猫額洞の日々

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2018年 09月 10日 ( 1 )


2018年 09月 10日

森茉莉付近(53)吉行淳之介『やわらかい話 吉行淳之介対談集 丸谷才一 編』より

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 むかし角川文庫から吉行淳之介の対談集が何冊も出ていた。
『恐怖対談』とか『軽薄対談』とか。かなり、あるいはほぼ全部
読んで、すべて店で売った。どれも軟派で哀しみがあって、それ
ぞれに面白かったと覚えている。

 この講談社文芸文庫版は、丸谷才一・セレクションだ。それらの
対談の中から文学に関わる話が精選されている。

 和田誠が、『恐怖対談』中に登場して、ときに口を挟む"同席の
男性"だと初めて知ったが、森茉莉の名前が、巻末の、和田誠/
丸谷才一『あとがき的対談』にちょっと出てくる。

丸谷 [注:吉行淳之介は]奇人、変人が趣味なんですね。
 森茉莉さんなんか大好きでしょう。
 和田 ああ、森茉莉さんが「週刊新潮」に不思議な連載を
 されてて、その話はよくされてましたね。今回はだれが登場
 するって、非常に興味があったみたいですね。
 丸谷 僕は森茉莉さんの書くものに理解力、鑑賞力がないん
 だな。どうもピンとこない。こういうところが僕と吉行淳之介
 は違うところだなあと思った。
 和田 吉行さんは、それが随筆としてどうだというよりも、登場
 してくる人物を、森茉莉さんがどういうふうに考えてるかとか、
 何か悪口を書いてる森茉莉さんがその人にどんなひどい目に
 あったかとか、そういうことに関心があったんじゃないかしら。
 丸谷 変わった人物であればそれでもう満足なんですね(笑)。
 作品じゃないんですよ、たいていの場合に。そこんところは、
 うーん、どう言ったらいいのかな、僕は人物の面白さっていう
 のは鑑賞力がないんだな(笑)。>(p327-328)

 根拠はまったくないけれど、森茉莉と丸谷才一とは相性が悪そう
に思う。どちらも互いに相手に対して否定的だったのではないかって
気がする。
 森茉莉は丸谷才一がお洒落じゃないと感じていたのではないか、
また彼の顔が嫌いだったのじゃないかと思う__と、妄想的に思う。


     (吉行淳之介『やわらかい話 吉行淳之介対談集 丸谷才一 編』
     講談社文芸文庫 2001年4刷 J)





呪 亜屁沈臓/呪 汚池腐裏子/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/呪 吐爛腐・夷蛮禍/

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by byogakudo | 2018-09-10 20:26 | 森茉莉 | Comments(0)