2007年 05月 06日
(写真はクリックすると拡大します。) 持ち帰って読んだ「いつか聴いた歌」(和田誠 文藝春秋 77初)、 アメリカのスタンダード・ナンバーはミュージカルスや映画のために 作られた曲が多い。ロックの時代以降のポップスは違うが。 誰の持ち歌なぞという暗黙の決まりはなく、歌い手それぞれが自分 らしく歌うためにアレンジャーの力がものを言うそうだ。 さて、「マイ・ウェイ」という歌がある。いまの人ならシド・ ヴィシャスを、あるいは映画「シド・アンド・ナンシー」でゲイリー・ オールドマンが歌いながら階段を下りるシーンを思い浮かべるかも 知れない。てんで聞いたこともないって可能性もある。 フランク・シナトラが69年に歌って大ヒットしたのを覚えているのは 老人ですが、その老人も原曲がフランス製とは知らなかった。 フランスでの題名は Comme d'habitude 「いつものように」。 作詞がジル・ティボーとクロード・フランソワ、作曲がジャック・ ルヴォーとクロード・フランソワ、歌ったのがクロード・フランソワ。 これをポール・アンカが英語で作詞したのが「マイ・ウェイ」だ そうです。 映画や音楽が大好きで、観まくり聴き倒した人が観ながら聴きながら 考える、曲の構造と作詞との関係や韻の踏み方等、愉しくためになる 一冊だ。 やっと連休が終る。やれやれ。静かな店内で、たまたま本の山から 見つけた「若草の祈り」(E.ネズビット 角川文庫 71初)を読んでいる。 じつは初読。
by byogakudo
| 2007-05-06 13:59
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