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猫額洞の日々

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2019年 07月 03日 ( 1 )


2019年 07月 03日

(1)鏑木清方『こしかたの記』も読み始める

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 『シルトの岸辺』を横目で見ながら、鏑木清方の自伝、
2巻に分かれた中公文庫版の1巻目にも取りかかる。

 先に読んだSによれば、鏑木清方が移り住んだ、都内の
箇所箇所が、歩いて知っている、好きな町なので、明治や
大正のころの、その土地の様子が窺われていいのだが、
清方は画人であるので、画壇の動きも"こしかた"のひとつ
として詳細に記述される。

 ところが読む方は日本画家も(それをいえば日本の洋画家も)
画壇のことも、何も知らない。なじみのない固有名詞と、画壇
ムーヴメントの記録が、かなりの部分を占めているらしく、読む
のが捗らなかったそうだ。

 第一章というのか、第一話というのか、『発端』と題された章の
冒頭を引用__

< 今のような高層建築のまだ無かった時分には、地平線につづく
 大空を東京の何処からでも見ることが出来た。その広々とした空
 を映して、さのみ大きくはないけれど、満々と水を湛えた池に臨む
 小座敷に、半白の髪をざんぎりにした老女が、傍近く積み重ねた
 草雙紙を次々に取りあげて、うしろ紐の男の子に絵解をしてきかせて
 いる様子を、私は遠い昔の幻に懐(いだ)いて、ともすれば思い出す
 ことがある。>(p7)

__単行本の出たのが1961年だが、とても映画的な書き方だ。
大空を撮っていたカメラが急に視点を下げ、庭と池のある町家に
フォーカスし、庭側から室内にいる、老女と少年の様子を見せる。
 画家らしい、記憶の絵でもある。

 文体も、
"[略]様子を、私は遠い昔の幻に懐(いだ)いて、ともすれば思い出す
 ことがある"は、かなりバタくさい表現といえるのではないか。

 江戸の名残と、文明開化の空気がミックスした時期と場所に恵まれた
少年時代。モダーニストとしての鏑木清方像を読むことになるだろうか。


     (鏑木清方『こしかたの記』 中公文庫1976再 J)

8月11日に続く~





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by byogakudo | 2019-07-03 21:15 | 読書ノート | Comments(0)