猫額洞の日々

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2018年 04月 09日 ( 1 )


2018年 04月 09日

(2)パトリシア・ハイスミス/小尾芙佐 他・訳『風に吹かれて』三篇目まで

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~4月8日より続く

 予想に反して化け物譚ではなく、日常生活に潜む恐怖譚、
パトリシア・ハイスミスの方を昨夜は読んだ。第二篇『ネット
ワーク』(榊優子 訳)なぞ、一見"美談"に内包される悪が見事に
語られる。

 今ならSNSつながりだろうが、1976年に書かれたので、ツール
は固定電話だ。ニューヨークに住む仲間たちの電話ネットワーク話
で、小説は、フランという目下、休業中の女性の視点で語られる。

 彼らは実際に顔を合わせるパーティもやるが、それに加えて毎日、
互いに電話連絡を取り合う。親戚でも何でもない、誰かの友人である
ことから始まった、年齢・性別・職業さまざまな、ミニ共同体だ。
 独立した暮しをしながら、友だちに気軽にちょっとした頼み事ができて、
都会暮らしの不便が解消される。そこだけ聞くと、なかなかいい関係だ。
 
 彼らの狭いネットワーク内では情報はすぐに共有される。仲間のひとりの、
若い甥、グレッグが家具デザイナの仕事を求めてニューヨークに出てくる。
 当然、フランほか、ネットワーク仲間に紹介される。青年は独力でやりたい
からと、助力を断るが、結局、彼ら、都会生活の先輩たちのツテを頼るしか
仕事を得られなかった。
 それを知ったフランは、早速、ジャイミイという友人に電話する。
< 「[略]グレッグもとうとうわたしたちの仲間に加わったみたい......そうよ、
 ほんとにすばらしいじゃない?」>(p52)

 という台詞で物語が終り、善意の共同体は同時に、いつも共有さるべき
新たな情報や仲間を貪欲に求め続ける、蜘蛛の巣状のネットワークでもある
ことが露わにされる。
 絆とは軛のことだと、また強調したくなっちゃう。


     (パトリシア・ハイスミス/小尾芙佐 他・訳『風に吹かれて』
     扶桑社ミステリー文庫 1992初 J)
 
4月10日に続く~



 太田允・理財局長が森友学園事件で口裏合わせをしたことを認めたら、
西田昌司(自民党・参議院議員)が、理財局長を罵倒した。
 wikiによれば西田昌司は、
<2013年12月6日に日本文化チャンネル桜が配信した動画によると、
 特定秘密保護法案反対運動について「彼らは日当が出ているからデモ
 するんですよ」と発言した[58]>。
 そういう手合いか。

 非難さるべきは安倍晋三と安倍昭恵なのに、内閣人事局に軛をかけられた
役人に主責任を転嫁して、(安倍昭江もちょこっと叱ってみせるが)結局、
安倍晋三・独裁政権を続けさせようとする、おべっか使いの下衆男だ。
(「恥ずかしい…」理財局長謝罪 自民議員「ばかか!」)

 安倍昭恵については公明党代表・山口那津男が苦言を呈していたが、
いまさら何を言う。延命策に必要だから言ってるのが見え見え。



呪 亜屁沈臓/呪 汚池腐裏子/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/呪 吐爛腐・夷蛮禍/

 安保関連法(こと戦争法)の本会議投票行動(PDF)東京都の
安保関連法(戦争法)に賛成した議員名


 共謀罪強行成立記念! 安倍政権の暴挙を忘れないために振り返る
「共謀罪トンデモ答弁・暴言録」


 【票を入れるな危険】日本会議所属の都議候補一覧

 小池百合子氏 日本会議“本流”から外れた愛国者

 「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動

 上記のPDF





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by byogakudo | 2018-04-09 21:03 | 読書ノート | Comments(0)