猫額洞の日々

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2018年 09月 03日 ( 1 )


2018年 09月 03日

(2)盛口満『僕らが死体を拾うわけ』読了

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~8月31日より続く

バス停前の歩道を、長いミミズが這っている。自転車もよく通る
ので、早く縁石まで行かないと引かれちゃうよと、S と見ていたら、
どうやら到着。もう一匹は、歩道の真ん中で死んで丸く乾いていた。

 哺乳類以外の動物に、あまり関心が持てないし、さわれない__
見ることはできる__のだけれど、こういう本を読んでいると、
たしかに視界が変わる。

 大自然はおろか、いわゆる普通の自然にも、あまり反応できない。
庭木や道端の植栽など、ヒト手の入った自然なら目が行く。ヒトが
作ったモノに目が行きやすい質なので、書かれた本を面白がって
読むだけになるが、たとえば、モグラの一種であるヒミズ(ミミズを
エサとする)の死体が春に多いのは、なぜだろうと著者は考える。
 繁殖期で行動範囲が広がるからだろうかと思って、本を調べる。
同時に、気長にデータの蓄積(つまり、生徒がヒミズの死体を拾って
くる)を待つ。
 さらに、ヒミズとモグラの形態上の差異を観察し...、考察や観察の
範囲は、いくらでも広がり、深まる。話は鯨の耳の骨(頭骨から分離
している)に広がる。
 
 著者があれこれ観察して考察するのは、

< 僕にとって、それは推理小説を読むようなものなのだ。資料の
 断片をつなぎ合わせ、犯人をつきとめていく。
  僕は、生物を見ることの面白さは、そこのところにあると思う。
 そして、クジラの耳の骨のルーツが学者にとってすでにわかり
 きったことであっても、かまわない。僕にとっては、生れて初めて
 出会うワクワクした問題なのだから。
  推理小説だって、他の人が結末を知っていたって、自分さえ
 知らなければワクワクして読み進むことが出来る。[略]
 生物はこの地球上に150万種以上いる。つまり、読むことの
 出来るストーリーは150万以上あるのだ。これは決して飽(あ)
 きることのない遊びだ。>
(p130-131 『パート2 僕らが死体を拾うわけ』)

 彼の生徒たちの中からは、ドイツで標本士になった男性、大阪で
「なにわホネホネ団」活動を始めた女性が出た。ホネサミットの話は、
素人魂@いたちょで読んだなあ。


     (盛口満『僕らが死体を拾うわけ』 ちくま文庫 2011初 J)

(1)盛口満『僕らが死体を拾うわけ』
(2)盛口満『僕らが死体を拾うわけ』





呪 亜屁沈臓/呪 汚池腐裏子/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/呪 吐爛腐・夷蛮禍/

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 上記のPDF





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by byogakudo | 2018-09-03 15:54 | 読書ノート | Comments(0)