人気ブログランキング |

猫額洞の日々

byogakudo.exblog.jp
ブログトップ

2019年 07月 11日 ( 1 )


2019年 07月 11日

(1)フェリスベルト・エルナンデス/浜田和範 訳『案内係』を読み始める

e0030187_21343717.jpg













 ラテンアメリカ文学の遅れてきたファンだけれど、さらに、じつを
いうと、ボルヘスが苦手なラテンアメリカ文学ファンだ。

 なんとなく入れないボルヘス。ちょっと読みかけて、えらいんだろう
なって感じはする。だが、偉大なものを敬遠したがる、わたしの性が
邪魔をして、読み終えることができない。
 大きなものを直視する体力がないのだろうか。ひねこびたマイナー・
ポエット愛好趣味で脂下がりたがる(?)軽薄さが、偉大なものから
わたしを遠ざけるのか。

 フェリスベルト・エルナンデスは軽やかに奇妙である。だからって、
真摯じゃないことにはならない(読み手であるわたしが、たんに軽薄
なのだ)。

 2、3篇読んだ。奇妙な味と呼ばれる大抵の妙な話は、奇妙な味なりの
方向性をもつ。それなりの落着き先をもっている。結構が整っている。
 ところがフェリスベルト・エルナンデスは、そういうジャンル小説では
ない。あんまり奇妙過ぎて、途中では、話の行方が見定められない(全篇
読み終わったら、ねちねちと小説の構造を考えてみたいが、手に負える
だろうか)。あっけにとられるようなストーリー・テリングだ。
 うっすらした哀しみみたようなものは通底しているようだが。

 『訳者あとがき」を読んだら、フェリスベルト・エルナンデスはジュール・
シュペルヴィエルに支持されたそうである。

< [略]彼を庇護する一方シュペルヴィエルは、[略]ロジェ・カイヨワに
 フェリスベルトの作品を推挙し、彼の短篇作品が『スール』『ブエノス
 アイレス年報』といった、ボルヘスも関わるアルゼンチンの主要文芸誌
 に掲載されるようになる。もっともボルヘスは、作家としてのフェリス
 ベルトを毫も評価しなかった__「フェリスベルトは酷かった」との評が、
 ビオイ・カサーレスの回想録に残されている__。他方フェリスベルトの
 側も作家ボルヘスには何の興味も示さなかったようで、[略]彼の書簡集
 でボルヘスに言及しているのは、自作を掲載してくれる編集者としての
 "Borjes"に触れた一文(しかもビオイと混同している)と、仏『フィガロ』
 紙で自分の名前がシュペルヴィエルやボルヘスと並び挙げられていると
 述べる一節のみである。>(p288)

 (そうか、ボルヘスを補助線にフェリスベルト・エルナンデスを考える、
というのは?)


     (フェリスベルト・エルナンデス/浜田和範 訳『案内係』
     水声社 2019初 帯 J)

7月12日に続く~





#人間やめますか、自公維に投票し続けますか?

サイコパスども__
滅亡 亜屁沈臓/滅亡 汚池腐裏子/呪 共謀罪=ネオ治安維持法/滅亡 吐爛腐・
夷蛮禍/

 安保関連法(こと戦争法)の本会議投票行動(PDF)東京都の
安保関連法(戦争法)に賛成した議員名


 共謀罪強行成立記念! 安倍政権の暴挙を忘れないために振り返る
「共謀罪トンデモ答弁・暴言録」


 【票を入れるな危険】日本会議所属の都議候補一覧

 小池百合子氏 日本会議“本流”から外れた愛国者

 「共謀罪」法 衆参両院議員の投票行動

 上記のPDF





..... Ads by Excite ........

by byogakudo | 2019-07-11 22:16 | 読書ノート | Comments(0)