人気ブログランキング | 話題のタグを見る

猫額洞の日々

byogakudo.exblog.jp
ブログトップ
2021年 12月 13日

あきらめ悪く(1)ANNA KAVAN "MACHINES IN THE HEAD" にとりかかる

あきらめ悪く(1)ANNA KAVAN \"MACHINES IN THE HEAD\" にとりかかる_e0030187_11333497.jpg















 Graham Greene のほうが、読んでて意味が取りやすいんだろうなと思いつつ、
ダブりがかなりあるANNA KAVAN "MACHINES IN THE HEAD  SELECTED
STORIES" を注文して、ぽつりぽつりと読んでいる。短篇選集だ。

 再読するなら前に読んだ本でいいだろうに、わざわざリミックス版にしたのは、
刊行年が2019年と、わりと新しいから。紙の黄ばみも薄いだろうし、フォントも
大きいのではないかと、賭けた。ほぼ当たりだが、予想してなかったのは、本の
サイズがこれまでより大きめだったこと。横は普通のペイパーバックとほとんど
同じだが、背が2cmほど高い(近頃のハヤカワ文庫みたいなものか?)。

 フォントサイズや天地左右の余白は大事だ。語彙がないので、文字列をじっと
睨んでは、なんとなく話の進む方向や、ストーリーの印象やらを見極めようと
するのが、わたしの場合のAnna Kavanの(と言わず、英語の本の)読み方なの
で、黄ばみが強かったり、小さなフォントがぎっしり並んでいると、疲れて読み
進めるのが困難になる。

 まず未読から、と思って、"A BRIGHT GREEN FIELD"を開き、表題作を読んだ。
言わんこっちゃない、語彙がないのでほとんどわからない。
 けれども、剣のように鋭い草を刈る労働者のシーンは、もしかして、Anna Kavan
のアジア体験がもたらしたイメージなのではと、あらぬことを思う。
 この短篇では場所がどことは書かれていないし、イギリスかヨーロッパのどこか、
に感じられるが、アジアの市街地や農地で見かけた、悲惨な最下層の労働者の記憶が
こういうイメージに転化した、とは考えられないかしら?

 こんな調子で読んでいては、文字が消えてゆく白日夢だって見るだろう。文字列を
追いながら、なぜ、わたしはこれらの英単語の発音がほぼできるのか不思議になるし、
そういえば、漢字が書けなくなっているのに、漢字を読むことはまだできるのが不可解
だし、言葉とそれが指し示すモノやコトとの関係が、不安定になっている。


     (ANNA KAVAN "MACHINES IN THE HEAD SELECTED STORIES"
     new york review books 2019)

まだあきらめずに12月17日に続く?~





サイコパスども__呪・滅亡 酢加与死日照/滅亡 亜屁沈臓/滅亡 汚池腐裏子





..... Ads by Yahoo! ........



by byogakudo | 2021-12-13 21:07 | Anna Kavan | Comments(0)


<< 雨のち晴れ      モバイル騒動 >>