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2020年 02月 26日
![]() ~2月16日より続く "GLORIOUS BOYS"がどんな人達だかは分かっているつもりだ。 たしか第二次大戦中、RAF(Royal Air Force)に所属した戦闘機 パイロットのことだったと思う。クリストファー・プリーストの サイトで見覚えがある。 だから小説の背景が、ナチの空爆に襲われているロンドンである のは理解したが、空襲の最中でもロンドンではパーティが開かれて いたらしい描写にちょっと驚く。 ひとつの場所に落ち着けない、ひとりの相手と長期の関係を続ける ことが難しい、孤独なヒロインが、女友だち、Miaに誘われ、渋々、 パーティに出かけたのは分かった。 ところがパーティ会場の部屋の構造が分からない、ここで記述されて いる"階段"と部屋との関係が理解できない。 <Mia opened the door and the noise, [略]smell, atmosphere, of a party came down to them from the top of the short white staircase leading directly into the large light smoky room.> (p39) __"them"というのは、ヒロインが"she"と記されているので、she and Miaだ。 短い白い階段を上がって扉を開いたら、煙草の煙に満ちた広い部屋の 喧騒が押し寄せた、という理解でいいのでしょう? つまりここでは"the short white staircase"は、道路と建物をつなぐ "階段"なのでしょう? 次のページで彼女たちは会場内にいる、はずだ。脱いだオーヴァーを、 他の人々の脱いだコートの山の上に積み重ねる。山はすでに崩れかけて いる。 < They added their winter coats already piled and slipping from hidden pieces of furniture at the foot of the stairs.>(p40) __この"stairs"は室内にある階段でしょうか? この後、 < "Let's go in now," the little clear voice of Mia said,[略] "I'm ready," she said. The preliminary staircase was much too short.>(p40) __"Let's go in now,"って、もう部屋にいるのじゃないのですか? ここから二階に(またはground floorの上の階に)上がって行こう としているのでしょうか? 生活感覚なしに(日常生活を知らないで)外国語の小説を読んでると、 こういう落とし穴にすぐ落っこちる。 昔読んだ創元推理文庫版『アイリッシュ短編集』のどこかに、日本を 舞台にした小説があった。日本語訳で読んでも、アイリッシュは日本に 来たことがなく、読んだり聞いたりした知識だけで書いたのが分かる 記述だった。 横浜から東京までの風景描写、なし。焼け野原だから一面、何もない のではあるけれど、行ったことも見たこともない風景なので、映画で スワイプするみたいに書くことしかできなかったのだろう。日本の建物が 木と紙でできているという知識だけで書いているから、一歩、室内に足を 踏み入れると、建物ごと倒れてきそうな不安な普請の小説だった、と覚えて いる。 読者として、いま、その逆の事態に面しているわけです。 (Anna Kavan "I Am Lazarus" Peter Owen Modern Classic edition 2013) 3月1日に続く~ "日本人、報仇・安倍晋三" "今天不抗争、明天何来有未来? (きょう闘わないで、明日に未来はあるのか)" #人間やめますか、自公維+国民民主+N国に投票し続けますか? サイコパスども__ 滅亡 亜屁沈臓/滅亡 汚池腐裏子/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/滅亡 吐爛腐・ 夷蛮禍/ 安保関連法(こと戦争法)の本会議投票行動(PDF)+東京都の 安保関連法(戦争法)に賛成した議員名 共謀罪強行成立記念! 安倍政権の暴挙を忘れないために振り返る 「共謀罪トンデモ答弁・暴言録」 【票を入れるな危険】日本会議所属の都議候補一覧 小池百合子氏 日本会議“本流”から外れた愛国者 「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動 上記のPDF
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by byogakudo
| 2020-02-26 22:10
| Anna Kavan
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Comments(4)
建物の(入口の?)扉を開けると短い階段があって、その階段を上がった先にパーティの会場がある、といった感じでしょうか。二人は階段の下にいて、他の人たちと同じようにそこでコートを脱ぎ、これから会場に入ろうとしているところのようです。
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どうもありがとうございます!
"at the foot of the stairs"とあるのを忘れて、彼女たちは 階段を上ろうとしているのか下りるところなのか、さえ、 分からなくなっていました。 Miaに引きずられてパーティに来てしまった、社交が苦手な ヒロインですから、Miaを見上げながら階段を上るのが自然 ですね。 これで安心して、読者もパーティ会場に入れます。多謝!
多分、パーティ会場は地下だと思います。階段の上から、パーティの雑俎、雰囲気を感じ、
降りた階段の下で、コートを脱ぎ起き、扉を開けて中に入る。
どうもありがとうございます! 階段を上ることだけ
イメージしていて、パーティ会場は二階、と思ってきま したが、地階であってもおかしくありませんね。 どっちだったのでしょう? ストーリーの導入部に過ぎ ないので、どちらも可、でしょうか? |
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