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猫額洞の日々

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2019年 07月 30日 ( 1 )


2019年 07月 30日

(2)グリーン/氷川玲二 訳『もうひとりの自分』もう少し

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~7月28日より続く

 主人公、アンドルーズは善の側に、この場合は密告者
として検察側に就き、証言台に立つ。けれども検察側の
不手際で、被告の密輸業者たち(アンドルーズが裏切った、
かつての同僚たち)は無罪、釈放される。

 どこかへ身を隠さなければならない。彼をかくまってくれ、
善の側に就くよう勧めた娘、エリザベスにまで危難が及ぶ
だろう。彼女にも逃げるよう、勧めに戻らなければ。

 不安定で優柔不断、臆病者を自認する(自認し過ぎる)
アンドルーズは、自分にも(正しい側に沿った)行動が可能
であることが信じきれない。

< けっきょくのところひとりの人間の人格は、彼が他人の
 まえで演じている夢によってではなく、その肉体と、人目
 につかない行動とによって評価すべきではないだろうか? 
 親父は部下たちにとっては英雄であり王者であり、勇気と
 指導力のある人間だった。アンドルーズは真相を知って
 いた__弱いものいじめで、妻を殺し息子をだめにして
 しまった男。それにおれだって、とアンドルーズは思った。
 おれだってほかのどんな人間にもまけないくらい立派な夢を
 もってるんだ。清らかさとか、勇気とか、そのほかいろいろ。
 しかしおれの人格は、罪をおかす臆病なこの肉体によって
 評価されるしかない。
 [略]
 人間というものはたぶん少年時代か、とにかくもう忘却の
 かなたにある時代に、よかれあしかれ自分の夢を選んでいる
 のかもしれない。とすれば、たとえその夢を裏切ることになっ
 ても、身のほど知らずな夢を抱いたということだけは多少とも
 評価されていい。夢は可能性であり、人格の投影であるから、
 思いがけないときにそれがとつぜん支配力を発揮し、一瞬の
 あいだだけでも臆病者を英雄にかえてしまうかもしれない。>
(PP224-225)

 アンドルーズの内向は、父なるイギリスが世界の富を占めて
いた時代に翳りが見え始めていることの現れだ。
 

     (グリーン/氷川玲二 訳『もうひとりの自分』
     集英社文庫 1978初 J)

7月31日に続く~





#人間やめますか、自公維+国民民主+N国に投票し続けますか?

サイコパスども__
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by byogakudo | 2019-07-30 21:01 | 読書ノート | Comments(0)