猫額洞の日々

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2018年 03月 08日 ( 1 )


2018年 03月 08日

ヨーゼフ・クライナー/安藤勉 訳『江戸・東京の中のドイツ』読了

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 写真は、3月4日の石原1丁目、解体現場。

 明治時代の御雇外国人だったらドイツ人は沢山いるけれど、
江戸時代に?、と思って読み出すと、『原著序文』に説明が
あった。

 日本とヨーロッパが交渉を始めた頃とは、神聖ローマ・ドイツ
帝国の時代だ。
 1648年、ウェストファリア条約でオランダが独立した後も、

<江戸期を通じ、依然として数多くのドイツ人がオランダ東インド
 会社を経由して日本に達していた。また、そもそもオーストリアは、
 スペインのハプスブルク家を介して日本とは最初かつ親密な関係を
 結んだ。たとえばルドルフ二世は、徳川家康から少なからぬ武具を
 贈呈されている(いっぽう、家康が1600年の関ヶ原の決戦にのぞんで
 鎧(よろ)っていた西洋の甲冑の由来はまだわかっていない)。
 [略]
 このささやかな本のなかでは、しばしばオランダ人とオーストリア人に
 関しても主人公として言及される[略]。>(p8-9)

 だから、オランダ人であるヤン・ヨーステンから始まり、ドイツ出身の
オランダ商館員、ハンス・ヴォルフガング・ブラウンによる大砲の鋳造、
『第三章 日本橋長崎屋に止宿したドイツ人__ワーヘナールと有田磁器
の輸出__』などなど、知らない人や事柄がほとんどの、近世・近代史を
読む。概説的にいちど読んだだけでは覚えきれない。

 神聖ローマ帝国というのが在ったと、ようやく思い出したが、神聖ローマ
帝国とEUとは、関係があるのか、ないのか。分からない。
 地続きの大陸で、大抵は自然の地形を元にして人工的に引かれた国境線の
ある国々、というのが、自意識を欠きやすい島国に生まれ育った身に、理解
可能なのか、といったら、骨身に沁みる理解なぞできよう筈がない。

 国境線があるとは、つねに自分の帰属と、他者のそれとを明確にせざるを
得ない状況であり、種村季弘『ぺてん師列伝 あるいは制服の研究』を思い出す。


     (ヨーゼフ・クライナー/安藤勉 訳『江戸・東京の中のドイツ』
     講談社学術文庫 2003初 J)





呪 亜屁沈臓/呪 汚池腐裏子/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/呪 吐爛腐・夷蛮禍/

 安保関連法(こと戦争法)の本会議投票行動(PDF)東京都の
安保関連法(戦争法)に賛成した議員名


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 小池百合子氏 日本会議“本流”から外れた愛国者

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 上記のPDF





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by byogakudo | 2018-03-08 20:37 | 読書ノート | Comments(0)