猫額洞の日々

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2018年 10月 29日 ( 1 )


2018年 10月 29日

古本市('18/10/28)、ありがとうございます!

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 昨日の喫茶[ε]での古本市は天候にも恵まれ、盛況に終了。
 お客さまたち、出品者の皆さん、主宰者・秦レンナさん、会場を提供し、
運営に気を配ってくださる喫茶[ε]の手塚真梨子さん、皆さんに感謝を申し
上げます。
 どうもありがとうございます! すてきな一日でした。

 思い出せるだけ時系列にレポートすると、11amには出品者が揃い、各自
の棚をつくる。お客さまに配るzine([ε]で写真展開催中のmisaさんの写真
も同封)を封筒に入れ、準備が整う。12pm、会場。

 少しずつ、絶えることなく、お客さまの入場。向かいの新渡戸文化学園と、
喫茶[ε]・手塚さんの出身校である女子美大で文化祭が行われているので、
人が大勢、目の前の細い道を通っていく。ふだんは静かな住宅地なのだ。

 ママ猫の古本やさんに初めてお目にかかる。
 渋めで煮染めたようなラインナップの猫額洞・棚を見て、「好きです」と
おっしゃる。
 「いや、ガーリー(な好み)がよく分らなくて、おじいさんの本みたい
なのが好きなもので」
 「わたしも自分の好きなものばかり並べると、とても地味になって
しまうのです」と。
 あとで、どなたからだったか、趣味が合うと思ってましたと言われる。
 そう、世の中には好みの本のラインがほとんど重なる他者が存在する。
 
 本は基本的に複数冊つくられ、流通する。ただひとりの読者しか持たないで
あろうとは、想定されていない。だから本が流れゆく現場では、こういう出会い
が起きる。
 夕方近く来てくださったご夫妻とも、そういう会い方だった。店にグラフィック
系の本を多数売りに来てくださり、その度に、もしこれらの本を古書展で見かけ
たら、即買いの本だと思ったのだった。

 店主・手塚さんの兄上、落語家の 謹ちゃく さん来店。ささっと着物に着替えて、
表で呼び込み口上と、外郎売り・口演! 古本市が盛り上がる。

 開場して間もないころ、かつてのお客さまからiPhoneにかかってきた。モバイル
を持ち慣れていないので、自分のポケットで鳴っているのに気がつくまで時間が
かかる。

 一條裕子という漫画家の本がどっさりあって、誰かもらってくれないか、と仰る。
 背中のリュックと腕のバッグに20冊強?、さらに出品者・全員への差し入れ
まで持ってきてくださった。
 秦さんが急いで"TAKE FREE"と紙に書いて、表に並べる。しばらくして通り
かかった女性が、
 「これ、ほんとにもらっていいんですか?」

 夜、閉める時間には5冊を残すのみ。1冊は駄々猫舎さんがもらい、わたしの
手元に、『2組のお友達。橙の本』と『同 緑の本』、『必ずお読み下さい。』と
『スワンパン』。

 すみません、「まず、あなたに読んでもらいたいんだけど」と仰っていた『阿房
列車』、真っ先に消えてしまいました。
 差し入れの大福、古本市が終ってから、みんなでいただきました。おいしかった
です、ごちそうさま!__食べ物のお礼を書こうとすると、いつも円谷幸吉の遺書
が頭に浮ぶのを、なんとかしたいが、どうすれば?

 この方と前後して、女性客がいらっしゃる。なんと、銀座の喫茶店・ミモザ
の娘さんだ! 
 ご無沙汰してしまってと、恐縮していたら、彼女は高校まで女子美の附属に
いらしたそうで、ひさしぶりの母校訪問でもあるらしい(少し安心)。
 ミモザのマダムは、居抜きでやってみない? と言われて、そのまま、いきなり
喫茶店経営を始められたと、話してくださる。1964年から初めて、今年で54年。
このところ腰を痛められているそうで、心配。どうか、あまり無理をなさらないで
(と周りで思っても、お店に立つのがマダムのライフスタイルだ。無理のない形
で続けてくださったら、と願う)。

 夕方、寒くなってきたころ、I 青年。ちょうど S も写真を撮りにいっていた
神楽坂から帰ってきた。わたしはお昼を食べていなかったので、6時の古本市
終了時間に戻るつもりで、三人で出る。
 ここで大失敗をしてしまった。モバイルを持っているのだから、手塚さんや
秦さんに番号を伝えて出ればよかったのだ。持ちつけないので、それをすっかり
忘れて出ていた間に、いらした方があった。
 申訳ありません...。

 たのしかった一日に大きな後悔を加えて部屋に戻る。
 お会いできた皆さんに、お会いできなかった方に、感謝とおわびを申上げたい。

[同日追記:
 古本市で買った本;ミシェル・ウエルベック『闘争領域の拡大』(河出文庫)、
『ロラン・バルト モード論集』(ちくま学芸文庫)、Renna Hata『MOON』。

 古本市で残った本;
100円;
更科源蔵『北海道の旅』(新潮文庫)、入江相政『日日是好日』(中公文庫)、
池島信平『雑誌記者』(中公文庫)、夏堀正元『風来の人』(文春文庫)、
梶山季之『のるか そるか』(集英社文庫)、『カポネ大いに泣く』(角川文庫)、
長谷川洋子『サザエさんの東京物語』(文春文庫)、辻村ジュサブロー『人形
曼荼羅』(中公文庫)、安部公房『死に急ぐ鯨たち』(新潮文庫)、

ガリコ『ハリスおばさん国会へ行く』(講談社文庫)、ブレット・ハリデイ
『死の配当』(ハヤカワ・ミステリ文庫)、アーウィン・ショー『小さな土曜日』
(ハヤカワ文庫)、リチャード・マイルス『雨にぬれた舗道』(角川文庫)、
サマセット・モーム『秘密諜報部員』(創元推理文庫)、シーリア・フレムリン
『泣き声は聞こえない』(創元推理文庫)。

200円;
三國一朗『肩書きのない名刺』(中公文庫)、斎藤美奈子『あほらし屋の鐘が
鳴る』(文春文庫)、石川喬司『エーゲ海の殺人』(旺文社文庫)、

トマス・マクスウェル『キス・ミー・ワンス』(二見文庫)、H・C・ベイリー
『死者の靴』(創元推理文庫)、ロバート・ブロック『サイコ』(ハヤカワ文庫)、
サマセット・モーム『コスモポリタンズ』(ちくま文庫)。

300円;
片岡義男『彼女が演じた役』(中公文庫)、立川談四楼『シャレのち曇り』
(PHP文芸文庫)、『江口寿史の正直日記』(河出文庫)、『看板物語』(ちくま
文庫)、重森完途『庭の美しさ』(教養文庫)、

カリエール『ぼくの伯父さんの休暇』(中公文庫)。

400円;
若桑みどり『戦争がつくる女性像』(ちくま学芸文庫)、『都電荒川線各駅
停車』(カラーブックス)。

 ポケミス少々と単行本少々の残存記録は明日、気が向いたなら。]





呪 亜屁沈臓/呪 汚池腐裏子/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/呪 吐爛腐・夷蛮禍/

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 上記のPDF





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by byogakudo | 2018-10-29 17:52 | 雑録 | Comments(0)