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2020年 02月 15日
![]() ~2月10日より続く "the boy"と記される若い兵士が主人公。彼の視線で、 というより彼の身体と思考に沿って、記述が行われる。 場所は精神分析医の部屋。主人公はカウチに横たわっている ので、視界が限られる。彼の肩越しに見えるのは、医師の組んだ 脚(古ぼけたグレイのズボンを履いている)と、底を修理した靴。 医者にしては(貧乏くさくて)ヘンな奴、と主人公は思う。 壁はペイル・グリーン、家具は、カウチと医師の坐っている椅子と 机だけ。机の上に明るい絵が描かれたカレンダーがかかっているが、 どんな絵なのか見ることができない。それを見るには、身体を医師の いる方向に向けなければならないから。そして医師は、彼のそっとして おいて欲しいという希望に反して、途絶した記憶を蘇らせようと促すから、 彼は振り向けない。じっと固まって、ぽつぽつと、聞かれたことに答える。 暗いトンネルの彼方に在るような消えた記憶、思い出せないできごとを 思い出すよう、何度か言われる。が、思い出せない、思い出したくない からだろう。逡巡と回避、回想と連想が繰り返され、小説の速度は遅い。 < There was a long pause, and at the end of it came the doctor's voice asking if that was the last thing he could remember, and the boy's voice telling him that it was, and then there was silence again.>(p36) __思い出したくないという、兵士というより傷ついた少年というべき主人公 に即した記述だと感じた(たんに英語力がないので、持ってまわった言い方に 感じるのかもしれない)。 思い出してからの速度は、それまでの遅滞を取り戻すかのように速くなる。 映画で見たような横丁、壁が倒れてきて窒息しそうだ、街灯に下がったロープ の輪の先には死体がない、溝で見つけたソーセージは細くグレイで、死んだ 赤ん坊の手首のようだ等々、イメージの連打である。 <"I CAN'T remember anything that happened," the boy said. "It was like a blackout, sort of.">(p32) と始まる短篇は、 < "It was like a blackout. A blackout. I can't remember," he kept on hopelessly mumbling, amongst the tears.>(p38) と、円環を閉じる。 クローネンバーグ『スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする』の感触を 思い出した。好きな一篇だ。 (Anna Kavan "I Am Lazarus" Peter Owen Modern Classic edition 2013) 2月16日に続く~ "日本人、報仇・安倍晋三" "今天不抗争、明天何来有未来? (きょう闘わないで、明日に未来はあるのか)" #人間やめますか、自公維+国民民主+N国に投票し続けますか? サイコパスども__ 滅亡 亜屁沈臓/滅亡 汚池腐裏子/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/滅亡 吐爛腐・ 夷蛮禍/ 安保関連法(こと戦争法)の本会議投票行動(PDF)+東京都の 安保関連法(戦争法)に賛成した議員名 共謀罪強行成立記念! 安倍政権の暴挙を忘れないために振り返る 「共謀罪トンデモ答弁・暴言録」 【票を入れるな危険】日本会議所属の都議候補一覧 小池百合子氏 日本会議“本流”から外れた愛国者 「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動 上記のPDF
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by byogakudo
| 2020-02-15 22:53
| Anna Kavan
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