猫額洞の日々

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2017年 08月 22日 ( 1 )


2017年 08月 22日

(4)H・R・ウェイクフィールド/鈴木克昌 他訳『ゴースト・ハント』読了

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~8月18日から続く

 非常にどうでもいいことだけど(どうでもいいから却って気になる
のだけど)、倉阪鬼一郎 訳『不死鳥』で、ついに、

<キャノピーはここでいつの日か災難に見舞われるかもしれない。 
 十分起こりうることだ(タローカードでも「塔」は凶兆である)。>
(p369-370)

__"タローカード"表記! タロットカードじゃない! あんなに
都筑道夫が、"タロー"であって"タロット"ではないと力説(?)して
いたのに、長年改められることのなかった"タローカード"、ついに
出現!
 これもパソコン普及以来の近年の、原音表示傾向の影響だろうか。
なんにしても、めでたいと、個人的に言祝ぐ。

 家や場所に怪しい気配がある。感受性の強い人が惹き寄せられ、
傍目には狂気に陥って自滅するようなパターンの、さまざまなヴァリ
エーションがウェイクフィールドの作風だと思う。物の怪は音や振動
で存在を示すが、姿は三次元のリアル描写ではなく、気配として
間接的に描かれる。
 それでも強烈な力を発揮するのだが、最後に収録された『蜂の死』
になると、とうとう、物の怪が実体化して、感受性の強い人だけでなく
周囲の人々にも影響する。近年の(といってもスティーヴン・キング__
読んでない__等が頭にあるので、少なくとも40年以上の歴史をもつ)
ホラー小説に近づいている。体力派ホラーと、わたしは呼ぶが、ウェイク
フィールドでは、近づいてはいても、そこまでではない。

 間接的な描き方では伝えきれない時代になった、ということかもしれない
けれど、直接性が、それほど信頼(?)できる手法だろうか。
 スプラッタ・ホラーと爆音が理解できない。ぎりぎりまで接近したいと
いう欲望は分かるが、ヒトは言葉でできているので、表現を放棄することは
できないし...。

     (H・R・ウェイクフィールド/鈴木克昌 他訳『ゴースト・ハント』
     創元推理文庫 2012再 帯 J) 



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by byogakudo | 2017-08-22 16:10 | 読書ノート | Comments(0)