紙__D医師との相性ではなく、通うのに一日仕事になること
を理由とした__を出す。ところが、さんざ待たされた挙句、駄目です、
との返事。
 他の短篇でも出て来る役所からの手紙は、常に"pale blue paper"
と記される。不吉な徴のひとつだ。
 ヒロインは決心して、直接、D医師と交渉しようとする。陽が射して
来たし、列車の窓から見える田園風景は、冬から春になっている。

 街に着いても、辺りは陽気な風景だ。ヒロインはハイな気分のまま
D医師宅に着いたが、ドアが開かれようとするとき、乞食が近づいて
来る。ミドルクラス風の様子で、きれいに髭を剃り、清潔だけど古い
スーツ。手にはマッチの乗った皿を持ち、無言で彼女に近寄る。
 これも、流れが変わるときに現れて、苦痛が待ち構えていると予言
するような、不吉な徴、不吉な人物だ。

 案の定、ヒロインはD医師から予想もしなかった言葉を聞く。医師は
期間の決まってない休暇を取るので、新たな予約を受け付けてない、と
いうのだ。
 彼の優秀さはよく分かっていて、やっぱりもう一度、彼のアドヴァイス
を聞こうと、やって来たのに、まさかな展開だ。
 Anna Kavanのヒロインたちが、それぞれに妄想に駆られ、自分の周り
に陰謀が張りめぐらされていると信じるのも無理はない、と読者は感情
移入するのである。


     (Anna Kavan "Asylum Piece"
     Peter Owen Modern Classic edition 2001,
     reprinted 2015)





"日本人、報仇・安倍晋三"
"今天不抗争、明天何来有未来?
(きょう闘わないで、明日に未来はあるのか)"

#人間やめますか、自公維+国民民主+N国に投票し続けますか?

サイコパスども__
滅亡 亜屁沈臓/滅亡 汚池腐裏子/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/滅亡 吐爛腐・
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 安保関連法(こと戦争法)の本会議投票行動(PDF)東京都の
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by byogakudo | 2020-01-27 21:55 | Anna Kavan | Comments(0)


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