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猫額洞の日々

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2019年 05月 21日 ( 1 )


2019年 05月 21日

(2)丸谷才一 編『世界スパイ小説傑作選1』ちゃんと読了

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~5月20日より続く

 『傑作選1』をほとんど読んで、あとはシャーロック・ホームズと
知らない作家だけだから、もういいかな、なんて思っていたら、最後
に収められた、スティーヴン・リーコック/常盤新平 訳『あるスパイ
の暴露』の、かっこいいこと!
 うっかり見逃すところだった。

< 「スパイ」という名前を聞いただけで、思わず身体が震えて
 くるような不安を感じる人が多い。わたしたちスパイは、じつの
 ところ、身震いされることにすっかり慣れている。ホテルに着いて、
 わたしたちがスパイと記入するたびに、見なれた光景ではあるが、
 フロントをはじめ、ホテルの従業員のあいだに恐怖と戦慄が走り
 抜ける。>(p272)

__という、ひとをくった冒頭から分かるように、徹底的にスパイ小説
のパロディだ。

 語り手であるスパイの上司の名前が、フィッシュ・フォン・ゲシュテルン
男爵と、冗談があからさまだが、その男爵から、007風のスパイ活動を
繰り広げるよう、指令を受けるシーンの会話のやり取りなぞ、いいなあ。

 スティーヴン・リーコックを検索したら、「ミステリマガジン」や
各種短篇集に、あれこれ収録されているようだが、翻訳された分だけ
でもまとめて、文庫版『スティーヴン・リーコック選集』を出して
くれる出版社はないかしら、翻訳権の再取得などが大変過ぎますか? 
 学者の余儀らしい、のんきさと、とぼけっぷりのブレンドが好もしい
のだけれど、パンチには欠けるから、だめですか?

 怪奇小説だったら、コアなファンが望めるけれどユーモア小説では...、
でも、ほら、小沼丹『黒いハンカチ』だって、出したことで、新しい若手
の読者がついたのではありませんか? 新規読者を開拓しましょうよ、
好きになれない言葉だけれど、"ほっこりする上質のユーモア・ミステリ"
とか銘打っちゃって?


     (丸谷才一 編『世界スパイ小説傑作選1』 講談社文庫 1978初 J)

(1)丸谷才一 編『世界スパイ小説傑作選1』
(2)丸谷才一 編『世界スパイ小説傑作選1』





サイコパスども__
滅亡 亜屁沈臓/滅亡 汚池腐裏子/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/滅亡 吐爛腐・
夷蛮禍/

 安保関連法(こと戦争法)の本会議投票行動(PDF)東京都の
安保関連法(戦争法)に賛成した議員名


 共謀罪強行成立記念! 安倍政権の暴挙を忘れないために振り返る
「共謀罪トンデモ答弁・暴言録」


 【票を入れるな危険】日本会議所属の都議候補一覧

 小池百合子氏 日本会議“本流”から外れた愛国者

 「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動

 上記のPDF





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by byogakudo | 2019-05-21 15:13 | 読書ノート | Comments(2)